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犬の伊勢参り の商品レビュー

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36件のお客様レビュー

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2025/11/23

江戸時代、犬が単独でお伊勢参りをしていたという、現代人としてはにわかには信じがたい歴史上の「事実」について書かれた本だが、読み終わってみれば、なるほど確かに犬もお伊勢参りをしていたんだなと納得できる内容だった。 江戸時代の犬事情や、突発的にはじまる「抜け参り」という、何十年かご...

江戸時代、犬が単独でお伊勢参りをしていたという、現代人としてはにわかには信じがたい歴史上の「事実」について書かれた本だが、読み終わってみれば、なるほど確かに犬もお伊勢参りをしていたんだなと納得できる内容だった。 江戸時代の犬事情や、突発的にはじまる「抜け参り」という、何十年かごとに全国からお伊勢さんに人が殺到するブームについてまとめてあり、歴史系雑学読み物としてかなり面白い。 昔は犬と人の距離感が違ったようだ。地域猫ならぬ、地域犬のような感じでそこらじゅうにいたらしい。付近住人が餌や残飯をやって、犬は犬で自主的にその地域を守っていたのだという。インドなんかは今でもそんな感じなので、あれがかつての日本なのかと改めて面白かった。昔は当たり前のように柴犬とか秋田犬のような可愛い日本犬がウロチョロしていたと想像すると心底羨ましい。

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2025/10/22

2025/10/21 結構前からこの本を欲しいと思っていたのですが10年以上前に発行された本だったので入手するのに苦労しました。 新品ではどこも扱っておらず、通販でようやく見つけられたので即購入。 タイトルにある通りの内容ですがものすごく面白い歴史の着眼点で、こういう本の中に歴史...

2025/10/21 結構前からこの本を欲しいと思っていたのですが10年以上前に発行された本だったので入手するのに苦労しました。 新品ではどこも扱っておらず、通販でようやく見つけられたので即購入。 タイトルにある通りの内容ですがものすごく面白い歴史の着眼点で、こういう本の中に歴史の面白さがあるんじゃないかなぁと思う一つのテーマ史だと思います。 古代において犬は穢れとされて神社のような神聖な領域には入ることが許されなかった時代がありました。犬に関する何か出来事が神社の中で起きただけで天皇をも巻き込むパニック沙汰になったという記録が伊勢神宮に残っていることは全然知らなかったし、古代の人たちがそこまで占いや怪奇現象と言った類のことを信じていたんだなあということも分かります。 それが江戸時代になると犬単体で伊勢神宮にお参りする姿を多くの人が見かけて記録に残るようになって行きました。 その間の変化にはどんな変遷があったのかということを地方の犬に関する様々な資料や史実をもとにしながら解読して推察していく内容です。 教科書を勉強しただけでは分からない動物たちの歴史に迫ることができてとても面白いのと、犬が単体で伊勢神宮へ行って帰ってくるというのはなぜ成し遂げられたのかというカラクリ?も読み進めていくと「なるほど」と思えることが非常に多くあり、江戸時代の人々の犬をはじめとした動物たちとの関わり方や感覚の違いも知ることができます。

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2025/10/16

面白い 犬の伊勢参りなんて全く知らなかった 事実としてあるが、要は偶然を人々が面白がり犬と不思議とでかい神社が好きな善意の人々が作り出したものと言ってもいいのかも 出禁の松尾芭蕉、「不思議」を演出する愉快犯、犬VS伊勢神宮、舟での犬追放、司馬遼太郎に「筆がすべったものだ。司馬も間...

面白い 犬の伊勢参りなんて全く知らなかった 事実としてあるが、要は偶然を人々が面白がり犬と不思議とでかい神社が好きな善意の人々が作り出したものと言ってもいいのかも 出禁の松尾芭蕉、「不思議」を演出する愉快犯、犬VS伊勢神宮、舟での犬追放、司馬遼太郎に「筆がすべったものだ。司馬も間違える時は間違える」とバッサリ言う著者、広島の放し飼いの豚、勘違いで伊勢参りさせられちゃう犬、里犬の消滅

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2025/09/18

犬が宮内に入ることを穢れとして禁じていた江戸時代の伊勢神宮に、なぜ全国から犬が伊勢参りに訪れることができたのか。 その謎を解き明かしながら、犬と伊勢神宮、伊勢神宮に関わる人々、伊勢神宮にお参りしたいと願う人々の想いが一体となった歴史の面白さに夢中で読んだ。 やはりいつの時代も犬が...

犬が宮内に入ることを穢れとして禁じていた江戸時代の伊勢神宮に、なぜ全国から犬が伊勢参りに訪れることができたのか。 その謎を解き明かしながら、犬と伊勢神宮、伊勢神宮に関わる人々、伊勢神宮にお参りしたいと願う人々の想いが一体となった歴史の面白さに夢中で読んだ。 やはりいつの時代も犬が好きな人はいたんだなと。伊勢参りをする犬を敬い大切にする、心ある人の気持ちに少し感動した。犬は可愛い。その想いを逆手に取って商売する人の賢さも楽しい。 犬の伊勢参りのおおらかさ、面白さは現代の日本にも残っていてほしい風習なんじゃないか。

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2025/08/23

江戸時代の犬と現代の犬とでは、飼われ方も違うし随分人との関わり方も違った。それらを理解すると、犬の伊勢参りは実際に有ったと信じる事が出来る。この話を信じるか、信じないかは貴方次第!

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2025/07/22

江戸時代、人間の代わりに、犬がはるばる伊勢まで行き、神宮に参ってお札をもらい、無事に帰還した。「はじめてのおつかい」の犬バージョン。そんなの不可能と思いきや、ところがどっこい、出会う人たちがみな親切にしてくれた。札をつけてくれる、お金をくれる、食べ物をくれる、宿泊の手配をしてくれ...

江戸時代、人間の代わりに、犬がはるばる伊勢まで行き、神宮に参ってお札をもらい、無事に帰還した。「はじめてのおつかい」の犬バージョン。そんなの不可能と思いきや、ところがどっこい、出会う人たちがみな親切にしてくれた。札をつけてくれる、お金をくれる、食べ物をくれる、宿泊の手配をしてくれる、道案内をしてくれる。その結果、犬は無事に任務を完遂した。読みながら、少し感動する。 しかし明治に入ると、洋犬と洋犬文化(所有・飼育・管理の文化)が入ってくる。それと同時に、犬の伊勢参りはパタリと止む。伊勢神宮も、明治政府によってより神格化され、犬が立ち入れるところではなくなった。 諺「犬も歩けば棒にあたる」についての解説が興味深い。明治に入ると、警官が警棒をもち、悪さをする犬を取り締まるようになった。犬からすれば、なにかへんなことをするとすぐ警棒でぶたれる、ならばおとなしくしていたほうがよい。なるほど、筋が通っている(いまは「棒」を幸運の意味にとる人が多いけれど)。

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2024/03/02

我が家の愛犬空、ミニダックス、の頭を撫でながらこの本を読み進めた。 伊勢参りをする犬の話はどこかで聞いたことがあったが、詳しい内容についてはよくわかっていなかった。 本書には人々の善意が溢れている。被害者もいなければ被害者もいない犬と人間の関係は、現在と江戸時代では大きく違うのだ...

我が家の愛犬空、ミニダックス、の頭を撫でながらこの本を読み進めた。 伊勢参りをする犬の話はどこかで聞いたことがあったが、詳しい内容についてはよくわかっていなかった。 本書には人々の善意が溢れている。被害者もいなければ被害者もいない犬と人間の関係は、現在と江戸時代では大きく違うのだろうか、犬が人間と深い関わりを持っていたと言うのは、長い時代を通して続いているのだということがよくわかった。 20年に1度の遷宮と、60年に1度の御鍬祭りがこの犬のお伊勢参りにも大きく関連しているのだろうなと改めて感じた。

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2022/08/17

現在と江戸時代とでの 動物(主に犬)の扱い方 人(町・村)との関わり方 全てを素晴らしいと受け取るのは 違うと思うが 動物(犬)にとってはどちらが 幸せだっただろうと思った 白い犬は人懐っこい性質がある(気がする) 市のリユース文庫にて取得

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2022/06/13

2022/04/10 学校のレポートのために読みました。 物語というか論文を読んでるみたいで、歴的な資料も多く出てきて感じが大変

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2021/09/15

楽しく読めました。私も江戸時代の犬になって、お伊勢さんんと金毘羅さんに行きたくなりました。もう、ワクチン2回接種したし、旅行に行ってもいいかしら?

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