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日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル の商品レビュー

3.6

45件のお客様レビュー

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2013/04/02

・楽観・悲観・破滅のどのシナリオでも普通預金が最強 ・日本経済が破綻しても、手近にある金融商品だけで 資産のかなりの部分を守ることができる ・海外投資するにしても、ネット銀行外貨預金のみで問題ない

Posted byブクログ

2013/03/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この人の著作も出来・不出来の差が激しいが、今回はなかなかよかった。 日本の破綻、終末論というのが一定の人気を博しているが、仮にそうなったとしても普通の人にはすることもないし、慌てる必要もない、というごもっともな意見。ただ、正論なだけにつまらない、この内容を本にして出そうというのはやはりそれなりの見識と自信の現れか。著者も言うように、日本人の平均(中央値)の流動性資産は所詮、退職金の1500万程度。そのうち500万を株に回して10%の利益があっても50万。定期預金で2%もらうとして10万。差額の40万は、はたして取りに行く価値のあるリスクか?ほとんどの人にとっては普通預金で十分。いわゆる「危機本」に右往左往する前に、ゆっくり考えてみる必要がある。 まず、国債の発行が限界に達すると、金利が上昇する。金利が上昇すると、そのごく初期には通貨は高くなるが、裁定が働き、長期的には安くなる(円安)。 ・国債ベアファンドであるJGBS(レバレッジ1倍)とJGBD(3倍)が使える。先物はロールオーバーにコストがかかるし、限月の際に利益が出ていると税金がかかるなど不利な点も多い。

Posted byブクログ

2013/03/31

日本の国家財政を(1)成功(2)同様(3)失敗の3つのストーリーに分けてそれぞれの対処法をわかりやすく提示してくれている. ただし、途中の金融商品は自分には敷居が高く、読み飛ばしたが・・・. 著者のように論理的に今後の予測を立ててくれるとリスクがきちんと理解できるので、漠然とした...

日本の国家財政を(1)成功(2)同様(3)失敗の3つのストーリーに分けてそれぞれの対処法をわかりやすく提示してくれている. ただし、途中の金融商品は自分には敷居が高く、読み飛ばしたが・・・. 著者のように論理的に今後の予測を立ててくれるとリスクがきちんと理解できるので、漠然とした将来の不安が軽減される. 流動資産と固定資産を分けて考えることなどは初歩的なことであろうが参考になった.

Posted byブクログ

2013/03/21

著者買い。主張が非常にわかりやすい。 仮にアベノミクスが失敗して、国家破産に向かうとすると、何が起こるか? 経済的には、金利上昇、円安、インフレが起こるしかありえない。 また、金利上昇が先に起こり時間があるので、ネット証券会社で扱っている商品でも十分な対処は可能。 あとがきに書い...

著者買い。主張が非常にわかりやすい。 仮にアベノミクスが失敗して、国家破産に向かうとすると、何が起こるか? 経済的には、金利上昇、円安、インフレが起こるしかありえない。 また、金利上昇が先に起こり時間があるので、ネット証券会社で扱っている商品でも十分な対処は可能。 あとがきに書いてあるように、国家破産を恐れて高リスク金融商品に手を出さぬよう合理的なリスクヘッジを。 金融資産を持っていない若いひとは人的資本に投資しなさい。はい、ごもっとも。

Posted byブクログ

2013/03/19

デリバティブなどのテクニカルなことは良くわからないが、「結局一番安全なのは普通預金だ」という筆者の論は炯眼だと思う。

Posted byブクログ