ロウきゅーぶ!(12) の商品レビュー
ミミたち5年生組が加わることになり、公式戦に参加が決まった慧心女バス部。その初戦で、いきなり硯谷女学園と合間見えることになります。夏陽から、硯谷の5年生・葦原怜那のテクニックについて聞かされた昴たちは、その対策を練りつつ、練習を続けます。 その一方で、地元の祭りに紗季の家のお好...
ミミたち5年生組が加わることになり、公式戦に参加が決まった慧心女バス部。その初戦で、いきなり硯谷女学園と合間見えることになります。夏陽から、硯谷の5年生・葦原怜那のテクニックについて聞かされた昴たちは、その対策を練りつつ、練習を続けます。 その一方で、地元の祭りに紗季の家のお好み焼きや「なが塚」と、雅美の家の寿司屋の「寿し藤」も出店することになり、昴や葵たちもその手伝いをすることになります。ところが祭り当日、店にやってきた怜那のせいで「寿し藤」のメニューが出せなくなるというハプニングが起こってしまいます。しかし、紗季の機転で「なが塚」と「寿し藤」が協力するという見事なリカヴァリーを果たし、慧心女バス部の団結はこれ以上ないほどに強くなります。 そしていよいよ試合当日。練習を積み重ねてきた慧心が、硯谷をリードする展開になります。硯谷も5年生の怜那を投入しますが、個人プレーに走りがちな彼女を抱え込んだチームに亀裂が走り、一触即発の危機に。しかし、エースの未有たちが怜那と正面から向き合うことで、しだいに怜那は仲間とともに戦うことの大切さに気づき始めます。 クライマックスの前編です。怜那が加わったことで、慧心VS硯谷の再戦が、双方にとっての成長の場になるストーリー展開になっています。
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いよいよ因縁との相手との再戦の時。こちらのチームの成長もめざましいものがありましたが、相手も新しい☆の登場と、何よりエースの精神的成長でさらに手強くなっている様子。一体どんな熱い戦いになるか。後半が楽しみです。
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つづくっ! じゃないかよ……。 中途半端なところで切りやがって……。 慧心vs硯谷、前半戦終了まで。 やっぱり智花は可愛いなぁ……。智花良いなぁ……。 見開きの挿絵はなかなか良いもんでしたね。 お好み焼き食べたいです。
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やっぱり、この熱い展開こそ「ロウきゅーぶ!」の魅力だなと思う一冊。公式戦特有の緊張感と、因縁浅からぬ対決ということで、そこに至る過程までも含めて、いい感じに仕上がっていました。
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今回もすばるんの名言が…いや、迷言が生まれてしまった。とまあ、私の毎回の楽しみは置いておき、小学生女子の楽しげな雰囲気を描くことと熱いバスケ描写も書ける!この作者はいつもやってくれます!!初公式試合で因縁の相手との再戦!燃えないわけがない!もっかんからすばるんへの告白とも取れる想...
今回もすばるんの名言が…いや、迷言が生まれてしまった。とまあ、私の毎回の楽しみは置いておき、小学生女子の楽しげな雰囲気を描くことと熱いバスケ描写も書ける!この作者はいつもやってくれます!!初公式試合で因縁の相手との再戦!燃えないわけがない!もっかんからすばるんへの告白とも取れる想いの言葉に萌えないわけがない!次巻がすごく楽しみです!!
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「強力なライバルだった五人と、今度は同じチームとして戦える。……正直、めちゃめちゃ燃える展開だ。こうして十人と向き合えていることを、すごく幸せだなって思う。」 いつも通りの小学生ネタや今回はメイドさんとお風呂なんていうイベントをこなしながらも、スポ根として盛り上げるところは盛り...
「強力なライバルだった五人と、今度は同じチームとして戦える。……正直、めちゃめちゃ燃える展開だ。こうして十人と向き合えていることを、すごく幸せだなって思う。」 いつも通りの小学生ネタや今回はメイドさんとお風呂なんていうイベントをこなしながらも、スポ根として盛り上げるところは盛り上げる。 よくある萌え小説と違うところがここだよね。 いよいよ10人集まり公式戦を戦えることとなった慧心学園女子バスケットボール部。 硯谷女学園という明確な目標も定まり、より一層練習にも気合が入ります。 そして迎えた大会。因縁の相手。 試合の流れ、キャラクターの使い方は大体想像通り。 安心して読めると言えば聞こえはいいけど、特に熱くなることもなく淡々と読み進んだかな。 そうだよね。こうなるよね。 2クォーターの終盤、「憎たらしいほどに愛されている。バスケットボールの神様に」 とまで評された怜那の活躍でこのまま一方的な展開になるかな…なんて思ったら。 ラストの雅美。 地味だけど、昴も読者も予想していなかった好プレーが飛び出しました。 「ふん、そうよ。五人でやるバスケは、こういう邪魔も入るの。思い知った、初心者さん?」 お前も初心者じゃ雅美のプライドの高さとチームへの想いがが表れた名台詞。 思えば2クォーターの最初も雅美から始まったしね。節目節目でいい活躍をしてくれる。 試合は折り返しで次巻に続く。 5年生チームと6年生チームの融合はあるのか。チームプレーを知った怜那はどうする。未有と怜那のコンビプレーなんてものも見られるのか。そのとき智花はどうする。 ひしひしと終わりへ向かっている様子も伝わってきつつ、続きを楽しみに待ちます。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
評価:☆5 さわやかローリング・スポコメディ12弾。 前半の商店街のお祭りでは真帆・雅美・紗季親子に関わる心温まるストーリー。 昴じゃないけど、この作品に出てくる小学生は本当に素直で優しくて強いから嫌いになる要素がないんだよねw癒されるわ・・・。 昴の智花への(自覚のない)告白→智花承諾の流れはもはやお約束w そして後半はついに始まった全国予選。 初戦の相手は因縁の硯谷! 成長した愛梨の姿に胸熱。(これはこの巻に限ったことじゃないけど) エースとしての風格を纏ってきた未有、かつての未有のようにワンマンプレイをしながらも試合を通して「バスケ」をすることを覚えた怜那、愛梨に憧れて努力を重ねて怜那に強く主張できる程に成長した綾etc・・・と見所満載でした。 文句無しに面白かった!・・・・が、 こんなところで切るなよぉぉぉぉぉぉ!!!ww 普通に最後のページめくって「え?」って言ったしw 続刊が気になるとかいうレベルじゃないwサグ先生早めにたのんます! 今巻の昴コーチの名言 「よし、それでは向かいますか!小学校という希望の大地へ!」
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今回は二本立てで、お好み焼きと寿司のバトル?と10人体制になったバスケ部の初試合が描かれました。5年生組が打ち解けてきた感じ。6年生組の影がって感じですが。ライバルも丁寧に描くところが好きです。
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蒼山サグの"ロウきゅーぶ!"第12巻です。前巻で変態紳士としてますます磨きのかかった昴でしたが、今回もやってくれてます。縞パンが引き金で、まさかあの方にも手を出してしまうなんて…。葵と5年生チームのスキンシップもあれですね。という話もありましたが、本巻は10人...
蒼山サグの"ロウきゅーぶ!"第12巻です。前巻で変態紳士としてますます磨きのかかった昴でしたが、今回もやってくれてます。縞パンが引き金で、まさかあの方にも手を出してしまうなんて…。葵と5年生チームのスキンシップもあれですね。という話もありましたが、本巻は10人体制になった慧心学園女子バスケットボール部が1つにまとまっていく話や全国大会での硯谷女学園との対決などスポーツに関する部分での読み応えが半端なく良かったです。硯谷との試合がとてもいい所で終わっているので、この試合の行方が気になります。早く13巻を。
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とりあえず読了。安定の面白さです。 慧心女バス部も10人に増えてチームとしては順調ですが、作品としては一人一人の描写が減って印象が弱くならないか心配です。
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