名もなき花の の商品レビュー
お草さんシリーズ第3弾 今回はそんなにハラハラする場面もなく、萩尾さんの話しが全てだったんだけど… なんかダラダラしちゃってどうもサクサク読み進めれなかったなぁ 2017.7.21 読了
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前述のとおり、現在は通勤の途中で読むのでどうしても10分20分の細切れ読書になります。 この本は細切れにぜんっぜん適してなかった・・・・・・・・・・! くうっ・・・・! 面白かったのに、その面白さが全然わからんかった。 ほんまにわからんかった。 そもそも相関図から想像しにくかっ...
前述のとおり、現在は通勤の途中で読むのでどうしても10分20分の細切れ読書になります。 この本は細切れにぜんっぜん適してなかった・・・・・・・・・・! くうっ・・・・! 面白かったのに、その面白さが全然わからんかった。 ほんまにわからんかった。 そもそも相関図から想像しにくかったのに、今回はお草さんや久実さんよりも勅使河原関係の人たちの話やったもんね・・・。 (ちゅうかそもそも勅使河原って誰。今回初出よね? 違うんかな、由紀乃さん関係で今までサラッとでも登場してたっけ? いやいや、してへんはず・・・) 過去にとらわれている、と、いう主軸やなということはわかるんやけど・・・。 あと、それぞれがそれぞれに違った形で気遣っているということとか。 客観的に見たら、いくら気遣っても過去のあやまちは取り戻せないのだし、ましてや当人たちが「なかったこと」に、できないのだったら、いつまでもこだわるより次の世界へ旅立つほうが建設的なのではないかと思うけど、 なかなかそんなんできひんよねー! (しみじみと) そういう意味では、このシリーズ特有の 「目に見えてわかりやすい解決はない」 ちゅうのが今回は、わかりやすい解決を(ある部分は)してたかも・・・。 いや、わかりやすい解決は和解か。 結局和解はしてへんから、わかりやすい解決はしてへんのか(笑)。 とにかくこのシリーズは、登場人物が 「あのとき、ああしていればよかった」 に、とらわれている本やと思う。 ほんでさらに、「ああしていれば」を、取り戻すために努力し、かつそれが叶う筋書きでもない。 ただ、むしょうにコーヒーが飲みたくなる本ではある。笑 先日友人がとてもおいしいアイスコーヒーをいれてくれたのに感化されて、私もアイスコーヒーなんぞをいれてみようかな! ちなみに、インスタントで作ったっていうのよ。 コーヒーにしろ紅茶にしろ、ほんまおいしい水っていうのが大事よねー。 またじっくり読み返そう。 (2015.07.25)
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三作目にして長編でした。草さんの思いやりや観察眼の鋭さが光る物語。萩尾はちょっと好きになれないキャラで、その萩尾が全編に渡って出てくるもんだから途中からやや苦痛にも感じ…。藤田の嫉妬心も恐ろしかったし、このシリーズはほのぼのした所が少なくて良いような悪いような笑 ややぼかされるオ...
三作目にして長編でした。草さんの思いやりや観察眼の鋭さが光る物語。萩尾はちょっと好きになれないキャラで、その萩尾が全編に渡って出てくるもんだから途中からやや苦痛にも感じ…。藤田の嫉妬心も恐ろしかったし、このシリーズはほのぼのした所が少なくて良いような悪いような笑 ややぼかされるオチもあるのでモヤモヤしますが、そこもまた味の1つなんでしょうね。
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小蔵屋に正義感が空回り?している新聞記者の登場 彼の持つ過去が浮き彫りになり、現代につながるが、それは淀み腐った関係しかなかった ・・・草さん、なんとかして!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
舞茸の炊き込みご飯が作りたくなった。家人にきのこ嫌いがいるので難しいが。本作は偽装、捏造がテーマだ。確かに良くないことだが、マスコミの正義感で暴き立て、追及するのが正しいことなのか、考え込んでしまった。
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すっかり癖になるお草さんのシリーズ。 今回は謎部分がちょっとややこしい、わかりにくい、めんどくさい。 でも、早く次巻だしてほしい。
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小蔵屋シリーズ。 身近な事件をお草さんが解決。 珈琲屋なだけにほろ苦い風味。 【図書館・初読・6/25読了】
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だんだん年を取っていくんだけど、そのせいで話の幅が狭まっちゃう感じが全体的には作戦ミスなんじゃないかなぁ。長く続けていくんならもうちょっとぼかした方が良かったし、そうじゃないならこの3巻くらいで畳んでしまう展開が良かったかな。
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シリーズ3作目。短編連作集。今回も表紙と中身の差が…。先生と娘の話しは初めの頃からなんとなく原因がわかってしまったので、最後まで長かった…。とりあえず萩尾君はもうちょっと気楽になれるといいね…。
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紅雲町シリーズ3作目?かな。 結局まだ1作目は読んでない。 にしてもやはり内容と表紙のギャップが・・・・・。 今回はお草さんが由起乃さんの状態を心配しつつ側にいる感じが ひしひしと感じられて、彼女がそーゆー年だというのが実感としてあったので、画のおばあちゃんには違和感ないんだが、...
紅雲町シリーズ3作目?かな。 結局まだ1作目は読んでない。 にしてもやはり内容と表紙のギャップが・・・・・。 今回はお草さんが由起乃さんの状態を心配しつつ側にいる感じが ひしひしと感じられて、彼女がそーゆー年だというのが実感としてあったので、画のおばあちゃんには違和感ないんだが、 なんだか、ユーモアミステリーっぽいあったかい雰囲気が、うーんという感じ。 そーゆーノリで読もうとするとちょっとツライと思う。 なんだかこのシリーズは、読んでて切なくなるので。 ぽつぽつとみえる小さな出来事をつなげて、つなげて、そこにある人の 悪意や怒りや想いに気づいていくんだが、 その中で、お草さんも、悩んだり、過去の自分を思い出したりして、 そこにあるのは解決する楽しさ、というより、 なんだかいろんなことが思い通りにならなくて、どうしようもなくて、 それでも誰かの側に居たかったり、そーゆー名前もつけられないような気持ちばかりが胸に迫ってくる。 ちょいちょいほっとするような、例えば、雨が降ったら看板避けてあげる、とか、そーゆーふっとほほ笑んでしまうようなシーンもあるんだけど、 今回は、萩尾のこう、頑なな感じがずっと重くて、結構読むのつかれた。 でも、それでも、お草さんの、時々立ちすくんじゃったりするけど、 それでも自分の足で歩いていくのをやめない姿が、それこそ、 胸の奥で私の問いに答えてくれるようで、ああ、彼女のいれるコーヒーが 飲みたいなあっと思う。
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