想像ラジオ の商品レビュー
あちこちの書評好評で、気になっていたけれど、やっぱりな話し言葉で進む話は苦手で脱落です。 2014/10/21返却
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私の想像力が足りなかったかな。。。 本の面白さが、わからなくて途中で断念。 かわりに著者の気持ちを想像してみた。 どういう気持ちでこの本を書いたんだろうって。 そうしたら、なんとなく伝えたい気持ちはわかったかな。 色々なことに対して愛情というか、優しさが溢れている。 大切な人...
私の想像力が足りなかったかな。。。 本の面白さが、わからなくて途中で断念。 かわりに著者の気持ちを想像してみた。 どういう気持ちでこの本を書いたんだろうって。 そうしたら、なんとなく伝えたい気持ちはわかったかな。 色々なことに対して愛情というか、優しさが溢れている。 大切な人が亡くなってしまった時、こういう考え方はとても優しくてあたたかくて、残された人は救われるんじゃないかな。 それが真実か嘘かなんてまったく関係なくて、こうであればいいな、こうであってほしい、っていう気持ち。 ただそれだけ。人を想う気持ちに、正しいとか正しくないとかは無いんだね。 本に入り込めなかったので、かわりに想像してみました。
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独特の世界観だった。 悪くはない。でも、あまり好みではなかったかな。 死がもたらすもの、死が分かつもの。 心残りが漂う世界。 想像すること。それを思えるかどうか。 人が人であること。
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話題になっていたのでよんだ読んだ。前半を読む進めても全くシチュエーションが分からず、読むのをやめようかと思った。途中で状況がわかったけれど、話題になっている理由がわたしに私にはわからなかった。強いて言えば独創的な小説ということか。
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抽象的というかとらえどころが難しいというか、不思議なお話で、個人的には好みに合わなかった。ただ、あの東日本大震災で被害に遭われた方それぞれの人生があって、それぞれの想いがあったことは確かで、もう聞くことはできなくても、それに気付き、忘れないようにすることは意味があることなのではな...
抽象的というかとらえどころが難しいというか、不思議なお話で、個人的には好みに合わなかった。ただ、あの東日本大震災で被害に遭われた方それぞれの人生があって、それぞれの想いがあったことは確かで、もう聞くことはできなくても、それに気付き、忘れないようにすることは意味があることなのではないかなと。 その一つの形として、こういった音楽の流れる、切なく優しいお話になるのはすごいです。
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帯文:”未来に伝えたい物語がある” ”今、文学だからできること” 目次:第1章、第2章、第3章、第4章、第5章
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設定を理解するのに少し時間がかかった。。 DJアークの語り口はとても軽いのに、やるせなさが募る。ノリが軽妙だからこそ余計に切なくなってくる。 重いテーマだけど、読んでよかった。でも、東日本大震災で自分の周りがみんな無事だったから読了できた本でもあると思いました。
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★2014SIST読書マラソン推薦図書★ 所在:展示架 資料ID:11330225 本を読んで読書マラソンに参加しよう! 開催期間10/27~12/7 (記録カードの提出締切12/12)
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被災して亡くなった男性、DJアークが一人語りのスタイルで描かれる想像ラジオ。 正直設定がわかりにくい。そして読みにくい(理解や感情移入ができないため)と感じてしまう。 おそらく評価の良し悪しが大変わかれる作品であろう。 残念ながら自分的には…なしかな。
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耳を澄ませば、聞こえるはず。大津波が襲った後、DJアークが発信する想像ラジオ。彼は一体何者なのか、想像ラジオを聴くことができるのはどのような人々なのか…。 未曾有の自然災害により、一瞬にして、すべてが波に押し流されてしまった。たくさんの人々の命が突然に奪われ、自分の身に何が起こったのか理解できないうちに命を落としてしまった人もたくさんいただろう。 DJアークもその一人である。なぜ自分が高い杉の木の上でさかさまに引っかかっているのか、わからない。彼自身はDJとしてラジオを発信し続けているが、そんな場所に何日もいること自体不自然である。つまり彼もまた大津波によって命を落とした人間の一人なのだった。そして想像ラジオは、現世に心残りがあって、いわゆる成仏ができない人々が受け取っているラジオであることが次第に分かってくる。 身体という実体を失ってしまった後の世界で、想像の中だけで流れるラジオ。リスナーとのやり取りの中で、自分の身に何が起こったのか理解し、心残りを晴らし、新たな段階へと進んでいく前の世界。悲しくて、寂しくて、でも何かが浄化されていくような清々しさを残す物語だった。
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