ラジニーシ・堕ちた神(グル) 多国籍新宗教のバビロン の商品レビュー
ラジニーシは功罪あったと思うが、この本では罪の方がクローズアップされている。彼もまた人の子であったことがよくわかるし、スピリチュアルな組織の怖さもよくわかる。
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60年代後半のカウンターカルチャーの全盛期に青春時代を過ごしたイギリス人男性の作者が、今でもインド・プナで有名な フリーセックスを奨励する宗教団体のインド人グル、バグワン・ラジニーシ(1990年死去)に弟子入りし、彼とその活動に 対する決定的な失望に至までが描かれている。ボンベ...
60年代後半のカウンターカルチャーの全盛期に青春時代を過ごしたイギリス人男性の作者が、今でもインド・プナで有名な フリーセックスを奨励する宗教団体のインド人グル、バグワン・ラジニーシ(1990年死去)に弟子入りし、彼とその活動に 対する決定的な失望に至までが描かれている。ボンベイのマンションの一室からラジニーシの活動は始まり、プナに居を移す。 インド人からは忌み嫌われてが欧米人や日本人からは絶大な支持を得た。それによってどんどん巨大になっていく組織。 しだいに金儲けに走る組織。数年後にはアメリカに進出。卑怯な手段で村を乗っ取る。しかし、数年後、偽装結婚や 不正入国などの容疑で国外退去。なんだかオウム真理教を思い出させる1冊です。 ちなみに、晩年は尊称をバグワン(神、祝福をうけた者)から日本語のオショー(和尚)に変更。インドでも彼の本は今でも 売ってました。
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