社長は少しバカがいい。 の商品レビュー
戦後やバブル崩壊後の混沌を身体で感じ、生き抜いてきた著者の飾らない言葉の一つ一つがドーンと響いてくる一冊。 もう少し力を抜いていいんだと思わせてくれる一方で、注力すべきポイントも提示してあり、メリハリが効いていて面白い。
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息子が学校でもらってきたので、とりあえずあとがきだけ読みました。どっかのオヤジの自慢話ばっかり聞かされたってつまらないだろうし、読もうか読むまいか・・・と思ったので、あとがきをまず読んでみたのですが、結構面白い。なんか元気出たような気が。「人の言うことを真に受けすぎだ」と言う一言...
息子が学校でもらってきたので、とりあえずあとがきだけ読みました。どっかのオヤジの自慢話ばっかり聞かされたってつまらないだろうし、読もうか読むまいか・・・と思ったので、あとがきをまず読んでみたのですが、結構面白い。なんか元気出たような気が。「人の言うことを真に受けすぎだ」と言う一言にうなずいてしまった。なかなか面白そうな社長さんです。でも、本文もずっとこの調子だと、途中でお腹一杯になっちゃいそうだな~と思いながら、本文も読んでみます。まだ読み終わってないので、とりあえず★3つ
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すごいエネルギッシュな鈴木社長の 言いたい放題な本。バカかもしれないけど 強くてまっとうだと思う。私は大好きだな、こんな人。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
エステー株式会社の名物会長のひと癖もふた癖もある社長論。 ただの役員と社長は全然違うことが実感できた。 「少しバカがいい」というよりも、理屈を振り回し、社会に流されるような小利口では社長は務まらないということだろう。 チーフ・イノベーターとしてのアイデアや東日本大震災後に見せた心意気など、人間として芯が通った魅力が感じられた。 今後のクリアフォレスト事業にも期待したい。 13-118
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あの消臭力で有名なエステーの会社立て直し社長の奮闘記。 立て直しで成功してる企業は、まず社員を切ることからではなく、無駄な資産から切っていくのだが、その中で社長の特色が出ているが面白い。 同じような本がたくさん出てるが、社長の個性がそれぞれで面白い。 参考になる部分もあると思う。
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題名とは大違ひで、「社長はバカでは務まらない」事を筆者の体験談を含めて述べてゐる。「心はズタズタでもホラを吹いて笑ってみせる。大将が元気でニコニコして、元気な顔をしていたら、たいていはうまくいくんだ。」等社長業の勘所を示してくれる。「ジョブズが亡くなってしまった。もう、この世に俺...
題名とは大違ひで、「社長はバカでは務まらない」事を筆者の体験談を含めて述べてゐる。「心はズタズタでもホラを吹いて笑ってみせる。大将が元気でニコニコして、元気な顔をしていたら、たいていはうまくいくんだ。」等社長業の勘所を示してくれる。「ジョブズが亡くなってしまった。もう、この世に俺しかいない。」なるほど。
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人格者とはこういう人のことを言うんだなと考えさせられた一冊。頭では緻密に考えつつも行動は大胆。決断力の速さと心意気に感動した。
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面白かった。独創的な方だという感じがしたけれど、ご自分でしっかりみすえて、自分を信じて行動されているのがとても共感できた。周りのかたがたは大変かもしれないけど、それでも一緒に働きがいがあるときっと思っているに違いない。
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消臭力やムシューダで知られるエステー社の会長・鈴木喬さんの経営学の自著。 はっきりと自分は性悪説の経営で、世の中の綺麗事ばかり言っている経営者は信用ならないと言ってしまう剛毅な経営者。 ワンマンで徹底的な改革を、社員から最初は強烈に反対されながらも、果敢に実行して成功させる。性悪...
消臭力やムシューダで知られるエステー社の会長・鈴木喬さんの経営学の自著。 はっきりと自分は性悪説の経営で、世の中の綺麗事ばかり言っている経営者は信用ならないと言ってしまう剛毅な経営者。 ワンマンで徹底的な改革を、社員から最初は強烈に反対されながらも、果敢に実行して成功させる。性悪説といっても、社員を信用していないというよりは、人間というものはこうこうこういう性質があるということをきちんと踏まえて、それに対抗する策を考え、演じているという感じ。 震災の時に自社でガイガーカウンターを作ってしまう話をはじめ、一本気で、パワーがあり、なんともいえない魅力のある方。
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エステー株式会社の鈴木会長が説く、乱世を生き抜くリーダーの鉄則が記されています。「世間はいつでも化けの皮をかぶっている。それに騙されているようでは、生き残れない。」(P84)、「カッコいいことを言っている社長は危ない。自覚のない偽善者がいちばん怖い。善いことと悪いことがわかってい...
エステー株式会社の鈴木会長が説く、乱世を生き抜くリーダーの鉄則が記されています。「世間はいつでも化けの皮をかぶっている。それに騙されているようでは、生き残れない。」(P84)、「カッコいいことを言っている社長は危ない。自覚のない偽善者がいちばん怖い。善いことと悪いことがわかっていないから、善人面をしながら平気で本当に悪いことをしでかす。」(P91)、「いい質問とは、相手の話したいことを引き出す質問だ。」(P138)が特に示唆に富んでいると思った。
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