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ナガサレールイエタテール コミックエッセイ の商品レビュー

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35件のお客様レビュー

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2023/06/21

その後はどうなったのかな。お母さん元気に過ごせたのかな。 わたしの家は壊れなかったけど自分も震度6強を体験しました。それだって生き抜けたから後日談だけど、うーんもう考えたくないって感じです。 しかしこういう経験を読みやすい形で伝えていくことはすごく大事だと思います。 ニコルソンさ...

その後はどうなったのかな。お母さん元気に過ごせたのかな。 わたしの家は壊れなかったけど自分も震度6強を体験しました。それだって生き抜けたから後日談だけど、うーんもう考えたくないって感じです。 しかしこういう経験を読みやすい形で伝えていくことはすごく大事だと思います。 ニコルソンさんコミカルにあの時のことを伝えてくれてありがとうございます。

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2021/06/26

明るく描いているけど、病気のお母さんや認知症のおばあさん、家を建てることやいろいろな届出、本当に大変だっただろうと思う。

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2018/11/17

東日本大震災で被災し、津波から命からがら命拾いし、自宅全壊状態で。そんな状態で、次々苦難も降りかかるんだけど、その明るさ、愛情、ユーモアで深刻そうには見せない。ある種、あきらめというか達観というか、これは体験した人にしか分からないのかもしれない。 婆ルは、認知症が入ってはいるけど...

東日本大震災で被災し、津波から命からがら命拾いし、自宅全壊状態で。そんな状態で、次々苦難も降りかかるんだけど、その明るさ、愛情、ユーモアで深刻そうには見せない。ある種、あきらめというか達観というか、これは体験した人にしか分からないのかもしれない。 婆ルは、認知症が入ってはいるけど、生まれ育った故郷への愛情を持ってたり、共済に入ってたり、生き抜いてきた人の強さが見える。本当に月並みだけど、「絆」があるから大丈夫だと思えた。

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2018/07/13

自分の生まれ育った場所は、その景色や歴史を含むのだと思った。例え同じ場所でも、馴染みのものがなければ喪失感がジワジワ襲ってくることだろう

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2017/08/30

津波によって全壊判定を受けた家を建て直す過程で、予算のことが問題になったり、お母さんが病気になったりと、相当タフな出来事が起こっていくのに笑える!(笑)そして、ニコさんの笑いの中の繊細さからは日常の偉大さを感じたなぁ・・・!

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2017/09/21

2017/06/20読了 災害系のコミックエッセイは、できるだけいろんなものを呼んでおこうと思う。

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2017/04/13

 人の心を温める要素は満載。震災という悲惨さをいかに読み手に伝えられるかというのが第一にならないところが良いのかな。  震災から6年がたちまだまだ震災前に戻ることはできないであろうが、何をするにも早く判断するに越したことはない。  グタグタと文句を垂れるよりもこの作者のように...

 人の心を温める要素は満載。震災という悲惨さをいかに読み手に伝えられるかというのが第一にならないところが良いのかな。  震災から6年がたちまだまだ震災前に戻ることはできないであろうが、何をするにも早く判断するに越したことはない。  グタグタと文句を垂れるよりもこの作者のように後ろを向きつつも前を向くその精神をもっていればいずれ目の前の霧も晴れることだろう。

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2017/03/11

久しぶりに再読したけど、やっぱりいいな。漫画として面白い震災漫画は他にないのでは?もちろん震災被害者のたいへんさも伝わる。お母さんの「不幸扱いされるけど毎日生きてるだけだよね」という趣旨の言葉の力強さ。皆の元気な生活を祈る。

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2017/02/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

東日本大震災の体験記。 作者の母と祖母が宮城で被災、震災当時の話から改めて家を建てるまでの話がマンガ形式で書いてある。ギャグっぽい絵なので軽く読めるのだが、内容は結構重い! 読むまでは、被災した方はなんでその場所にこだわり続けるのだろう?とか、頼れるところが都会にもあり、家族も無事なんだったら別の場所に住めば政府も整地とか進められるんじゃないだろうかとか思ってたのだけど…思い入れというのは簡単に捨てられるものでもなく。。。 お母さんを母ル、おばあちゃんを婆ルと呼ぶのだけは最後まで慣れなかったのだけど、読んでよかったと思う本。

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2016/09/03

○家流されたのに、よくこんなに明け透けに、でも明るく描けるなと思う(批判じゃなくて尊敬すらする) 作者ニコの実家が東日本大震災で流され、母や祖母と一緒に実家を文字通り"建て直そう"とする物語。 キャッチコピーの通りで、家流されたのに、よくこんなに明け透けに...

○家流されたのに、よくこんなに明け透けに、でも明るく描けるなと思う(批判じゃなくて尊敬すらする) 作者ニコの実家が東日本大震災で流され、母や祖母と一緒に実家を文字通り"建て直そう"とする物語。 キャッチコピーの通りで、家流されたのに、よくこんなに明け透けに、でも明るく描けるなと思う。決して批判じゃなくて尊敬すらする。 でも、それが漫画家さんや作家さんの使命なのかな、とも思う。 自分の苦しみや自分が感じた他人や家族の苦しみは、どうにかして吐き出したいと思うはず。いつまでも自分の胸に留めておくことはできない。文筆家ならなおさらだ。 吐き出したいにもいろいろあり、感じた事そのものを伝えたいという形、教訓化して伝えたいという形、伝えるべきではないと封印してしばらく経ってから著す形・・・などなどあるのではないかと思う。 そもそも絵になる母親と祖母であったが、震災をきっかけによりそのエピソードが強いものとなっただろう。身内を描くことへの抵抗もあっただろうけど、ニコ氏は果敢に、被災した当時の様子も家を建て直すときにどれくらい大変な思いをしたかも明け透けに、でも嫌味っぽくなく書いている。 p137、「婆ル」がこたつに座って昔の位置から今の眺めをふと見上げ、涙する場面、不意にうるっと。 新しい家で幸せに暮らしてほしいなぁ。

Posted byブクログ