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そろそろ会社辞めようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか の商品レビュー

3.7

75件のお客様レビュー

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2013/06/16

著者の山口揚平さんは、現在はブルー・マーリン・パートナーズという会社の取締役をしているようだ。いわゆる、IRコンサルティング事業だと思う。 http://www.bluemarl.in/ 早稲田の政経卒業後、大手コンサルティング会社でM&Aの仕事をしたあとに独立・起業し...

著者の山口揚平さんは、現在はブルー・マーリン・パートナーズという会社の取締役をしているようだ。いわゆる、IRコンサルティング事業だと思う。 http://www.bluemarl.in/ 早稲田の政経卒業後、大手コンサルティング会社でM&Aの仕事をしたあとに独立・起業したらしい。現在の会社は、おそらく起業して2社目だと思う。(1社目は「シェアーズ」) 本書は、ビジネスをするにあたり、儲けるためのパターンを「10のプロフィットモデル」として紹介している。いくら、会社を辞めて起業をしたいといっても、お金を稼ぐことができなければ計画倒れ。だから、起業をするにあたり、「当たりをつける」ことが大切で、それをパターンで紹介する。たとえば、大手町の花屋は客をあまり見かけない。それでも儲けることができるのは、なぜだろうと分析する。このあたりは、コンサルをやってきた山口さんの得意分野だろう。 だが、この人の説得力のある部分は、儲かるビジネスをパターンとして紹介する理論や理屈の部分ではないように思う。本書でも紹介しているが、これからの時代は、マネー(お金)ではなくクレジット(信用)が価値をもつ時代になるという。それを山口さんは「信用主義時代」と読んでいる。たぶん、共感できるのはその部分。そういうことを思っている人が書いている本だから、そうかなと思えるのではないだろうか。 世界で起こっているさまざまなことはに対して、人は自分なりに評価し、解釈し、意味づけする。でも、事象自体はニュートラルだ。人によって、その捉えかた方は違う。事象に対して、人は自分なりのフィルターを通してみている。出来事自体は意味を持たない。意味を与えるのはその人だ。 山口さん自身は、世界で絶え間なく起こる事象の意味づけをずっとやってきたのだろう。そして、その意味付けに疲弊したこともある。そのときに覚えたことが、「漂う力」や、場合によっては「来たる事象に身を任せる」こと。 このあたりは、苦労があったからこそ、経験を通して身に着けた処世術なのだと思う。 ビジネスを長く続けるための、「ロゴス(論理)・パトス(情理)・エートス(倫理)」の調和という点も共感できた。

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2013/06/02

プロフィットモデルを可視化して、オリジナルのバリューを複数持つ。好きなことで食うためのテク、心づもりなど。もっと若いときに読めれば良かった。

Posted byブクログ

2013/05/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

序章からガツン!"社会のレールとルールは壊れようとしている。だから、自由に生きよう!" 割りと新しいビジネスモデルの紹介!ポイントが明確で分かりやすい良書! 「好きで喰うため」の三要素は、バリュー、システム,クレジット。このうち、システムについて詳説。 何をやるかよりも、どうやるかが大切。 ハーバードやオックスフォードは教育でもうけていない。 etc

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2013/05/14

https://docs.google.com/a/yosca.jp/document/d/1xMhrYSbPtN1UcWnPFtZGGa2d9BhZlcNugmarZ8H7VoI/edit

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2013/05/13

■人生とマーケティング A.生きる意味を見つけるなら、「好き」か「やるべきこと」をやろう B.仕事とは、才能を貢献にかえる作業 C.ベストを追求すると会社は大きなリスクを負ってしまう。だkら、経営するときはベターを積み上げるものである。 D.優秀さとは、有能さと謙虚の掛け...

■人生とマーケティング A.生きる意味を見つけるなら、「好き」か「やるべきこと」をやろう B.仕事とは、才能を貢献にかえる作業 C.ベストを追求すると会社は大きなリスクを負ってしまう。だkら、経営するときはベターを積み上げるものである。 D.優秀さとは、有能さと謙虚の掛け算である

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2013/05/06

そろそろ会社辞めようかな、と思っている訳ではないです、念のため。 そろそろ会社辞めようかな、と思っている訳ではない人にとっても、勉強になります。

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2013/05/04

《著者のバリュー理論》 ■30歳までに丹念に目の前の仕事に注力すれば、 ①自分なりのミッション、もしくは ②提供できるバリューの輪郭が見えてくる、ものである。 →おそらく意識していないと、なかなか捉えにくいものでもあるので、定期的に棚卸しが必要になるでは? 更に、自分のミッショ...

《著者のバリュー理論》 ■30歳までに丹念に目の前の仕事に注力すれば、 ①自分なりのミッション、もしくは ②提供できるバリューの輪郭が見えてくる、ものである。 →おそらく意識していないと、なかなか捉えにくいものでもあるので、定期的に棚卸しが必要になるでは? 更に、自分のミッションに沿った生き方をすることがもっともバリューを出す方法であると。

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2013/04/18

経済関係のお話は基本苦手。今のところ起業する予定もなし。そんな私でも、この方の本は楽しく読めてしまいます。 読後に、『起業の How To 本を読んだ』というより『今の時代をどう生きるか?というような、壮大なテーマの話を読んだ』感覚になるのは私だけでしょうか。 使われている図...

経済関係のお話は基本苦手。今のところ起業する予定もなし。そんな私でも、この方の本は楽しく読めてしまいます。 読後に、『起業の How To 本を読んだ』というより『今の時代をどう生きるか?というような、壮大なテーマの話を読んだ』感覚になるのは私だけでしょうか。 使われている図説も分かりやすく、章ごとに書いてあるポイントもとても簡潔でした。 この本を読んで、今までと少し違った視点で世の中を見ることができるようになりました。価値のある本だと思います。

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2013/04/14

会社を辞める前に、会社を辞めて起業を考えている方にお勧めです。 特にビジネスモデルについての説明は素晴らしいです。 成功している所がなぜ儲かっているのかを調べて、真似できる所は真似するべきだと思います。

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2013/04/13

会社を辞めてから読んだ本。 1人でも食べていける知識とまでは言えないけれど、会社員と独立してやっていく際の思考方法が違うというのは、よく言われることです。 わかりやすく、読みやすかったです。 世の中のプロフィットモデルを丁寧に紹介し、 どうやって稼ぐか を考えることが大事だと説...

会社を辞めてから読んだ本。 1人でも食べていける知識とまでは言えないけれど、会社員と独立してやっていく際の思考方法が違うというのは、よく言われることです。 わかりやすく、読みやすかったです。 世の中のプロフィットモデルを丁寧に紹介し、 どうやって稼ぐか を考えることが大事だと説いています。 何をするかよりも、どうやって稼ぐか。 好きなことで、どうやって稼ぐか。 プロフィットモデルについて考えたことがなければ、視野は広がるし、アイデアも湧いてくるのではないでしょうか。 プロフィットモデルの解説に大半が割かれていますが、 独立するまでに、2〜5年の潜伏期間が必要というそのプロセスや丁稚奉公時代に何をするかの部分が興味深かったですね。 “本当に「好き」で「食う」を目指すなら、まずはさまざまなプロフィットモデル事例を見つけ、自分の”やりたいこと”に当てはめることから始めてみることをお勧めします。そうした作業を通じて、より早く答え(継続的な事業基盤の確立)に到達することができると、僕は考えています。”

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