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さいはての彼女 の商品レビュー

4.1

524件のお客様レビュー

  1. 5つ

    152

  2. 4つ

    224

  3. 3つ

    107

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2014/11/29

共通する要素:女性,北海道,旅,変化 枠組みの中で短編を配置し,全体の統一感を持たせた単行本。 情報収集のための読書が多いが,小説もいいなと思った。

Posted byブクログ

2014/11/16

いい風が吹いてくる。 今日も、明日も、ずっと・・・。 風を体いっぱいに受けて、 どこまでも遠くへ。 ひたすら自由に・・・。

Posted byブクログ

2014/10/25

面白かった。 全体を通して少しそれはいきおいがありすぎやろ、 的なところはありましたが、余韻もよくてよかったですね。原田さんの作品は、とても 入り込みやすくリズム感がとてもここちよいです。

Posted byブクログ

2014/11/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読むとすっきりとして、少し前向な風が吹く。この本はそんな思いになれる短編集だ。 何かにつまずき、全てが終わってしまったように感じる時も、人生、道の途中なのである。ナギのおとうさんの言葉を借りれば、自分が引いた「線」を越えれば、道は果てしなく続いている。そして、越えてみれば、その「線」がいかに細かったのか、気づくものなのだろう。 しかし、一度自分に置き換えてみると、その「線」を超えることは難しい。大人になればなるほど難しい。知らず知らずに引いたその「線」は、例えば最初はガラス板ほどだったかもしれない。しかし、次第に車線ほどになり、最後にはまるで自分の周りに絶壁が隔たっているかのように感じられることさえある。まるで、世間が遠く離れたところにあるように思えるのだ。 だから、いくらこの物語が、勇気の破片をくれたとしても、どこか綺麗事のように聞こうとしてしまう。人の気も知らないで、とつきはねたくなってしまう。 それでも、心のどこかでやはり、ナギに憧れる。ハグや陣野さんのように成長したいと思う。自分らしく、楽しく生きるために、「人生を、もっと足掻」きたくなる。 落ち込んだ時は、この本を開いて旅の空気を吸おう!

Posted byブクログ

2014/09/29

さいはての彼女 私の大好きな女の子に、また出会えたことが嬉しかった ずっと読んでいたい、読み終わると笑顔になれるお話 原田マハさんってそんなステキな作家さんだとしみじみ思います

Posted byブクログ

2014/09/27

キャリアウーマンが仕事に疲れて旅に出る。そんな短篇集。 仕事や人間関係から逃げ出した先には、彼女たちを癒す出来事が待ち受けている! 頑張る女性を応援する、力が湧く物語。 そして、女性の一人旅もいいもんだ!と思わせる! 2014.9.27

Posted byブクログ

2014/09/09

0909 p101 人生の真昼と黄昏を、それぞれに、笑って旅をしている。 私はひとり、座席の肘掛けに頬杖を突いて、人生の真昼でもなくたぞでもない、けだるい午後三時あたりを、いまこうして旅をしている。

Posted byブクログ

2014/09/02

いいタイミングでいい本に出会えました。 鬱々としていた気分がすっきり。舞台がたまたまもうすぐ旅行に行く先で、本当に楽しめた。 旅行の醍醐味を凝縮したような一冊。旅は非日常と、ステキな出会いが楽しみなのです。

Posted byブクログ

2014/07/31

短編集。ツンツンと偉そうな涼香が、凪ちゃんに出会って心がどんどん溶けていくように温かい気持ちでいっぱいになっていく感じがよかった。そして最後の物語は凪ちゃんのお母さんが主人公。切ない話だけれど、新しい一歩に踏み出す彼女を応援したくなる一冊。

Posted byブクログ

2014/08/01

4編からなる短編集。 どの短編もじ~~~ん、と心に響きます。 そして心地よい風が吹き抜けていく! 中でも「旅をあきらめた友と、その母への手紙」のハグとナガラは「星がひとつほしいとの祈り」にも出てきた友人同士。 個人的には4編の中で一番好きです。

Posted byブクログ