こちら弁天通りラッキーロード商店街 の商品レビュー
友達の連帯保証人になり借金取りから逃げ、行き着いた先は誰もいないお寺。そこで夜を明かし寒さ凌ぎに置いてあった袈裟を着ていると、その町の住人のお年寄り達に新しい住職と勘違いされる。 なんでもこのお寺でご祈祷してもらえば、ぽっくり死ねるとの事。 この町の商店街で商売を営んでいた人々は...
友達の連帯保証人になり借金取りから逃げ、行き着いた先は誰もいないお寺。そこで夜を明かし寒さ凌ぎに置いてあった袈裟を着ていると、その町の住人のお年寄り達に新しい住職と勘違いされる。 なんでもこのお寺でご祈祷してもらえば、ぽっくり死ねるとの事。 この町の商店街で商売を営んでいた人々は、シャッター街になってしまった事に生きがいをなくしぽっくり逝く事を願っている。 勘違いされた主人公は、御前様と呼ばれ至れり尽くせりを受ける。 読みやすいんだけど、どうにも主人公が好きになれない。 無責任で自分勝手。自分の為に適当な事ばっかり言ってるし、混雑してるパン屋さんのレジ横で買ったばかりのコロッケパン食べるとか、ほんとにやだ。 日本昔話みたいなファンタジーだと思いながら読んだ。めでたし。めでたし。みたいな。
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スゲーいい話。 思っていた結論と逆になったのがビックリ。 小説はワンパターンじゃないって思わされました。
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図書館で。 どうせ開店閉業みたいな商売なら最後一つ賭けに出ようじゃないか、という中々思い切りの良い商店街の話。 個人的には疑り深そうな年代のご老人達が袈裟を着ているというだけでホイホイと主人公に懐いたり、信頼を寄せるのが不思議でもあり。後主人公がかなりダメ男。いい加減な事言ってえ...
図書館で。 どうせ開店閉業みたいな商売なら最後一つ賭けに出ようじゃないか、という中々思い切りの良い商店街の話。 個人的には疑り深そうな年代のご老人達が袈裟を着ているというだけでホイホイと主人公に懐いたり、信頼を寄せるのが不思議でもあり。後主人公がかなりダメ男。いい加減な事言ってえばってるだけなのに周囲の優しさに付けこんでる感がエスカレートして行く過程は不愉快。妻子を呼び寄せようとする辺りで大丈夫なのか?と思ったらダメだった。まあそうだよね。っていうかお前真面目に働けよ。チラシぐらい配るの手伝ってやれよ… 薄利多売とはいうけれども薄利過ぎて彼らは儲けは出ているのだろうか?というのは素朴な疑問です。サービスを売る、付加価値を付けるというのは良いアイディアかもしれませんが長続きはしなさそう。なので一回こっきりの大サービスの間違いではなかろうかと。その後は又シャッター街に戻るんだろうか… そして最後のオチがなんというかすっきりしない。主人公は自己破産してないのか。しても逃れられないのだろうか?赤の他人に債務を肩代わりしてもらってそれでチャラって…なんか荒唐無稽すぎる気がして読後感は良くなかったです。
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老人ばかりのシャッター商店街を復活させる、という物語。かなりコミカルで軽いノリなのでさくっと読めます。この商店街の復活計画、たしかにいいたいことは分かるけど……そりゃ閉めたままじゃどうにもならないのは確かだけど……無茶すぎるやろ(笑)。でもこんなところがあったら行ってみたい気には...
老人ばかりのシャッター商店街を復活させる、という物語。かなりコミカルで軽いノリなのでさくっと読めます。この商店街の復活計画、たしかにいいたいことは分かるけど……そりゃ閉めたままじゃどうにもならないのは確かだけど……無茶すぎるやろ(笑)。でもこんなところがあったら行ってみたい気にはなりますね。
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友人の借金の連帯保証をしたことから借金取りに追われることになった。 妻とは(偽装)離婚した。住むところも、お金もなくなって辿り着いたのは住職がいなくなったお寺。 檀家の、寂れた商店街の店主たちはポックリ逝く事を願っている。 お寺に住みつく事になった男が100円コーヒーの店を提案し...
友人の借金の連帯保証をしたことから借金取りに追われることになった。 妻とは(偽装)離婚した。住むところも、お金もなくなって辿り着いたのは住職がいなくなったお寺。 檀家の、寂れた商店街の店主たちはポックリ逝く事を願っている。 お寺に住みつく事になった男が100円コーヒーの店を提案したことで、商店街の喫茶店は客数が増えた。 商店街の再生はなるか。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
以前読んだ「編集ガール!」 の五十嵐貴久さんの作品、図書館返却本。マンションを買うという友人の借金の保証人なったことから、膨らんだ利息の取立てに追われ友人が逃げ、細々と経営していた印刷屋は廃業妻と離婚し逃げ出した主人公武は、上野から行き先もわからず乗り込み、途中で乗り換えたローカル線の終点駅にあるお寺に住み込むことになった。先代の住職が急死したあと後継がおらず、檀家の老人たちにポックリ成仏させる教祖と崇められる。シャッター通りとなった商店街の経営相談にのったことから…。先が見えすぎる展開で退屈。
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友人の借金の連帯保証人となったばかりに借金取りから追われ、東京から逃げ田舎の廃寺に逃げ込んだ印刷屋の男が、近所の商店街の店主たちに新しい住職と勘違いされニセ坊主としての生活をスタートさせる。 シャッター商店街と化したこの商店街だが、このニセ坊主の思いつきで思わぬ方向へ話が転がって...
友人の借金の連帯保証人となったばかりに借金取りから追われ、東京から逃げ田舎の廃寺に逃げ込んだ印刷屋の男が、近所の商店街の店主たちに新しい住職と勘違いされニセ坊主としての生活をスタートさせる。 シャッター商店街と化したこの商店街だが、このニセ坊主の思いつきで思わぬ方向へ話が転がっていく。 一部現実味のないような内容もあるが、娯楽作として楽しめる内容。ラストが少し性急で強引な感じがしたのが残念。
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この商店街にもう未来はない……のか? 巨大ショッピングモールに客を奪われ、シャッター街と化した商店街。 老店主たちに頼られたニセ坊主の思いつきは、町と人々を再生できるのか!? ポックリいきたいおじいちゃんたちが活力を見出す物語。
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