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2052 の商品レビュー

3.7

44件のお客様レビュー

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2014/04/10

グロークライン=人口減の恩恵 GDPは減るが、人口も減るので、一人あたりGDPは増える。 修正資本主義=政府のウエイトが大きい、 アメリカよりヨーロッパ、更に中国。 全体の幸福が個人の幸福より尊重される。そうしないと持続可能な社会は出来ない。 気候変動は少なくとも2040年ま...

グロークライン=人口減の恩恵 GDPは減るが、人口も減るので、一人あたりGDPは増える。 修正資本主義=政府のウエイトが大きい、 アメリカよりヨーロッパ、更に中国。 全体の幸福が個人の幸福より尊重される。そうしないと持続可能な社会は出来ない。 気候変動は少なくとも2040年までは深刻ではない。 その後は暴走を始める。 サービス業や介護の仕事が嫌なら、省エネ関連または再生可能エネルギーの分野で働くこと。 北京語習うこと。 化石燃料を扱う会社の株価は、将来急落する。 都市化が進み、出生率が低下する。世界人口は2040年直後にピークをむかえる。 経済の成熟、社会不安の高まり、異常気象によるダメージ、生産性の伸びも鈍化。 21世紀後半には、歯止めの利かない気候変動が起きる。 資本主義と民主主義は短期的志向なので手遅れになる。

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2014/03/15

http://ec.nikkeibp.co.jp/item/books/P49410.html , http://www.2052.info/

Posted byブクログ

2014/01/26

この本では2052年の世界を予測している。温暖化による気候変動と、新興国(特に中国)の成長と先進国の停滞が印象的だった。 最後にこれらの予測に対する著者のアドバイスが書かれていて、気候変動によって自然がなくなるため、子どもには無垢の自然を愛することは教えない方がよいなど、少し皮肉...

この本では2052年の世界を予測している。温暖化による気候変動と、新興国(特に中国)の成長と先進国の停滞が印象的だった。 最後にこれらの予測に対する著者のアドバイスが書かれていて、気候変動によって自然がなくなるため、子どもには無垢の自然を愛することは教えない方がよいなど、少し皮肉がきいているが面白い視点だと思った。

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2013/10/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

本書は、『成長の限界』(ローマ・クラブ)の共著者が2052年の世界を予測し、パラダイムを変換する必要を述べるもの。広義の環境問題が半世紀後はより深刻化し、政府の役割がより重要にならざるを得ない、という指摘は仕事の上でも頭の片隅に置いておくべきと感じました。ちなみに、ページ数の割に中身は重畳的です。 (主なポイント) ●世界の総人口は2040年直後に81億人でピークとなり、その後減少(都市化が進み、出生率が急激に低下するため)。 ●世界全体のGDPは成長が遅くなるが、2050年に現在の2.2倍に達する(人口増加率が鈍り、労働生産性が減少するため)。 ●生産性向上のスピードは鈍化(経済の成熟、格差等による社会紛争、異常気象のダメージのため)。先進国では、省エネ・再生可能エネルギーと介護ビジネスしか伸びしろはない。 ●消費の成長率も鈍化し、2045年にピークとなる(資源枯渇、環境汚染、気候変動、生態系の損失、不平等といった問題を事前に予防又は事後的に修復するため、GDPの大部分(現在の1.5倍、GDPの36%)を投資に回さざるを得ないため)。 ●今後数十年で社会投資が増え、資源と気候の問題は2050年に壊滅的なレベルには達しない。しかし、21世紀前半に集中的な対応策を強制的に進めておかない限り、21世紀後半に気候変動は歯止めが利かなくなり、人類は大いに苦しむことになる。 ●予想外の敗者となるのは現在の経済大国、なかでも米国(次世代で1人当たりの消費が停滞)。勝者となるのは中国。インド、ブラジル等の新興国は発展する。残りの地域は貧しさから抜け出せない。 ➔ 今後は、国家(政府)の役割が極めて重要になる。化石燃料に課税(100ドル/t-CO2)をするなどの増税によって、消費財・サービスの需要を縮小させ、資源配分を変えていく必要。 + ➔ 20のアドバイス(希望を失わず、来るべき危機と折り合いをつけて生きる術) ①収入より満足に目を向ける、 ⑦気候変動の影響の少ない場所に住む ⑧決定を下すことのできる国(数十年先を見越した行動ができる国、民主主義と自由市場だけに頼っていない国))に引っ越す ⑩サービス業や介護の仕事が嫌なら、省エネ関連か再生可能エネルギーの分野で働く ⑪子どもたちに英語に加えて、中国語を習わせる(職を得る上で優位な立場に立てる) ⑫成長は良いことだという考えから脱却する ⑰ビジネスで、高い成長性と高い利益率を混同しないこと

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2013/10/08

2052年。約40年後の世界についてのお話。都市化、人口増、中国の台頭。そして何より温暖化の恐怖について様々な予測をまとめている。 特に温暖化については楽観的な予測はなく、私の孫(できたら)は大丈夫か、真剣に心配になった。 確かに私も含めた今の人の暮らしは、化石燃料をはじめとし...

2052年。約40年後の世界についてのお話。都市化、人口増、中国の台頭。そして何より温暖化の恐怖について様々な予測をまとめている。 特に温暖化については楽観的な予測はなく、私の孫(できたら)は大丈夫か、真剣に心配になった。 確かに私も含めた今の人の暮らしは、化石燃料をはじめとした過去の財産と、膨大な国の借金(未来の負債)に頼っており、それはいつか必ず破綻するであろう。 そうならないための方策について、筆者の予測では民主主義国家では、視点が短期間になってしまうため、これからの難しい選択への判断が難しいだろうということ。 いや、これ。 どうしたらいいのだろうね。

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2013/10/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

これからの40年で世界がどうなるかを推測している。警告の書。 既に地球は需要超過(オーバーシュート)の状態に陥っている。つまり、既に持続不可能な状態である。一方で、民主主義は短期志向である上に、「問題の発見と認知」には時間がかかり、さらに「解決策の発見と適用」にも時間がかかる。将来は、資源枯渇や環境汚染、気候変動や不公平といった問題を解決するために、より多くの投資が必要になり、生産性の伸びは鈍化する。多くの先進国では、経済成長は滞り、失業と不公平はますます拡大するだろう。 最終章に、20の個人的アドバイスが載っている。面白いと思った5つが以下。 (5)生物多様性に興味があるなら、今のうちに行って見ておこう (9)あなたの生活水準を脅かす持続不可能性について知ろう (12)成長は良いことだという考え方から脱却しよう 良い成長と悪い成長を見わけ、良い成長と良い衰退を等しく祝福できるようにならなければならない。 (15)相応の義務以上のことをしよう。将来後ろめたい思いをしなくてすむように (20)政治において、限りある資源の平等な入手は、言論の自由に勝ることを認めよう 推測は厳しい内容が多く、しかも当たりそう。しかし、気を滅入らせたり、あきらめたりする必要はない。やるべきと思ったことをやるだけ。以下の言葉に賛成。 P44 私は、この予測が間違っていることを願っている。19世紀の小説家で人道主義者のロマン・ロランは、こう述べている。 「知能の悲観主義は、意志の楽観主義を締め出したりはしない」と。

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2013/09/07

うなずける部分と、バランスを欠いた主張とが半々。それでも1つの意見としては面白いと思う。...なんて思ってたら、最後の一節『どうか私の予測が当たらないように...』のくだりで無性に腹が立った。この著者とは友達になれないだろう。アタマに来て、何だか逆の意味でPowerをもらった!!

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2013/09/03

【あくまで予想】 予想はあくまで予想で、未来は誰にもわかりません。しかも、40年も先の話です。1年先であれば何となくわかるかもしれませんが、40年先の予想は不可能です。 人の予想に乗っかるより、自ら考えて思うところを自分なりに予想する方が重要に感じます。 ただ、予想という表現...

【あくまで予想】 予想はあくまで予想で、未来は誰にもわかりません。しかも、40年も先の話です。1年先であれば何となくわかるかもしれませんが、40年先の予想は不可能です。 人の予想に乗っかるより、自ら考えて思うところを自分なりに予想する方が重要に感じます。 ただ、予想という表現は適切ではないと考えます。予想となると当たる当たらないという、運まかせになってしまいます。運まかせではなく、そこを目指すというかたちで能動的に考えるべきです。 どの本かは忘れました(しかも、文面も異なると思います)が、 「人生は自分が判断したことが、後に正しかったと言えるように努力することである。それが人生である。」 結果的にそうなったという運まかせではなく、自分が判断した方向に自ら引き込んでいき、しかもあきらめない人間であれば、最終的に判断は正しかったという結果になります。

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2013/08/30

クリーンな再生可能エネルギーの太陽光発電や風力発電などの早期の普及が、今後の地球を守るために重要になってくるというのはとても共感できた。 今後どうなるかは誰にも分らないが、本書にある様な可能性については知っておいた方が良いように思った。

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2013/08/15

40年後の世界の予測。当たって欲しくない内容も多い。太陽黒点活動の影響が抜けているのと、中国が何れにしても世界一の大国になるという予測は感情的には受け入れるのがしんどい。

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