赤穂事件と四十六士 の商品レビュー
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<目次> 第1章 刃傷事件 第2章 大石内蔵助と急進派 第3章 討ち入りへの思い 第4章 本懐を遂げる 第5章 討ち入りの結末 <内容> 吉川弘文館の「敗者の日本史」シリーズの1冊。先だって亡くなった山本博文氏の本。 内容は至極一般的に淡々と筆が進む。残された記録や文献を紹介しながら(原文もあるが、現代語訳を前に出すのはたぶん編集の方針だろう)、あまり自分の意見を前に出さないで話が進む。あとがきに書かれたように、この事件には、誰も勝者がいなかった、というのが著者の意見。赤穂事件(忠臣蔵)の基本を押さえるにはよい本だと思う。授業でこの事件を取り上げようと手に取ったのだが、まあ最低限の確認はできたと思う。
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赤穂事件の刃傷事件から討ち入り・切腹に至るまでの史実に迫ったテキスト。信憑性の高い史料・手紙に基づく記述なので,本当の「忠臣蔵」を見聞することができる。歌舞伎の世界では,萱野三平(早野勘平)や神崎与五郎(千崎与五郎)が浪士として有名だが,本書では,堀部安兵衛・潮田又之丞・大高源...
赤穂事件の刃傷事件から討ち入り・切腹に至るまでの史実に迫ったテキスト。信憑性の高い史料・手紙に基づく記述なので,本当の「忠臣蔵」を見聞することができる。歌舞伎の世界では,萱野三平(早野勘平)や神崎与五郎(千崎与五郎)が浪士として有名だが,本書では,堀部安兵衛・潮田又之丞・大高源吾らが活躍する。敗者の日本史シリーズとして,「赤穂事件の勝者とは誰なのか?」も考えさせられよう。
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浅野内匠頭の刃傷事件から「四十六士」の処分に至る赤穂事件の経過を、同時代史料に基づいて主として浅野家遺臣側からの視点で整理。目新しい新史料・新事実などはないので、赤穂事件に詳しい人には物足りないだろうが、俗説や憶測を排した確実な史実を改めて学ぶ上で有用である。
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