QED 出雲神伝説 の商品レビュー
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奈良の密室殺人は、その前のひき逃げ事件も踏まえて、連続殺人の色を呈する。関わってるのは忍者集団出雲神流か?いやいや、出雲は元は奈良にあったのだという話だった。出雲神流は単なるサインだった(笑)
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神話の国・出雲。縁結びの物語が今も語られるこの地で現代の不可解な事件が起こる。神々の時代は終わったはずなのに古代の影はなぜ人の営みに重なるのか。 論理を武器とする燈馬想と歴史に通じる可奈は神話・考古・文献を手繰り寄せ点在する事実を結び直す。伝承は信仰として守られ同時に政治の道...
神話の国・出雲。縁結びの物語が今も語られるこの地で現代の不可解な事件が起こる。神々の時代は終わったはずなのに古代の影はなぜ人の営みに重なるのか。 論理を武器とする燈馬想と歴史に通じる可奈は神話・考古・文献を手繰り寄せ点在する事実を結び直す。伝承は信仰として守られ同時に政治の道具として磨かれてきた。 やがて見えてくるのは、「神話は真実を覆う虚構」ではなく、「虚構として編まれた真実」という逆説である。人の意志が物語を選び歴史を形づくった。 事件の答えは超常ではなく人が積み重ねた選択の先にあった。神話を疑いなお敬う。その姿勢こそが過去と現在を結び未来へ手渡す。
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今回のテーマが出雲ということで楽しみにしていましたが、出雲の起源が奈良だったという説は初耳だったので驚いた。 事件の背後関係がややこしくて登場人物と地名を遡って確認しなければならず、崇の説を楽しむために現実の事件パートはもう少しシンプルにしても良いかも。
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出雲、神話、神社、忍などなど題材は面白い。 ミステリーとしては雑だなという感想しかない。 この人の小説はミステリー小説というより歴史書として読むほうがいいかも。 にしても、奈々ちゃんはタタルの言うことをなんでもかんでも「きっとそうなのだろう」って思ってちゃだめでしょ。
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なんだろう…キレがないっていうか、ちょっと強引に終わらせているような気がするのは私だけだろうか? この本も再読する必要がありそうです…
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出雲大社は自分の守り神って思っていたのでじっくり読もうと意気込んだが本当は奈良にあったと知り、ショックで内容も入ってこなかった。 神様は奥深い。
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いよいよ出雲を読み解く時がやってきた。 舞台はもちろん島根…ではなく、奈良。 出雲の起源が島根か奈良(大和)かという論争があることも知らなかった。 実は、出雲大社に行くことになったら読もうと取っておいたものの、先に伊勢神宮に行くことになり、シリーズを順番通り読みたかったので「もっ...
いよいよ出雲を読み解く時がやってきた。 舞台はもちろん島根…ではなく、奈良。 出雲の起源が島根か奈良(大和)かという論争があることも知らなかった。 実は、出雲大社に行くことになったら読もうと取っておいたものの、先に伊勢神宮に行くことになり、シリーズを順番通り読みたかったので「もったいないなぁ」と思いながら今巻を読み出したのだが、結果的にはそれで問題なかった。 これまでの復習のような話がたくさん出てきて、自分も奈々と同じように「あ、それ知ってる!」となりながら読み進められた。
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推理小説としてももちろん面白かったのだけど、当時神社で卒業設計をしていた私は途中で「神社から逃げられない…‼︎」と思いました(本当はバイト中くらい娯楽小説で息抜きしようと思って買った)。でも本当に神社についての、そして日本神話についての様々なエピソードが話の筋書きに絡んできていて...
推理小説としてももちろん面白かったのだけど、当時神社で卒業設計をしていた私は途中で「神社から逃げられない…‼︎」と思いました(本当はバイト中くらい娯楽小説で息抜きしようと思って買った)。でも本当に神社についての、そして日本神話についての様々なエピソードが話の筋書きに絡んできていて、研究のインスピレーションにもなってすごく良かった。この本片手に出雲と奈良を歩きたいなあ。そう、島根と奈良という2つの場所をまたいだ構成も面白い。参考文献も参考にさせていただきます。
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ミステリーに分類されてはいるけれど、このQEDシリーズの魅力はまったく別のところにあると思う。 とにかく、歴史にまつわる謎解きが面白い。 何気なく当たり前だと思っていたことも、不自然に感じていなかった事柄も、QEDシリーズを読んでいると思いもしなかった別の意味が見えてくる。
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出雲なのに奈良が関わる…。神が集まる土地とは体面上の説で、そこは流刑地としての聖域だったという見方。興味深い。 今でこそ一大観光地の出雲大社。いや、昔から観光地として活動していた出雲大社。クーポン券を江戸時代から発行していた出雲大社。昔は杵築大社とよばれていた出雲大社。こないだブラタモリでやってたからタイムリー 出雲大社には行ったけど、なにか変な感じがしていた。国譲りとか暗い過去があったのはパンフレットとかにもあって、納得はしたんだけれど、なんかやっぱり浅い感じはしていた。その更に奥行きがあったとは!! これはもう奈良県にも行ってきますは。たぶん楽しい物じゃなくてそーと―渋い旅行になるだろうけれど。 ただ、意外と歴史薀蓄にはビビッとこなかった。慣れって恐ろしい。QEDの読みすぎですっかり怪しい人間になった。棚旗奈々さんもずいぶんタタルに毒されたが、その気持ちがよくわかる、それほど読み上げてきたんだな。 次が最終巻か…。最後は刺激的な歴史薀蓄が読めるかなー楽しみにします。
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