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安心毛布 の商品レビュー

3.8

41件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2014/10/01

女って、小さかろうが大きかろうが、いろいろな転機のなかで生活している。周期のなかで生活していると言ってもいい。 単純に、子どもが産まれたら、結婚したらというかそれ、子どもを授かったらきっと、人生は一変。めちゃめちゃ忙しくなるんだろうなと。。興味を持って読んでみた。うん、なんだ...

女って、小さかろうが大きかろうが、いろいろな転機のなかで生活している。周期のなかで生活していると言ってもいい。 単純に、子どもが産まれたら、結婚したらというかそれ、子どもを授かったらきっと、人生は一変。めちゃめちゃ忙しくなるんだろうなと。。興味を持って読んでみた。うん、なんだか いそがしそう。 身籠もり、夫婦、執筆、育児、考えごと、ときどき料理。 またこのキッチンから降ってくるスパイスがいい。らぶ♥︎

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2014/08/03

1人の方のエッセイをずっと追いかけて行くと、人生の分岐とか価値観の 変化とか、自分1人の人生だけでは到底全てたどり着けない心境に触れることができて面白い。。!

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2014/06/30

普通に面白かった。 著者が思ってること、目の前に起きてることなど、色々書いてあって、 共感出来る部分があれば、それは…うーんと思う部分もあった。

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2014/06/25

「発光地帯」「魔法飛行」に続くエッセイ第3集。 そうとは知らず、これから読んでしまいました。 ほんわかした雰囲気で、入りやすいです。 この前に読んでいたのが「りぼんにお願い」 時期はダブっているんだけど、トーンがかなり違う。 女の子っぽい書きっぷりが楽しいキャワキャワした「りぼ...

「発光地帯」「魔法飛行」に続くエッセイ第3集。 そうとは知らず、これから読んでしまいました。 ほんわかした雰囲気で、入りやすいです。 この前に読んでいたのが「りぼんにお願い」 時期はダブっているんだけど、トーンがかなり違う。 女の子っぽい書きっぷりが楽しいキャワキャワした「りぼん」に比べると、こちらは季節感などに文学的ともいえる描写が多く、柔らかいけど濃厚。空気感が違いますね。 日常的な話には共感できるところも。 たまに大物買いしたい衝動に駆られたり。 周囲の人のことをちらっと書く筆に、人懐こくて、正直な人柄が出ていて、何だか微笑ましい。 2年の間に離婚、再婚、出産を経験とは。 自分の変化に驚いたり焦ったり面白がったり? スパゲティ(それもシンプルな)ぐらいしか作らなかった著者が妊娠で食欲が出て嗜好が変わり、子供のために栄養を考えたものを作る。 生のキャベツの美味しさに目覚めたり。 ‥え、知らなかった? いや、料理したのも美味しいのに(笑) ぼちぼち前の作品も読んでいこうと思ってますよ。

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2014/01/31

安心毛布って、あるよねあるよね、ていうのを、これを読んで、久々に思い出した。いいエッセイ。いや、川上さんのエッセイで悪いエッセイ、ないんだけど、そもそも。(13/7/19)

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2013/09/20

未映子さんの生活にも大きな変化や新しい事もあってそれを心の奥底で感じながら読むことに、ふくふくとした幸せを感じさせてもらえた。 季節の足音を聞き、訪れを感じるときの未映子さんならではの表現がとても好き。 春のつま先とか秋の深まりから冬への移ろいとか。 お料理地獄には大いに共感。 ...

未映子さんの生活にも大きな変化や新しい事もあってそれを心の奥底で感じながら読むことに、ふくふくとした幸せを感じさせてもらえた。 季節の足音を聞き、訪れを感じるときの未映子さんならではの表現がとても好き。 春のつま先とか秋の深まりから冬への移ろいとか。 お料理地獄には大いに共感。 そうなの、それはもうずっと果てしなく続くであろう地獄ね。 ほんの些細な日常でも何かしらの発見や変化、感情に揺らめきがある。それをちゃんと言葉で記憶していくことも大切なのかも。 またいつか何処かでこの続きが読めますように。

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2013/09/19

川上未映子は何冊もエッセーを出していたのだな。 この本もすてきー。読んでて安心する。いや、作者は売れっ子作家だけどもね。なんか感覚が「そうそう、それですよ」と共感できるところが多かった。少なくともこのエッセー読んだ限りでは、のんびりした平凡な中高生が成長したような感じを受けた。

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2013/09/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

こんなにやさしく心地よくこころを包んでくれる本があることに感謝をしながら読みました。 大丈夫だよ、と声をかけてもらうより安息を与えてくれる。 未映子さんの言葉の毛布に全精神をゆだねてとろけて再生して、深く息を吸って吐いて、また前を向いて歩きだせるわけです。 また装丁もしおり?も何もかもが最高に素敵でした。 この一冊があるからがんばれます。 わたしの紙で出来たお気に入りのお布団。

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2013/09/09

後半に収録されている中で、はっと思わせるものが二編。 渋谷ヒカリエ発行の冊子「LX」の第一号に寄稿された『何もない今日に、何も起こらない明日に』。そしてその創刊号に寄稿された『出会い、恋、劇場』。 前作は脚光を浴びる前の不遇で何をやってもうまく行かなかった無名時代の暗い時期を描...

後半に収録されている中で、はっと思わせるものが二編。 渋谷ヒカリエ発行の冊子「LX」の第一号に寄稿された『何もない今日に、何も起こらない明日に』。そしてその創刊号に寄稿された『出会い、恋、劇場』。 前作は脚光を浴びる前の不遇で何をやってもうまく行かなかった無名時代の暗い時期を描いていて、川上さんの内面を吐露する内容。 後の作品では今につながる中学生時代の思い出が描かれているのだが、それぞれの視点が川上さんらしくて実によい。

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2013/09/04

独特のテンポが相変わらず心地良い。シリーズ1巻「発光地帯」と比べると、料理するようになったなあ、この人。3.11を受けての変化なども書かれており、この人は繊細な人でもあるんだなあ、と感じた。

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