信長の二十四時間 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
本能寺の変のまさに1日を描いた作品。 もちろんテーマは「本能寺の変の黒幕が誰でどのようにして本能寺の変が起こったのか?!」。 司馬遼太郎を読んだ後だけに重厚感はなかったが、ライトな感じでさっくりと読み終えることができ、これはこれで悪くなかった。冒険活劇モノとしてみればむしろ面白い。 ただ描写が軽く感じられるため、謀略の進行に違和感を覚えなくもない。あまりに都合が良過ぎるような。 とはいえ、本能寺の変の別の視点というだけでワクワクするし、着眼点も良かったと思う。 少しネタバレになるが、伊賀者が出てくるのだが、正直この伊賀者の話の部分で言うと和田竜の「忍びの国」の方が面白かった。たったこの部分だけで比較してはいけないけど。
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まずまず面白かったです。 お互いの思惑とか、疑心暗鬼とかが錯綜して本能寺の変へと流れて行くのは、パズルのピースが嵌って行くような感覚がありました。 だからこそ、あんまりニンジャニンジャした忍がでてきて欲しくなかったです。術というほどのものでもなかったけど、もう少し…。ラストの秀吉...
まずまず面白かったです。 お互いの思惑とか、疑心暗鬼とかが錯綜して本能寺の変へと流れて行くのは、パズルのピースが嵌って行くような感覚がありました。 だからこそ、あんまりニンジャニンジャした忍がでてきて欲しくなかったです。術というほどのものでもなかったけど、もう少し…。ラストの秀吉の下りはよかったですが信長は…うーん。まあ評価が別れるところかもしれないです。
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