ライジング・ロード の商品レビュー
ベタなスポ根漫画のようなストーリーだけども自分の知らないソーラーカーの世界について知ることができた。
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オリエント電気を退職して 三流大学に臨時講師として 就職する 野口陽子。 ミッションは ソーラーカーの日本一になること。 予算は 大学として破格の200万円。 東北大学大学院を出て、オリエント電気で メガソーラー発電の研究をしていたが、 プロジェクトの中止に伴って、退職した。...
オリエント電気を退職して 三流大学に臨時講師として 就職する 野口陽子。 ミッションは ソーラーカーの日本一になること。 予算は 大学として破格の200万円。 東北大学大学院を出て、オリエント電気で メガソーラー発電の研究をしていたが、 プロジェクトの中止に伴って、退職した。 そして、未婚の母という設定。 冷静なようで、感情的にももろいところがある。 それに、以外とおせっかい焼きでもある。 まず学生たちをあつめることから始まるが、 それぞれが ぼやっとした感じであるが 7人が集まり、特技があり、そのチカラを発揮していく。 ソーラーの先進的な研究をしているベンチャー企業 そして、下町の小さな工場が 協力して、 ソーラーカーを応援する。 宮城選抜、東北選抜、そして 鈴鹿での日本一を決める。 共振振動という 問題があり、それを乗り越える方法を探っていく。 東北選抜では 古巣のオリエント電気も参加したのだった。 当然 オリエント電気は 日本一をめざして取り組む。 東北選抜で 勝ち抜いたところで、 東日本大震災に合う。 そんな中でも、振興の光として ソーラーカーをつくりなおす。 物語の筋道は スマートで、それぞれの何かにぶつかるが、 それを克服する という 成長物語。 こういう 物語が 励ますことになるのだろう。
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訳アリ非常勤講師が、学生とソーラーカーレースに挑戦するお話。登場人物それぞれが「訳アリ」なんだけれど、そこのところはあっさり書かれているところが物足りない。せめて、主人公の「訳アリ」だけでも深く描いてほしかった。 お兄さんがいる設定は必要だったか?
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登録し忘れたが、2週間ほどかかって読了。面白かった。高嶋哲夫の本の特徴のすがすがしい読了感。最近の小説家にありがちな男女関係の変な歪みもなく、安心してお勧めできる感動小説。 ストーリーは、訳あって会社を辞めた優秀な女性エンジニアが、三流大学の臨時非常勤講師になり、ソーラーカーレ...
登録し忘れたが、2週間ほどかかって読了。面白かった。高嶋哲夫の本の特徴のすがすがしい読了感。最近の小説家にありがちな男女関係の変な歪みもなく、安心してお勧めできる感動小説。 ストーリーは、訳あって会社を辞めた優秀な女性エンジニアが、三流大学の臨時非常勤講師になり、ソーラーカーレースで優勝することを条件にプロジェクトを任される(失敗すればくび)と言う内容。 プロジェクト(研究)の部員は教師である主人公を含めて7名。色々な素姓の、キャラクターの濃い面々。それがそれぞれ、主人公を含めて成長していくさまがなかなかの見もの。 一致団結して目標に向かうことの美しさと楽しさも読者は感じることができる良作。星五つ。
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ソーラーカーレースで日本一を目指す。さらっと読めるが出来すぎだなぁ。 2015.2.18
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ソーラーカーを作り、レースで優勝する。 オリエント電気を退職して、宮城県の三流大学へ時間講師として勤める事になった女性研究者。 研究室に集まったのは、それぞれ個性的な学生だった。
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意地悪読者は出だしの地名と日付でラストの方を予測してしまいますが、ある意味予想通りの結末でした。 ところで、高嶋さんの青春成長物語と考えると非常に珍しいと感じてしまいますが、社会問題を一つのテーマにして作られる物語と考えると高嶋さんの得意分野なので、安定感のある面白さだといえます...
意地悪読者は出だしの地名と日付でラストの方を予測してしまいますが、ある意味予想通りの結末でした。 ところで、高嶋さんの青春成長物語と考えると非常に珍しいと感じてしまいますが、社会問題を一つのテーマにして作られる物語と考えると高嶋さんの得意分野なので、安定感のある面白さだといえますね。
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落ちこぼれ?学生達の成長談としては、なかなか面白いと思います。一気に読めました。でも、技術的な内容については、どこまでフィクションと捉えていいのか? いや、それはないだろ的なツッコミをいれながら読みました。もう少し技術的に詰めると、もっとリアリティが出るのに少し残念。でも、その後...
落ちこぼれ?学生達の成長談としては、なかなか面白いと思います。一気に読めました。でも、技術的な内容については、どこまでフィクションと捉えていいのか? いや、それはないだろ的なツッコミをいれながら読みました。もう少し技術的に詰めると、もっとリアリティが出るのに少し残念。でも、その後どうなったかもちょっと気になります。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
大手電機メーカーに勤務していた研究員が訳あって辞職。 その後、とある大学の非常勤講師としての職を得るが、 その契約にはある条件があった。 それは、全日本ソーラーカーレースに出場し優勝すること。 しかも、地区大会、地方大会、全国大会と勝ち進まなければ、 その時点で、契約終了。 一方、地区大会優勝で”講師”、地方大会優勝で”准教授”、 全国大会優勝で”教授”というボーナス付き。 主人公は教授の下で、ソーラーカーの開発を始めるが、 与えられた研究費(予算)は200万円。 しかも、研究室に所属する学生は一人。 さらには数ヵ月後には地区予選が始まると言った悪条件。 加えて、ソーラーカーの基礎研究すら行っていない状況。 主人公は、この悪条件を乗り越えることができるのか・・・。 そして、物語はとんでもない事態に発展していく・・・。 風力や原子力に詳しい作者らしい題材の小説です。 東日本大震災以降、脚光を浴び始めた太陽光発電。 その可能性を紹介しつつ、今ある問題点もきちんと説明し、 ストーリーに盛り込んでいるのは作者らしい点です。 ただ、ちょっと強引なご都合主義があったりするのは いただけないと評するのは酷かもしれませんが、そこが ★を一つ減らした理由です。 ただ、全体的には非常に前向きで、希望に満ちた作品ですし、 読了時の切なさと爽快感は、作中の悲壮感を上回るものです。 非常に良い作品だと思います。
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三流大学の学生がソーラーカーを作ってレースに出る青春小説。東北の大学だからピンときましたが、やはりきました。終盤は一気に読ませます。
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