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ゴータマは、いかにしてブッダとなったのか の商品レビュー

4.1

16件のお客様レビュー

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2024/09/03

原始仏教の見直し:ところ変われば仏教も変わる よみがえるお釈迦様の仏教 インドに仏教が生まれるまで: 言語がカギ 四民平等としての仏教 釈迦の生涯: 苦行では悟れない 自分助け→人助け 45年の活動 サンガとは何か: 最大の功績・組織作り 人様に依存 食べてよいもの・ダメなもの ...

原始仏教の見直し:ところ変われば仏教も変わる よみがえるお釈迦様の仏教 インドに仏教が生まれるまで: 言語がカギ 四民平等としての仏教 釈迦の生涯: 苦行では悟れない 自分助け→人助け 45年の活動 サンガとは何か: 最大の功績・組織作り 人様に依存 食べてよいもの・ダメなもの おかしな・すぐれた律 釈迦の弟子たち: ラカンさん 極悪比丘・デーヴァダッタ 部派仏教→大乗仏教: こんなに違う・大乗仏教 仏教の変遷と多様化の答え いまに生きる釈迦の言葉: 学びはすべてに勝 執着→苦は消えず 人はみな平等 自己鍛錬あるのみ

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2024/01/15

講座形式でブッダの生涯、仏教の基本を説明。初学者にもわかりやすく書かれている。ただ仏教分裂のところは著者の自己研究でディープな内容に。

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2023/07/31

本著は、お釈迦様の生涯や仏教の歴史、時代背景、仏教の教えなど、仏教とは何かについて、とてもわかりやすく書かれた本です。 ぜひぜひ読んでみてください。

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2022/10/02

他の世界宗教入門の様な本を読んできた中で自分の思想に一番合っていそうなのが原始仏教だという話を友人にした所、こちらの本をおすすめされる なるほどわかりやすく原始仏教、つまりはお釈迦さまがどういう事をなさったのかがとてもわかりやすく知れた気がする 原始仏教を自身の軸にしてる人と...

他の世界宗教入門の様な本を読んできた中で自分の思想に一番合っていそうなのが原始仏教だという話を友人にした所、こちらの本をおすすめされる なるほどわかりやすく原始仏教、つまりはお釈迦さまがどういう事をなさったのかがとてもわかりやすく知れた気がする 原始仏教を自身の軸にしてる人との付き合いが一番気楽だろうなぁ

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2021/08/01

当時の時代背景から、ブッダがなぜ出家して悟りを開くにいたったのか、分かりわすく書いてある。ブッダに興味が湧いたら読んでみるといいと思う。

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2021/05/18

佐々木先生の本は初期仏教を学ぶのはいいなと感じたので続けて. 先日、佐々木先生を絶賛する人とお話をする機会があった。以前からうっすら感じていた「佐々木先生は大乗仏教に愛がないのではないか」という疑念をぶつけてみた。佐々木先生は真宗の僧侶であるし愛情がないわけではない。著書にもそ...

佐々木先生の本は初期仏教を学ぶのはいいなと感じたので続けて. 先日、佐々木先生を絶賛する人とお話をする機会があった。以前からうっすら感じていた「佐々木先生は大乗仏教に愛がないのではないか」という疑念をぶつけてみた。佐々木先生は真宗の僧侶であるし愛情がないわけではない。著書にもそのあたりのことが出てくる本もある!といわれていたのだが、これがまさにその本だった。 佐々木先生は、大乗仏教と分けて小乗仏教ではなく「釈迦の仏教」という言葉で説明される。この本は一日で学ぶという仮定の一日講座を想定していて6時限単位になっている。 ただ「こういわれています」という事実に基づいた内容だけでなく、当時の人々や世界観をイメージしていきいきしたお話で語られる。そして最後には釈尊の教えを伝え知る人が今ここにもいることを喜んでいる。 基本的な初期仏教と大乗仏教の違い、どのようにして大乗仏教が発生したのか、釈尊が求めたものなど、時系列で書いてあってとてもいいと思う。前に読んだ『100分de名著 大乗仏教』『100分de名著 ブッダ最期のことば』のさらに全体を描いたもの。 地味に佐々木先生の著書は追っていこうと思う。 7人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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2020/11/27

釈迦の仏教の本質は、信仰ではなく、自己鍛錬にあります。 生きることの苦悩と向き合い、自己の改良を説くのがブッダ本来の教えです。 この釈迦の仏教を、ブッダ誕生以前のインド社会の構造、ブッダの生涯、弟子との逸話、サンガの生活規則など6つのテーマから解説します。 著者は原始仏教の世界的...

釈迦の仏教の本質は、信仰ではなく、自己鍛錬にあります。 生きることの苦悩と向き合い、自己の改良を説くのがブッダ本来の教えです。 この釈迦の仏教を、ブッダ誕生以前のインド社会の構造、ブッダの生涯、弟子との逸話、サンガの生活規則など6つのテーマから解説します。 著者は原始仏教の世界的権威佐々木閑先生。 とても分かりやすく、しかも深いところまで解説されています。 仏教を知るための入門書に最適です。 「頭髪が白くなることで長老になるのではない。ただ年をとっただけの人は「むなしい老人といわれる」(ダンマパダ260) 手厳しい言葉です。しかし本当のことです。年寄りだからまわりが大事に扱ってくれる、年寄りだから尊敬されるのは当たり前などと考えてはいけません。 ー 188ページ

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2020/04/29

・とても分かりやすく解説している本です。初心者におすすめです。  佐々木閑さんは冒頭「まずは、仏教が生まれる前のインドがどのような状況であったかを知っていただいて、お釈迦様はなぜその時に仏教をつくらなければいけないと考えたのか、それを理解していただかなければなりません」と書いて...

・とても分かりやすく解説している本です。初心者におすすめです。  佐々木閑さんは冒頭「まずは、仏教が生まれる前のインドがどのような状況であったかを知っていただいて、お釈迦様はなぜその時に仏教をつくらなければいけないと考えたのか、それを理解していただかなければなりません」と書いています。  そう考えると、釈尊は決して自分の苦を乗越えるためではなく、社会から苦を無くしたいと思って出家されたのかもしれません。釈迦族が滅ぼされる時も決して闘おうとはせず、自ら到達した諸行無常の境地を貫いた釈尊にも、強い怒りや深い悲しみに襲われることがあったと思います。  現代の日本において、仏教というと、どうしても葬式というイメージですが、お釈迦さまの教えは、いまという時代にこそ蘇って欲しい。  信仰が生まれる背景には、支配者側の都合や被支配者側の苦悩があるんですよね。変遷の歴史を学ぶことは、大切ですね。  生老病死を乗り越えるためには、自分への執着を捨て去る必要があるということは理解できますけど、日本では、托鉢だけでは生きて行けないですよね。

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2019/01/01

ブッダの一生というのは歴史や漫画で読んで知っているつもりだったが、実際どういう教えが人を引きつけたのか、いま自分の周りにある仏教とどうつながっているのか知らないことだらけだった。他の宗教と違って、全く排他的でないところ、自分を拠り所とせよという教えが基本にあるところに魅力を再発見...

ブッダの一生というのは歴史や漫画で読んで知っているつもりだったが、実際どういう教えが人を引きつけたのか、いま自分の周りにある仏教とどうつながっているのか知らないことだらけだった。他の宗教と違って、全く排他的でないところ、自分を拠り所とせよという教えが基本にあるところに魅力を再発見できた。

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2016/12/02

はっきりと知らなかったのだが、お釈迦様は過去に確かに実在していた人物なのだそうだ。本名はゴータマ・シッダッタ。「ブッダ」とは本来は悟りに到達した人一般を指す名詞だが、その人らの中でも一番有名になったためゴータマ個人を指すようになった。『ゴータマは、いかにしてブッダとなったのか』の...

はっきりと知らなかったのだが、お釈迦様は過去に確かに実在していた人物なのだそうだ。本名はゴータマ・シッダッタ。「ブッダ」とは本来は悟りに到達した人一般を指す名詞だが、その人らの中でも一番有名になったためゴータマ個人を指すようになった。『ゴータマは、いかにしてブッダとなったのか』の意味するところは、ゴータマという個人がいかにして悟りを開いたのか、そしてその教えがいかにして2500年も存続する宗教になりえたのか、ということ。原始仏教が成立した背景と広まった理由の他に、大乗仏教が派生し広く認められた背景についても著者の研究に基づいてやや詳しく述べられていて、これが本書の特色かもしれない。 何も知らずに読んだヘッセの『シッダールタ』に感激して、それが個人的に仏教に興味を持った最初のきっかけでもあるのだが、あれはブッダの生涯をかなり参考にしていることを本書でいまさら知った。(といっても細部はかなり違うのだが。) 一番驚いたのは、輪廻という考え方や瞑想という手法が仏教以前に存在していたということだ。もともとインド文化として当たり前にあったらしい。宗教と文化の切っても切り離せない関係性をここに見たように思う。

Posted byブクログ