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草子ブックガイド(2) の商品レビュー

4.2

23件のお客様レビュー

  1. 5つ

    9

  2. 4つ

    8

  3. 3つ

    3

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2013/10/05

手書きで入れてる字が小さくて読みづらいのと、 お父さんが中年には見えない(若い男性に無理やり皺とか髭を 付け足した様な…)のが気になるマンガです。 ただ、本好きの人には楽しめる内容です。 酒乱やネグレクトについてもサブテーマになっています。 3巻目も年末に出るようです。

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2013/06/18

本を通じて人と繋がる職業としての古本屋さん、これまでいくつの古本屋を訪ねても、その店主とじっくり本の話をすることはなかったのが、本の話を出来る人が増えていけばいくほど、こういう古本屋さんに憧れてしまう。こういう憧れが読メオフ会の開催に少し繋がっている気がします。

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2013/05/29

二巻目から「その後」がついて。うーん、ちょっと蛇足かな。と、思ったりもしたが、それはさておき。 橋本紡の『九つの、物語』にも山椒魚は取り上げられていて。そういや読んだことがないなと。気になるな。夏文庫フェアあたりでピックアップしてたら読んでみよう。 今回のブックガイドは人当り...

二巻目から「その後」がついて。うーん、ちょっと蛇足かな。と、思ったりもしたが、それはさておき。 橋本紡の『九つの、物語』にも山椒魚は取り上げられていて。そういや読んだことがないなと。気になるな。夏文庫フェアあたりでピックアップしてたら読んでみよう。 今回のブックガイドは人当りがいいラインナップで読んだことがある本もあって何気に嬉しく思った。夏への扉は新訳版読んでみようかな。

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2013/04/23

草子自身やその父に密接につながるブックガイドが増えてきて、重さを感じるこの2巻。人間が文学を自身に引きつけてみれば、厳かなものになって然るべきか。でもそれは、より良い生への段階の一つなのだろうとも思う。 それにしても、装丁もそうだが、漫画の中に描かれている本の数々も紙の重さがあっ...

草子自身やその父に密接につながるブックガイドが増えてきて、重さを感じるこの2巻。人間が文学を自身に引きつけてみれば、厳かなものになって然るべきか。でもそれは、より良い生への段階の一つなのだろうとも思う。 それにしても、装丁もそうだが、漫画の中に描かれている本の数々も紙の重さがあって良い。

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2013/03/28

自覚はなかったけれど、求めていた言葉、欲しかった言葉が書いてありました。一生読み返す作品になる予感。

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2013/03/19

あえて、ハッキリ言うが、重い、画も内容も 読み手が純粋に楽しめる漫画ではない気がして来る、読んでいると 線の一本一本がハッキリと力強く紙を削るように引かれているのが、画に重みが出ている理由。内容の重量感は、名作の魅力、それに対して抱いた率直な感想を素直に、自分の言葉で綴っている草...

あえて、ハッキリ言うが、重い、画も内容も 読み手が純粋に楽しめる漫画ではない気がして来る、読んでいると 線の一本一本がハッキリと力強く紙を削るように引かれているのが、画に重みが出ている理由。内容の重量感は、名作の魅力、それに対して抱いた率直な感想を素直に、自分の言葉で綴っている草子の真摯さが理由だろう 恐らく、ではなく、間違いなく、この漫画を120%で愉しんで読めるのは、草子と同じくらいに本を読むことを愛せる『本の蟲』なニンゲンだけだろう。残念ながら、私は、まだ、単なる漫画好きの領域で足踏みをしているようで、そこには至れていないらしく、贔屓目に見ても、半分が良いトコじゃないだろうか しかし、つまらないのか、と聞かれたら、自信を持って首を横に振れる、「とんでもない!!」と 確かに内容こそ小難しいが、読了後に作中で紹介され・・・いや、ブックガイドを書いて貰えた名文学を近場の図書館に読みに行きたくなる、させてくれる素晴らしい作品である 草子のブックガイドは一巻時と同じく、作品への愛に溢れている また、2巻では登場人物も増え、彼らと接触を図ることにより、草子の『世界』がほんの少しだが、確実に広がっていっている。父親の駄目さ加減は相変わらずだが、次巻では改善が見られるかな、と期待してやっても良さそうな感じはあるかな? これは、この『草子ブックガイド』は・・・・・・これからも、漫画を好きでいる為に読んでおくべき作品、と私は勝手に判断し、推薦する

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2013/03/19

続けて2巻も読了。なんか涙でる。こんな漫画があるなんて。。もっと本と出会いたい。そう思わせてくれる作品です。じっくり2周目に突入します。

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2013/03/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

待望の第2巻。草子ちゃんが1冊1冊の書物を読み解く事で、ダメ親父を初めとする身近な人々、そして誰よりも自分自身と正面から向き合い大人への道を歩んでいく姿を見守るうちに、心が穏やかに研ぎ澄まされるような思いで満たされていきました。 個人的には、草子ちゃんがブックガイドを通じて読書家の同級生との友情を育んでいくエピソードにほっとさせられました。1巻のブックトーク回に登場した潮崎くんも思いがけない形で再登場しています。 もちろんいつもの青永遠屋の面々とのやり取りも健在。揺れる思春期の心を支えて引き上げ、そっと背中を押してくれる店長のいぶし銀な言葉に憧れます。店長自身も草子ちゃんとの交流で生きる力を取り戻していく「9冊目」のエピソードが絶妙です。 人間は最後には1人。でも1人では生きられない。他者とポジティブな関わりを持って生きていく人生はそう悪いものではない。読後、そんな思いに満たされる1冊でした。 p.s.青永遠屋の看板猫「しおり」ちゃんが良い味出してます。

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2013/03/14

玉川重機先生のモーニングでの連載作品第2巻。 本を読みたくなる漫画であると同時に、本を読んだ感想を誰かに伝えたくなる漫画でもあります。 基本的には1話ごとに1冊の小説を取り上げて、草子がそのブックガイド(感想文と推薦文が混ざったモノ)を書く。その感想を誰かと共有することで草子と...

玉川重機先生のモーニングでの連載作品第2巻。 本を読みたくなる漫画であると同時に、本を読んだ感想を誰かに伝えたくなる漫画でもあります。 基本的には1話ごとに1冊の小説を取り上げて、草子がそのブックガイド(感想文と推薦文が混ざったモノ)を書く。その感想を誰かと共有することで草子と周りの人々のつながりが深くなっていく。 第二巻では「老人と海」や「銀河鉄道の夜」「月と6ペンス」といった小説が取り上げられています。 第一巻から引き続き小説のくくりの中で様々なジャンルからしっかりとした名作を選んできています。本当に玉川先生は文学がお好きなんですね。そして毎回読んでいて素晴らしいと感じる部分は、現実世界の私にも「この本を読みたい」と思わせるブックガイドの出来。草子のキャラクターになりきりつつ、本当に作品を愛しているからこそ描けるブックガイドを描くのはただただ賞賛を送るばかりです。

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2013/03/13

中学生が出口の見えないもやもやの闇の中を手探りで進んだり戻ったりしてく感じ。こっちの心までえぐられる気がするのは、主人公に感情移入してるのか、自分が中学生のときと重ねているのか(かつ、自分はこんなふうに前を見ず、立ち止まっていたという自覚があるから比べて落ち込んでいるのか)そんな...

中学生が出口の見えないもやもやの闇の中を手探りで進んだり戻ったりしてく感じ。こっちの心までえぐられる気がするのは、主人公に感情移入してるのか、自分が中学生のときと重ねているのか(かつ、自分はこんなふうに前を見ず、立ち止まっていたという自覚があるから比べて落ち込んでいるのか)そんな感受性などとうに磨り減ってなくなったと思ってたのに。

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