ブルーバード ブルー(2) の商品レビュー
恋をあきらめるということは気持ちを捨てること。 仲の良い友達を好きになった苦しみと、その気持ちにどう向き合うかもがき苦しむ恋愛初心者の蒼の様子がじんわりと描かれます。 最終的に、蒼の恋の形は「鬱」でした。 「鬱」=「ブルー」=「蒼」 悩んだり、泣いたり、落ち込むことの多い自分の...
恋をあきらめるということは気持ちを捨てること。 仲の良い友達を好きになった苦しみと、その気持ちにどう向き合うかもがき苦しむ恋愛初心者の蒼の様子がじんわりと描かれます。 最終的に、蒼の恋の形は「鬱」でした。 「鬱」=「ブルー」=「蒼」 悩んだり、泣いたり、落ち込むことの多い自分の恋愛。 でも鬱には満ち溢れるという意味があり、気持ちが湧き上がってきたらそれはもう恋なんだと。そしてブルーは幸せの青い鳥を示す色。 さやちゃんの「心の穴は失恋相手のために空いたのではなく、もともと空いていたもの。その穴は恋したいと思う気持ちなんだよ」という台詞は名言。 1巻で「恋はおでん」と語っていたさやちゃんにおでん屋で働く彼氏ができるとはにくい演出だなあ。
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蒼ちゃんが最後まであわあわしてる感じ。 なんかもうここまでくると、恋愛にうといとかそういうレベルではない気がする…。 佐伯くんもどうなのとは思いましたけど…。 ここまで鈍感だともうどうなの…みたいな。 一巻も二巻も読んでておでんが食べたくなる。
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恋を断食中だった主人公が、初めての感情に戸惑いながら、前に進んでいく話。完結。 周囲の人たちがいい味出してて良かった。ふたりはうぶ(過ぎる)けど、物語として見る分はそんなに気にならなかった。くすっと笑える箇所もあり、穏やかな気持ちで読めた。
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