第三世界の長井(1) の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
1・2巻とまとめて読んで独特の世界観とギャグに惹きこまれました。 主人公の長井が主人公っぽいことをするために世界がどんどん歪んでいく。誰がそれを望んでいるかもわからないし、誰もそれを止められません。 出てくる敵も味方もフザケたおしているので、世界が崩壊するかもしれないというのに、もうこいつらこのまま滅んでいいんじゃないかなと思わせます。 哲学的なギャグ漫画として、私の中では何度も読み返す漫画です。 惜しむらくは、内容を説明しずらく人に薦めにくいことです。
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『神聖モテモテ王国』という伝説のマンガを知っているか? 奇才・ながいけんの描く、日常系の走りとも言えるギャグマンガだ。 ちょっと説明が違うかもしれんけど、そういうことじゃよー。 ナオンを狩りにいくんじゃよー。 そのながいけんの、上級者向けマンガ。 というか、刊行当初、ま...
『神聖モテモテ王国』という伝説のマンガを知っているか? 奇才・ながいけんの描く、日常系の走りとも言えるギャグマンガだ。 ちょっと説明が違うかもしれんけど、そういうことじゃよー。 ナオンを狩りにいくんじゃよー。 そのながいけんの、上級者向けマンガ。 というか、刊行当初、まったく気づかなかった。ああ、言われてみれば、ながいけん先生だ。 きづかなかったんじゃよー。(モテモテ王国の作者)って書いておいてくれよー。 上級者向けすぎるんじゃよ。 このままじゃナオンエントロピーの増大はニュータイプ理論の破綻によってもたらされる永遠の安寧を約束するがごとく約三倍の質量をもなった動作を可能にする彗星のごときものになるんじゃ。色は赤い。実は三倍もない。 わかる人にだけ届け。 作品そのもののコンセプトはすごい。すごすぎる。着地点さえちゃんとあるのであれば、それが当初から用意したものであれ(それは無理だろうが)なんであれ、すごい作品になる可能性を存分に秘めているといっても差し支えないんじゃよ?どうじゃ? わかる人にだけ届いて。お願い。
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ギャグの振りしたシリアス、なんて安心できるもんながいけんが描くはずないじゃん、て旦那に言ったら「いや、ギャグの振りしたシリアスもすごく難しいジャンルだ」って言われた。でもながいけんに求めているのはあの腰の落ち着かない感じだろう?
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ながい上級者向け(帯より) ゲッサンで1話を読んだ時に、絵があまりに美麗であることに驚愕した覚えがある。 以降、「きっとコミックス化したら買うだろうから、まとめ読みを楽しむために読まずにおこう」と思っていてから数年、ついに2巻一挙刊行。帯でかなり尻込みしてしまった。 だって私、な...
ながい上級者向け(帯より) ゲッサンで1話を読んだ時に、絵があまりに美麗であることに驚愕した覚えがある。 以降、「きっとコミックス化したら買うだろうから、まとめ読みを楽しむために読まずにおこう」と思っていてから数年、ついに2巻一挙刊行。帯でかなり尻込みしてしまった。 だって私、ながい閣下はFR→モテモテを読んでいるだけで、全ページ記憶していたり、トンカツが好物だったりまで到達していないライトナガイユーザーだもの…。上級者って言われたら、そりゃ迷うよ。 しかし、amazonレビューで「冒頭を読んだ時点ではついに閣下は我々の手の届かない高みに行ってしまったかと思った。が、後半から腹筋崩壊」と読み、意を決して購入。 えーっと…。閣下ですね…。 同時に、確かに上級者向けなのかもしれません。 ファーザーがどっからきて何を目的とした生物なのか(そもそも生物なのかっていう根本問題すら…)を一切考えず読めるのに対して、本作は長井に何が起きているのかを説明するつもりらしいので。その説明がもう…な…考えてはだめなのか?感じろってことなのか? この帯を考えた人は本当にうまいと思う。 とりあえずWikipediaでいまだに名前が「???」表記になっている彼、のセリフ「俺?…神」に萌えた。かわいい。 メガネと幸せになればいいのに。
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厳しい。 ギャグマンガだと思いつつも、背景からサスペンスやSFめいた雰囲気もちらほらつき、自分はどんな気分で読んだら良いのかもうひとつ飲み込めません。 要所に挟まれるギャグは絶品です。 落ち着いてギャグを楽しめなかったというか。
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クレイジーな文字列と1コマ後すら予想できない展開と無闇に散りばめられた伏線と爆笑の渦。上級者向けとの宣伝だけど、いつもの最高すぎるわいのながい先生ではなかろうか。
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「神聖モテモテ王国」の作者の新作。 相変わらずどこか歪んでいる。 ギャグマンガと思いつつ読み進めていったが、そうではないのかもしれない。 台詞やキャラに可笑しみはあるものの、何故だか笑いよりもじわじわと不安が襲ってくる。 登場人物の台詞から以下の記事を思い出した。 http:...
「神聖モテモテ王国」の作者の新作。 相変わらずどこか歪んでいる。 ギャグマンガと思いつつ読み進めていったが、そうではないのかもしれない。 台詞やキャラに可笑しみはあるものの、何故だか笑いよりもじわじわと不安が襲ってくる。 登場人物の台詞から以下の記事を思い出した。 http://psychodoc.eek.jp/abare/folie.html こちら側までこの物語に侵食されそうな気がして不安になるのかもしれない。 恐ろしいが目が離せない。 塩爺に読ませたら放送事故が起こりかねない作品。
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これはすごい。ギャグ漫画なのかストーリー漫画なのか。ともかく、カオスの淵にある作品であることだけは間違いない。本の帯に「ながいけん上級者編」とあるが、看板に偽りなし、まさにそうだな。最終的にちゃんと安定解を出してくれることを期待して…
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