構造化並列プログラミング の商品レビュー
これまで経験的に行ってきた設計や、見てきた設計を、パターンとして整理・言語化できるのが有用であった。 2.6節では並列化起因のパグの分類が述べられている。並列化パターン適用により非決定性を削減することで、これらのパグの一部が抑制できるという考え方が参考になった。
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CilkPlusがいつの場合も便利(Intelの本だからか?) 分割統治で再帰的に小さくして行って、「適切な大きさ」までアダプティブに落とす。「適切な大きさ」までスタティックに割らなくていい。分割はfolk joinで並列化する。 ArBBの解説は他で見ることが少ないので貴重。 ...
CilkPlusがいつの場合も便利(Intelの本だからか?) 分割統治で再帰的に小さくして行って、「適切な大きさ」までアダプティブに落とす。「適切な大きさ」までスタティックに割らなくていい。分割はfolk joinで並列化する。 ArBBの解説は他で見ることが少ないので貴重。 パート3のサンプルは全てのコードを乗せている訳ではないが、並列化の考え方がちゃんと伝わると非常にすっきりする。フォーク・ジョインしながら再帰的に問題を分解してゆくコレスキー分解はなかなか感動できる。
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物理的にも、内容的にも重い。 ただ、邦訳された並列プログラミング書籍の中では、最も広範かつ分かりやすい部類なのではないだろうか?特に前半の3章までは、今後多くのプログラマの常識になるのではないか。 残念なのはOpenCLの記載が少ないことか。2013年現在でも、並列計算のデファ...
物理的にも、内容的にも重い。 ただ、邦訳された並列プログラミング書籍の中では、最も広範かつ分かりやすい部類なのではないだろうか?特に前半の3章までは、今後多くのプログラマの常識になるのではないか。 残念なのはOpenCLの記載が少ないことか。2013年現在でも、並列計算のデファクトスタンダードになりつつある。この点が記載されているとなお良かった(まぁ、インテルな人が書いているし、その点は仕方が無いのかもだが。)
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