西田幾多郎 本当の日本はこれからと存じます の商品レビュー
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西田幾多郎(1870-1945)の書簡や日記を通して氏の家族や日常の生活に焦点を当てた内容であり、西田哲学を研究し、その背景を知ことができる良本である。 小生のように、これから西田哲学を学ぼうとする者にとっては哲学的な内容に先立ち、人柄から入ったということになる。 著者はドイツ国内の教授、西田哲学の厚みを感じる。
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「西田哲学」と呼ばれる独自の思想体系を構築した西田幾多郎。その「書簡」と「日記」と「短歌」から、これまで知られていなかった西田の内面史と人生軌跡が、そして西田を包む日本近代の激烈な現実が浮かび上がります。
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