猫弁と透明人間 の商品レビュー

大山淳子【著】

2013/03/24

シリーズ2作目。いろいろな登場人物、物語が出てくるが、最後にはすべてが繋がり、気持ちよく読み終わることができるのは1作目と同様でした。1作目からの登場人物が、さらに個性を発揮し、物語を面白くしてくれてもいます。
弁護士は依頼者の期待に応えること。例え、黒に近い灰色でも。仕事のため、これが弁護士としては通常の考え方なのかもしれませんが、そこに正義はないかもしれない。しかし、百瀬さんは自分の信念を曲げない。周りに惑わされず、これからも自分を貫いていってほしいです。
あと、大福さんともうまくいきますように。

2013/03/20

猫弁の百瀬さん、見た目は良くないし、性格も微妙だけど、良い人です。
同級生にずっと笑われても嫌な顔をしない、良い人です。
野呂さんや、七重さん、亜子さんそれぞれと前回よりも更に仲良くなって、関係もとても面白いです。これもドラマ化したのかなぁ？

2013/03/20

前回に引き続き、読みやすく、微笑ましい小説だった。文章の間あいだに出てくる、小さな影絵イラストがかわいい。早く他の話も文庫化してほしい。

2013/03/08

天才なのにちょっとずれている弁護士がいい味出している。
法律事務所の面々も個性あふれている。でも、どう考えても法律事務所のスタッフ感がないけど。
バリバリの悪徳弁護士じゃなくって、こういう弁護士も世の中にいたほうがいいなぁ。

2013/02/28

優しいひとばかり。百瀬さんすごいなー。透明人間にちゃんといきつくんだもの。二見も根はいいやつなんだきっと。

2013/02/26

一気に読んでしまいたいような、
でも、ゆっくり噛みしめながら読みたい、そんな一冊。
泣けるよ。優しくて、あったかい気持ちになる。
相変わらず、主人公は吉岡くんが浮かんじゃいます。
ドラマも見てみたいなあ。

2013/02/24

正義という言葉って
結局のところ、強いもののためにあるんだと
思ったことがある。
でも、
本当の正義って
その規準は優しさにあるんじゃないあかなって
そう思えるようになった。

2013/02/22

猫弁の第2弾。これもドラマ化前提。
ドラマチックでもエキサイティングでもないんだけど、なんとなくほっこりするお話。最終的に登場人物のほとんどが丸く収まっていて、後読感がすごい気持ちいいです。ラストシーンが、何とも言えずほっとする風景でした。

2013/02/17

猫うじゃうじゃの事務所に中に、さらに「タイハクオウム」がやって来た。
猫弁シリーズ第2弾
猫弁こと百瀬と百瀬に恋する大福亜子の過去も明かされる。

猫弁がかかわるとみんな何となく、幸せ、もしくは生きる道を見つけてしまう。
こんな世の中だから、猫弁みたいな人がどこか実際にいて欲しいと思ってしまう。