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わたくしが旅から学んだこと の商品レビュー

3.5

29件のお客様レビュー

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2020/03/11

淡路ワールドパークONOKORO 【兼高かおる旅の資料館】 今月で閉館だそうです 民博のような展示内容で意外と楽しめました 時代にあった展示方法と企画にしたら もっといろんな人の参考になりますよね! この資料達が、これから有意義に生かされることを望みます

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2019/12/29

『わたくしが旅から学んだこと』(著:兼高かおる) 付箋部分を抜粋します ・物事が思い通り、計画通りに運ばなかったとき、そのことを惜しみ悔やむのか、人生の休み時間とありがたく  受け止めるのか。わたくしは後者のタイプです(P28) ・物事はやろうと思えば必ずできる。困難なこ...

『わたくしが旅から学んだこと』(著:兼高かおる) 付箋部分を抜粋します ・物事が思い通り、計画通りに運ばなかったとき、そのことを惜しみ悔やむのか、人生の休み時間とありがたく  受け止めるのか。わたくしは後者のタイプです(P28) ・物事はやろうと思えば必ずできる。困難なことを考えすぎて、やる前に「できない」と思って一歩を踏み出せない人が  大勢いますが、自分でも気付かない眠ったままの才能があるものです。用心しながら失敗を回避していくのもひとつの  生き方ではありますが、やってみて崖から落ちるのも大切な経験。痛い目に遭うのも自分の運命なのですから。  自分がやりたいと信じることは、きっとできる。わたくしはあのころも、そして、今でもそう思っています(P34) ・選択肢や可能性はいろいろあり「これしかない」などということはないのですから(P39) ・人生においては、いい人との出会いが大きな運をもたらします。自分にどんな才能があっても、それを認めてくれる人  発見して伸ばしてくれる人、それを世の中に広めてくれる人がいなければ埋もれてしまうのです(P42) ・ここでわたくしは最近「42歳定年説」というのを提唱しているのです。  60歳になって「定年です、あとはご自由にどうぞ」と言われても、残り時間はあまり長くありません。でも、42歳だったら  会社に残ってもいいし、自分がやりたいことをやってもいい。まだまだ持ち時間はたっぷりあります(P163) ・年を重ねると時間とお金はあると思っている人が多いと思います。では、何がないかと言えば健康。ここまでは想像がつきました。  でも、実際に高齢者になってみて気が付いたのは友人だったのです(P168)

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2019/06/19

兼高かおるさん逝去 31年続いた大人気テレビ番組『兼高かおる世界の旅』でおなじみでした。ご冥福をお祈りします。

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2019/06/14

子供のころ、世界の旅番組といえば「兼高かおる 世界の旅」でした。おそらく、私の年代の人は知らない人がいないほど、名の知れた番組といっていいくらいのものです。本書の帯を見てお亡くなりになっていたことを知りました。ご冥福をお祈りいたします。 本書で、いいこと書いてあると感じたところを...

子供のころ、世界の旅番組といえば「兼高かおる 世界の旅」でした。おそらく、私の年代の人は知らない人がいないほど、名の知れた番組といっていいくらいのものです。本書の帯を見てお亡くなりになっていたことを知りました。ご冥福をお祈りいたします。 本書で、いいこと書いてあると感じたところを抜粋します。 一歩海外に出たら、わたくしたちは自分が日本人だということを意識して、常に親善大使の気持ちでいるべきです。 この一文は、本当に素晴らしい心がけだと感じました。これは、一歩海外ではなく、一歩玄関を出たら、自分自身の親善大使の気持ちでいるべきと、置き換えてもいいくらいだと思いました。 どこにいても恥ずかしくない所作を心掛けたいと感じました。

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2019/05/24

「世界の旅」も兼高かおるさんのことも、ほとんど知らなかったが、ヤマザキマリさんの憧れの人、ということで手に取ってみた。 当時の日本にも、こんなにダイナミックでパワフルな女性がいたのかと驚き。 個人的には「晴れたら晴れたなりの、雨なら雨なりの番組を作る」という臨機応変さ、頭の切り替...

「世界の旅」も兼高かおるさんのことも、ほとんど知らなかったが、ヤマザキマリさんの憧れの人、ということで手に取ってみた。 当時の日本にも、こんなにダイナミックでパワフルな女性がいたのかと驚き。 個人的には「晴れたら晴れたなりの、雨なら雨なりの番組を作る」という臨機応変さ、頭の切り替え方を見習いたいと思った。 旅を含め、実際に自分の目で見て体験することは、その人の一生の財産になるのだと、改めて強く感じた。

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2019/05/14

I wanted to read her essay and finally did. I liked her energetic personality and her strong beliefs.

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2019/04/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

31年という長い間にわたって続いた「兼高かおる 世界の旅」という番組に出演していたのが、この本の著者の兼高かおるさん。 私はこの番組が放送されていた期間中に生まれてはいるものの、小さかったせいなのかわからないけれど番組を観たことはない。けれど、何故か彼女の存在は知っていた。多分、母が何度か話題に出したことがあったからではないかと思う。 今年に入り、兼高かおるさんが亡くなられたというニュースを聞き、少しインターネットで彼女の情報を調べたことがあった。そんな中に本屋さんで追悼のポップと共に平積みされていたのがこの本だった。 私の兼高さんのイメージは、上品だけれどバイタリティがあって、世界の国々をめぐる国際感覚に優れた女性の先駆けというものだった。 この本のタイトルだって、「わたくしが~」である。私は自分の人生の中で自分のことを「わたくし」なんて呼んだことがない。否が応でも育ちの違いを読む前から感じさせられた。 ただ実際に本を読んでみると、ちょっと拍子抜けしてしまった。 というのも、失礼ながらお年寄りの若者への愚痴と言われてもしょうがないような話題が少なくなかったからだ。 例えば、メール等のやりとりの時に若い人が絵文字を使うことについて「象形文字でコミュニケーションをとる」と表現してみたり、「礼儀正しい日本人は絶滅危惧状態」とのタイトルで、最近の人のマナーの悪さを嘆いてみたり。「今の若い人は~」という話をするなと私は思わないけれど、ちょっと突っ込みたいものがいくつかあったのだ。 兼高かおるさんは本当に良いご家庭で生まれ育ち、良い環境で生きておられたのだと思う。マナーも教養も身に着けられ、それにご自身の努力で得られたキャリアもある。とても素晴らしいのだが、兼高さんは兼高さんと同世代の人たちの中では間違いなく平均的な人ではなかっただろう。 ご本人は自分の感覚=自分と同世代の感覚と思っていたのかもしれない。けれど、マナーも礼儀もないような老人がたくさんいるのを見ると、余計に彼女は上流といえる環境で育ったのだろうと思わされる。 この本で兼高さんには「今の若者」限定ではなく、世代も限定せずに日本人全体に対しての提言という形で意見を発して欲しかったと私は思う。なぜなら、書かれている意見の多くは賛同できるものが多いからだ。この点が残念だった。 もっとも、この本は別に若者への嘆きだけを集めたものではない。 兼高さんがこの番組にかかわるまでのこと、番組収録にあたって訪れた国々・地域でのエピソードを時には写真も含めて、そして番組を終了してからの日々、それぞれの経験から得られた考え、これらが3章にまとめられている。 私が特に気に入ったのが、 ・自国のマナー、多人種のタブーを知り海外では常に親善大使のつもりで ・お互いの国について知るのが国際交流の第一歩 ・心を休めたときに頭は動き出す(現代の日本人は忙しすぎで、これでは発想の芽に光を当てる暇さえない) ・テレビの旅番組はあくまでも旅のプロローグ ・住環境が頭や心の環境もつくる ・贅沢が文化を、余裕がアイディアを育てる という見出し・小見出しのつけられた部分だ。 特に、「テレビの旅番組はあくまでも旅のプロローグ」については少し驚いてしまった。だって、番組を作っている人(兼高さんは単なる出演者というだけではなく、プロデュースもしていた)が、実際に現地に行かなければ自分の財産にならないと言ってしまっているからだ。 でも、これはその通りだ。 今は雑誌でも気軽に海外ロケを組めてしまうほど海外は身近になった。けれど、おしゃれな街並みのパリだって道端はゴミだらけだったり、日本に当たりがきつい国に訪れてみたら街の人たちは優しかったりと、行ってみなければわからないことはたくさんある。音や匂い、彩り、それを自分の五感で感じることの楽しさ。旅番組は始まりにすぎないと言える兼高さんは、本当に旅人だったのだと思う。 巻末ではヤマザキマリさんが解説を書いている。世界の旅が好きだったそうだ。一度も観たことがないこの番組、私も観てみたかったなぁとヤマザキさんが羨ましかった。

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2020/02/02

“兼高かおる世界の旅”は、1959年から1990年まで31年間も放送されていた長寿番組。 確か日曜日の午前中に放送されていて、中学生、高校生の頃には、よく観ていた。兼高さんは、とても綺麗だったし、田舎に住んでいたので、外国は遠い世界。眩しさを感じながら観ていた記憶がある。 そうい...

“兼高かおる世界の旅”は、1959年から1990年まで31年間も放送されていた長寿番組。 確か日曜日の午前中に放送されていて、中学生、高校生の頃には、よく観ていた。兼高さんは、とても綺麗だったし、田舎に住んでいたので、外国は遠い世界。眩しさを感じながら観ていた記憶がある。 そういう懐かしさから手にとったが、本は、あまり面白いものではなかった。

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2018/10/12

ある世代以上に海外への憧れを運んでくれた「兼高かおる世界の旅」。与えられたチャンスは生かし、逃したものもあったけど、それも運命と受け入れる柔軟な考え方が素敵。巻末解説はヤマザキマリさん。

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2017/04/27

1959年から1990年まで続いた「兼高かおる世界の旅」の兼高かおるさんのエッセイ。 前半は世界の旅を始める前のエピソード。 後半は世界の旅が終わった後のご自身の活動等に関して。年齢を重ねあえてご自分の多少弱い部分にも包み隠さず書こうとされているのかも知れない。 テレビ番組を作る...

1959年から1990年まで続いた「兼高かおる世界の旅」の兼高かおるさんのエッセイ。 前半は世界の旅を始める前のエピソード。 後半は世界の旅が終わった後のご自身の活動等に関して。年齢を重ねあえてご自分の多少弱い部分にも包み隠さず書こうとされているのかも知れない。 テレビ番組を作る舞台裏等の記述あり。当時のテレビ番組は面白かったなぁ(懐古主義)

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