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邪馬台国殺人紀行 歴女学者探偵の事件簿 の商品レビュー

3.1

10件のお客様レビュー

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2024/04/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

鯨さんの小説はとても読みやすい。3つの古墳にまつわる事件で、各地のライトな知識も得られるし、主人公三人のキャラ配置も良い感じ。事件の顛末はあっけないけれど、それと釣り合うくらいの面白さはある。鯨作品はけっこう読んでいるけれど、まだまだ未読本あるので、また読もうと思う。

Posted byブクログ

2016/09/19

10年以上も前に読んだ「邪馬台国はどこですか?」が、ほんまに面白かったせいで著者にはものすごい期待してしまうんやけど、依頼あそこまで 「うわー!!」 ちゅうシリーズには出会えてないなー。(;^ω^) この本も、まあ、普通に安楽椅子? ものとして面白かったけれど、うーん、キャラが...

10年以上も前に読んだ「邪馬台国はどこですか?」が、ほんまに面白かったせいで著者にはものすごい期待してしまうんやけど、依頼あそこまで 「うわー!!」 ちゅうシリーズには出会えてないなー。(;^ω^) この本も、まあ、普通に安楽椅子? ものとして面白かったけれど、うーん、キャラがなァ・・・。 そういえば、くだんの「邪馬台国はどこですか?」に、登場した静香がこの話にも主役級で登場してました。 その他、東子とひとみも他シリーズの探偵役として登場してるらしい(と、あとがきで知った)。 静香は知ってるけど東子とひとみは知らなかったので、 「もしかして他シリーズから先に読むべきやった?」 と、思ったけど、まあ、いいかな・・・。 前方後円墳のくだりは、すっごい面白かった! テーマは邪馬台国やし、やっぱり「邪馬台国はどこですか?」と、同じくらい面白くてもいいはずやのに、ものすごーいダラけつつ読んだのはもう、ひつこいけどキャラの問題ちゅうことで。 お嬢様キャラの東子と、女王様キャラの静香まではよかったわ。 ひとみが・・・。 ツッコミキャラ(らしい)ひとみがなんか、マトモなことをいうてるんかもしれへんけどいちいち面倒臭い女やなあ・・・、と、思ってしまう・・・。 「栗丸堂」の葵といい、男性作家の書く「モテ女」ってなんで、こんなに面倒臭いんやろう(笑)! モテない人の言い分 ミステリとしても題材としても面白いので、他シリーズも読もうかなあ、と、思いながら読んだけども、ま、いいかなあー・・・。 やっぱりキャラって大事やね。 せやけど、海に捨てた遺体って、波にさらわれて全裸になったり、する・・・? そんな、ゆで卵の殻が剥けるみたいにつるっと、いくもんか・・・?? (2016.06.05)

Posted byブクログ

2016/07/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

正直面白くなかった。ミステリーなのに謎解きの面白さは皆無、推理らしい推理もなく、突然静香がお風呂で閃いて問題解決。ストーリーイマイチだし、主人公の三人に魅力が全くない。静香は自陣過剰で女王様気質、ひとみは静香に嫉妬心を持ちながら逆らえない、東子は女子高で先輩に憧れる後輩タイプ?それぞれ他作品シリーズの主要キャラらしいけど、その作品を読んでみたいと思うような魅力が全く感じられない。

Posted byブクログ

2016/06/13

他の作品に登場する美人キャラ揃い踏みの鯨版『アベンジャーズ』的な連作。その3人の中であの人物が狂言回しを担っているのが、このシリーズの独自性。『Qさま』才女トリオの三浦奈保子さん、松尾依里佳さん、村井美樹さんで実写化希望。

Posted byブクログ

2013/06/01

鯨さんの作品を読んでる人にはおなじみの早乙女静香さんと桜川東子さんが出てくる作品。歴史ミステリーとかではなく、ただのミステリー。邪馬台国の比定地が舞台ってだけ。3章は…まぁ、鯨作品を読んでる人向けです。

Posted byブクログ

2013/05/08

もはや「伝統芸能」的な域に達した感のある 鯨市の「地の文の突っ込み」という芸風と、 他昨で活躍していた「美女探偵」キャラの共演。 これだけで「ご飯三杯」(^ ^; かなり「キャラが勝手に動く」感も強く、 これまでの作品を未読の方には取っ付きにくいかも。 が、読み始めてしまえば...

もはや「伝統芸能」的な域に達した感のある 鯨市の「地の文の突っ込み」という芸風と、 他昨で活躍していた「美女探偵」キャラの共演。 これだけで「ご飯三杯」(^ ^; かなり「キャラが勝手に動く」感も強く、 これまでの作品を未読の方には取っ付きにくいかも。 が、読み始めてしまえば「初鯨作品」という方も 楽しく引き込まれるであろうキャラの強さ(^ ^ 厳密に「ミステリ」として評価しようとしてしまうと 我田引水・牽強付会・ご都合主義と言った 「本格好き」の方々からはお叱りを受けそうな(?) 要素も多い...というか、芸風としてそればっかり(^ ^; テレビ的な「引っぱり」も多く、大事な筈の「伏線」も 張るだけ張って消化不良のままだったりすることも(^ ^; でも純粋な娯楽作品として見れば、 肩が凝らずに気楽に楽しめる作品かと(^ ^ 惜しむらくは東子嬢がもっと活躍して欲しいような...

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2013/05/07

鯨さんの作品、最近いまいちだなー。 それとも自分の感性が変わったのかなー。 ちょっと乗り切れず・・・。

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2013/03/30

「邪馬台国は何処ですか?」の作者 鯨統一郎さんの最新作。 「何処ですか?」読書時の衝撃が忘れられずに、今回もその衝撃を味わえないかと、手に取りました。 結果は、やや残念な感じになってしまいました・・・。 (まぁ、”殺人”がメインなんで、そんなに歴史は出てこないかなぁ、とはうすう...

「邪馬台国は何処ですか?」の作者 鯨統一郎さんの最新作。 「何処ですか?」読書時の衝撃が忘れられずに、今回もその衝撃を味わえないかと、手に取りました。 結果は、やや残念な感じになってしまいました・・・。 (まぁ、”殺人”がメインなんで、そんなに歴史は出てこないかなぁ、とはうすうす感じていましたけれども。) ですが、面白い点は、邪馬台国に係る地域での殺人事件であるのに、短編が3話あること。 (世間的には、近畿説と九州説だけですが3編あります。) あとは、別のシリーズで謎解きをしている2人のヒロインが共演しているところでしょうか。 なんとなく邪馬台国について知りたくて、なんとなく軽い気持ちで読んでみたい、という人にはお薦めです。 ※早乙女さんは大分マルくなった様な気がします。

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2013/03/17

この作者で、この登場人物で、この表題なので、アクロバティックな展開を期待したのですが、思いのほか、オーソドックスな仕上がりでした。最終話に出されたお話は、そうか……デビュー作につながるか?と思い、ニンマリしました。読後に読んだ解説がとても良い出来だと思います。そうか、こんな具合に...

この作者で、この登場人物で、この表題なので、アクロバティックな展開を期待したのですが、思いのほか、オーソドックスな仕上がりでした。最終話に出されたお話は、そうか……デビュー作につながるか?と思い、ニンマリしました。読後に読んだ解説がとても良い出来だと思います。そうか、こんな具合に、こんな心持ちで読めばいいのか……。 そうですねえ、この登場人物で、一編がメフィストあたりに3回の連載、というくらいのものが読みたいですね。

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2013/03/14

美女3人組が、邪馬台国に関連のある場所を訪れ、殺人事件に巻き込まれる。 それを、色々な情報から解決していく。 設定は面白かったです。 ただ、短編だったこともあって、物足りなさも。 その規模の事件が、その情報量で解決するの?!みたいな感じはありました。 ただ、元々歴史系を得意として...

美女3人組が、邪馬台国に関連のある場所を訪れ、殺人事件に巻き込まれる。 それを、色々な情報から解決していく。 設定は面白かったです。 ただ、短編だったこともあって、物足りなさも。 その規模の事件が、その情報量で解決するの?!みたいな感じはありました。 ただ、元々歴史系を得意としてる作家さんだから、そういう意味では面白かったです。 ストーリーと事件の重さを半々くらいで読めれば。 軽くて読みやすかったし、出てくるキャラも好きでした。

Posted byブクログ