こちら、幸福安心委員会です。 の商品レビュー

うたたP【原作】,鳥居羊【著】

2017/02/16

原曲が好きだったので、読んでみました。
細部まで歌詞の一部が載っていたりと、読んでいて嬉しくなる作品でした。

完全で完璧な幸福を求めるこの世界は、すごく窮屈に見えました。
それを住民達は幸福だと言う……と、いうより、洗脳されている？
私が住民だとすれば、即処刑でしょうね(笑）

未来には実現しているかもしれないサイバーな世界観と、可愛い恋愛事情、絶対的存在の女王様。
深く考えると重いですが、時々狂気の見えるところが癖になります。

2014/11/03

結末とか、よく分からない部分が結構多くて個人的には少し惜しいと思う。無理矢理っぽい……。作中、これは無理あるだろっていうトリックもあるし。出てくるアイテムや、世界観、設定は魅力的。元ネタの歌、某TRPGの世界観、ゴスロリっぽい要素が好きな人は気に入るかもしれない。

2013/07/21

ハマりました。
絵師さんも可愛いし、話の展開も面白いし、兄さん(青村解さん、キューレボルン)もカッコいい。
挿絵だけでもニヤニヤできます！
解さんが最後笑い出したところは最高。
それに、これはメイカイ炸裂…！
２巻に期待！
発売日に買いまーす！

2013/07/02

　あの歌からどうやって。正直に、ネタのために読みました。

　始めから物語性のある歌だとわざわざ小説読む必要ないじゃん？　で、幸福なのは義務らしいので読んでみました。
　まあ方向性は大体想像通り。最後まで違和感がでかかったのは初音が幼すぎるってことと、蓮くんのことが好きだっていうことか。それぞれのボカロをモデルとしててもイコールボカロじゃない、ってわかっててもほら、イメージ、あるじゃん？　ミクさんはレンくんを弟として見てても、恋愛対象にしてるイメージないからさ。
　視点がころころ変わるってのは最近の書き方のひとつなの？　読みづらいし頭が疲れる。年のせいか。
　女王陛下と道化は好きです。幸福なのは義務なのですよね、我らが女王陛下。
　抜粋。道化師キューレボルンのセリフより。

「バニラの中に点在したレーズンのようなもの。ほのかな味わい、欠かせざるフレーバーなんですよ、我らが女王陛下。不幸分子も、実はあれで結構重要な役割を負っている。さくっと食べてしまうぶんには、いっこうに問題ないものです」

2013/06/08

ボーカロイドの曲でとても気に入っていたものだったので小説にも挑戦。
曲の中の世界がこうなっていたのか！といろいろ納得しながら進めました。結末も割と好み。
もともとの曲も、小説も、世界のあり方とかまでちょっと考えさせられる、軽いけど重い内容でした。

2013/06/06

ちょっとグロテスクな表現もありましたが、とっても面白い小説でした！
挿絵などのイラストもとても素敵で、怖いと思い過ぎずに読めました。
本当の幸せってなんなのか、考えさせられる小説ですね…

2013/03/09

「幸せですか？義務ですよ？」その言葉に惹かれ魅入られ…。しかしその言葉に真意とは。あの曲にはこんな意味が込められていたのかと。私ですか？幸せですよ、義務ですから。

2013/01/26

これでもかっていうぐらい曲のファンのための小説になっててニヤニヤしながら読んでたｗ あとレン君が超カッコイイ。　いろいろ読んできているけど、1曲を1冊にするのはやっぱり大変そう。でも、後半からの展開も悪くなかった。