べしゃり暮らし(15) の商品レビュー
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上原さんが仕切れるようになって梵さんがボケられるようになって というるのあーるの成長ぶりが頼もしいです。 ここで満足してない、大丈夫じゃないですかね、と城島さんが言うところも良いです。 時々、書かれているネタがつまらないという感想を見かけますが かと言って毎回読者に想像させるということで無音展開だと尚更つまらないし こうしてNMCの回でも演出として無音のシーンが使われるからこそ効いてくると再確認しました。 玉木君と梅垣君、なんだかんだで続けているのはなにげに偉いと思います。 モテたいという理由だとしても、玉木君は相方を変えてでも続ける気があるわけで、ぶれてないのはすごいです。 NMCの予選を終えて「とりあえず去年の借りは返した」という圭右君たちが良いです。 不真面目だからではなくて、やっている内に楽しくなってきてアドリブになってしまうというのも 良い設定に思います。 だからこそ魅力になり、辻本君も本当は自分がもっと止めるべきなんだろうとわかってはいても止めきれないわけです。 漫才と雑談は違う、危ういけどこれがこいつらの魅力と本爆さんが考えているのも感慨深いです。 『見ず知らずのスカしたド新人の心無い出場者いじり』は全く言葉とおりで、 血の気が引いて取り返そうとしてもうまくいかないし 落ちも辿り着けずタイムオーバーになるのは正直良い気味。 アドリブでもウケたら許す、やるからには絶対スベるな というのもスジが通っていますね。 辻本君の家で子安君が見てはいけないものを一度に続けて見たような、と思っているシーンがありますが 卒アル見てもいいと言っているのだし 辻本君は吹聴する気がないだけで、隠し立てするつもりもないのだろうなと思いました。 ゴッデスのオーディション受けることになるまでの 構成もとても上手いです。 ぷりんすとも再会しますしみんな先が楽しみ、かと思いきや 流石にニップレスの衣装はブルマまででは。 エロと笑いは相容れない 可愛いこの肌見せはえろだけどブサイクがやると汚れ 汚れは立派な笑い というアリス・デラックスさん、納得の意見です。 潤三さんに「自分らのしゃべくりにはあのブルマはそら邪魔やわな」と言われるシーンが好きです。 きちんとネタを見てくれているのだなと思えます。 そして啓示さんから中西潤という言葉が出てくる展開がすごいです。 相方のこと何も知らなかった、と気がつく圭右君。 潤が売れてあの人なんか見返してやる、という辻本君のお母さんの言葉が、伏線になっていきます。 近道なんかいらん実力で売れる、というニップレスは格好良かったのですが、 葛城さんが言う「中途半端なエロ振りまきやがって」というのもたしかにそれはそうで。 がっかりされて焦る気持ちもわかるし テレビの二人を期待してがっかりする会場の気持ちもわかるし 居た堪れないNMCになってしまいました。
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グループの個性と番組やイベントの方向性の違いだったり、お笑いではよく見かけるシーンがじっくり描かれてていちいち頷いてしまう。 根本にある義理人情の空気も芸能界の雰囲気作りにすごくマッチしてて引き込まれる。
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辻本母の口癖はいいね。 楽しいから笑うちゃうねん、笑うからこそ楽しいねん。 業界や人間観の複雑な事情を切り取っているから目が離せない。
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絵も好きだし、それぞれの人物描写、ドラマの展開も好きだ。森田先生のマンガ人生に対するストイックさも見受けられて参考になる。
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登場人物も出揃い、いろんな人のいろんな苦悩が描かれていく。バナナマンの人、いきなり出てきて吃驚した(おそらくモデルなだけで本人ではない)。
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