Running Pictures の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
作家さんの書評はよくあるし楽しく読みますが、書評に比べて映画評の方はあまり見かけない気がします。 しかも基本的に褒めるスタンス、楽しく読みました。批評じゃないっておっしゃってますが、紛うかたなき批評です…… 「面白そう!」と思っても、たぶん実際は楽しめないんだろうなわたし…という作品もチラホラあるので、伊藤計劃さんの感性好きだなぁ。 ストーリーもそこそこ大事だけど、それよりは世界観がキッチリ造られ作中で描かれているか、なのかな…? SFは特に世界設計が大事なので頷けるものがありました。 伊藤計劃さんの書く小説がもう読めない、というところで早逝が悔やまれますが、「あの映画観たらどういう批評されたんだろうか…」みたいに思ってしまうところでも悔やまれます。 日本どころか世界も打ちのめす韓流映画、シンエヴァとシン・ゴジラ、ウェス・アンダーソン、ギレルモ・デル・トロやアリ・アスター… 読むのに何日かかかりましたが、その間に「もしご覧になってたらどういう評価になったんだろうかこれ…」と思いながら、クリストファー・ノーラン監督の『TENET』を観ました。
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図書館にて借りる、第245弾。 (神戸市図書館にて借りる、第54弾。) 去年読み始めて、ようやく読み終わる。 思ってたほど、面白くない。 でも、続編も勿論読む。 伊藤 計劃は好きなのだ。
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第87回アワヒニビブリオバトル「【3日目】おうち時間DEビブリオバトル」2時間目 芸術で紹介された本です。 オンライン開催。 2022.05.05
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なんていうか、個人的には読む必要なかったかなという感じ。レビューが見たいなら映画サイトのレビューを見るし、詳しく掘り下げたいならもっとエキサイティングな考察をされてる人のブログやらノートやら見た方が良い。どっちつかずな印象しかなかった。サブカル好き特有のバイアスやレイシズムもちょ...
なんていうか、個人的には読む必要なかったかなという感じ。レビューが見たいなら映画サイトのレビューを見るし、詳しく掘り下げたいならもっとエキサイティングな考察をされてる人のブログやらノートやら見た方が良い。どっちつかずな印象しかなかった。サブカル好き特有のバイアスやレイシズムもちょいちょい見られるし。映画好きの御託を聞かされてる感じ。 まぁ相性が悪かったんだろうな。
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すごく今更読みました。小説がすきだから、読まなくてもいいかなとおもって長いこと触れずにいたけれど、やっぱり。そして読んでよかった。二冊目も読まないと。 とりあえず『イグジステンズ』の書き出しの数行で、ぐっ……となって一旦本を置いた。
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伊藤計劃氏の映画批評。エッセイに近いラフな調子でぐいぐいと進んでいく。口調は軽快ですが、映画への思い入れや知識、監督や役者の個性やカラーまでを熟知して書かれる批評は絶品。一般的には駄作と評されるような作品についてもだめな部分は明確にしつつ、それでも愛すべき箇所を伊藤氏しか書けない...
伊藤計劃氏の映画批評。エッセイに近いラフな調子でぐいぐいと進んでいく。口調は軽快ですが、映画への思い入れや知識、監督や役者の個性やカラーまでを熟知して書かれる批評は絶品。一般的には駄作と評されるような作品についてもだめな部分は明確にしつつ、それでも愛すべき箇所を伊藤氏しか書けないだろう視点で書いているところには、映画という文化、媒体そのものへの愛を感じました。 そのかわり、世間では名作と呼ばれているようないくつかの作品は容赦なく喝破されていましたが…笑 ほんとうに早逝が惜しまれる人、というのは伊藤さんのような人なのだと思う。生きていたとしたら今の世界、映画をどう観てどう論じたのだろうか、そんなことばかりが頭をよぎりました。
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伊藤計劃がブログ内で綴った映画評をまとめたもの。 かなりの映画通であった著者は毎年40回は劇場に足を運ぶ。私はあまり映画は見ない(1年に50本以下だ)し劇場にはほとんど行かない。なのに映画評を読むのは好きという変わった人種だ。 著者は冒頭で、「映画批評っていうのはレビューで...
伊藤計劃がブログ内で綴った映画評をまとめたもの。 かなりの映画通であった著者は毎年40回は劇場に足を運ぶ。私はあまり映画は見ない(1年に50本以下だ)し劇場にはほとんど行かない。なのに映画評を読むのは好きという変わった人種だ。 著者は冒頭で、「映画批評っていうのはレビューでは無い。もっと体系的だし/「面白い」「つまらない」といった感想程度のゴシップでは無い。/批評は、その映画から思いもよらなかったヴィジョンをひねり出すことができる、面白い読み物だ/だから、こいつは映画批評じゃない。/僕が紹介する映画を魅力的に見せるためにとった戦略だ」と書いている。新たなヴィジョンという点では町山智浩の批評などが浮かぶ。著者は批評ではないと言っているが、本書は立派に批評で楽しく新たな見識を増やせる良い批評だった。 読んでいてもっと知りたいと思ったのは、著者の映画に対する見方だ。ドラマはあまり重視しないで、システムに淫しているのは何と無く分かる。定型のキャラ萌えではなく、世界の作り方や行動の末のドラマを求めているのは「人狼」のレビューに書いてある。所々に出てくる、映画はこうだ、映画らしさはこうだ、という言葉がハッキリと分からないのがもどかしく感じた。これが分かれば著者の言っていることがもう少し分かるのだろう。「人狼」や「ブレードランナー」のディティールは、テクスチャーを楽しむ感動と言っているし、私の知らない映画の楽しみ方がまだあるようだ。
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伊藤計劃三冊目。 デビュー前に「スプークテール」という著者自身が運営していたウェブ・サイトにアップされた映画に関するレビュー全51作をまとめたもの(「今月のまとめ」としてまとめて紹介された作品も勘定にいれた)。 僕自身はそれほどに映画に詳しくはなく、かといって全然見ない...
伊藤計劃三冊目。 デビュー前に「スプークテール」という著者自身が運営していたウェブ・サイトにアップされた映画に関するレビュー全51作をまとめたもの(「今月のまとめ」としてまとめて紹介された作品も勘定にいれた)。 僕自身はそれほどに映画に詳しくはなく、かといって全然見ないわけでもない、まぁそこそこ映画好きな人間、ってところだろうか。 本書に掲載されている51作品のうち、22作品は劇場、あるいはDVD等で鑑賞済。 決して多い数字ではないだろうけれど、「映画に全然興味ないもんね」と胸を張って言える(?)には多い数字だろう。 僕としては、映画のレビューを読みたい、というよりも、あれだけの面白い作品を作り上げることが出来た人間が、どんな映画を観て、どんな感想を抱いたのか、に興味があった。 なるほど、と思ったのは、物語の流れだけでなく、一つ一つのカット割り、場面構成、オブジェ、建物、シーン全体に漂う雰囲気、そういったものにかなり強い視点を当てて映画を観ているなぁ、ということ。 そういった本流(物語)以外の、本流を支えている重要な要素にきちんと目配りが出来る、ということが彼の小説世界を支えている要因の一つなのかも知れないなぁ、と思った。 そういえば彼は武蔵野美術大学の出身。 だから美術的な要素に神経が向かうのかも知れない。 ちなみに武蔵野美術大学の少し東には僕が卒業した中学校が、少し西には僕が卒業した小学校と高校があり、昔はよくこの美大の文化祭に遊びにいっていた(こう書くと、ネットで検索すればすぐに「あ、この学校か」と判ってしまうだろうなぁ)。 映画レビューにあまり視点を置かずに読み進めてはみたものの、何作かはぜひ見てみたい作品があった。 1998年~2000年にかけて上映された映画が紹介されているので、今ではDVDやブルー・レイで観ることになるのだろうが、伊藤計劃氏が語っている「ここでやっているのは映画批評じゃなく、読んでくれた人を映画館へ誘導すること」という彼の目標は、少なくとも僕に関しては達成されている。 映画ファンがこの本をどう読むのか、また伊藤計劃ファンがこの本をどう読むのか、僕には想像出来ないが、そこそこ映画ファンであり、遅まきながら最近やっと伊藤計劃ファンになった僕は、予想以上に面白く読み進めることが出来た。
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恥ずかしながら伊藤計劃氏の作品を読むのはこれが初めて。映画批評だが面白かった。自身では批評ではないと書いているがそこら辺の批評やレビューよりずっと信頼できる。2巻も楽しみ。
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言ってることが難しすぎて、私のような阿呆には半分も理解できないよ!な本(笑) でも、映画への熱い思いはひしひしと伝わる。 1も2もリアルタイムで劇場で観たものがけっこうあって、懐かしいと共に、自分が映画をまったくといいほど理解してないのがわかり、少し落ち込む。 伊藤さんも『人...
言ってることが難しすぎて、私のような阿呆には半分も理解できないよ!な本(笑) でも、映画への熱い思いはひしひしと伝わる。 1も2もリアルタイムで劇場で観たものがけっこうあって、懐かしいと共に、自分が映画をまったくといいほど理解してないのがわかり、少し落ち込む。 伊藤さんも『人狼』を高く評価していたことが分かり、思わず「いい映画だよね!」と声をかけたい気分になった。 でもなー、もっと映画見て、語っているのを読みたかったな。
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