GUNSLINGER GIRL(Vol.15) の商品レビュー
>その少女からは硝煙のにおいがした コロン臭い修道士と同じくらい最悪な組み合わせだ ひとり全巻読み返しキャンペーン、次はガンスリンガーガール。 洗脳されてサイボーグ兵士に改造された少女たちがテロリストと戦う全15巻。 兵器として、ただのモノとして扱おうとする担当官が、結局はそ...
>その少女からは硝煙のにおいがした コロン臭い修道士と同じくらい最悪な組み合わせだ ひとり全巻読み返しキャンペーン、次はガンスリンガーガール。 洗脳されてサイボーグ兵士に改造された少女たちがテロリストと戦う全15巻。 兵器として、ただのモノとして扱おうとする担当官が、結局はそのように扱いきれず、苦悩しつつ共に生きようとするドラマ。 っていうと今読むとまんまヴァイオレットエヴァーガーデンですねコレ(こっちが先)。良くあるモチーフではある。 読み終わった直後だからというのもあるけどこれも余韻が大変良い。最終回で〇年後、っていうの大好きです。もちろんそれまでの積み重ねあってのものですが。 ラストの表紙がクラエスなのも良かった。
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序盤は少女を虐待するポルノな欲望をポリティカルファンタジーでどうにか取り繕っているようにしか読めなかったが、中盤から比重が変わっていき普通に読めるようになった。それとも、ただ慣らされただけか。最後までこの想像力が何に寄与するのか全くつかめず。本当にただのオタクの肥やしでしかない。...
序盤は少女を虐待するポルノな欲望をポリティカルファンタジーでどうにか取り繕っているようにしか読めなかったが、中盤から比重が変わっていき普通に読めるようになった。それとも、ただ慣らされただけか。最後までこの想像力が何に寄与するのか全くつかめず。本当にただのオタクの肥やしでしかない。1518のような作品を描いてくれるようになって本当によかった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
みんな、みんなみんな、みんなみんなみんな死んで、 世界には今も確かに希望がありますよ。 追記。いろいろな人の感想を読んで。 温かくて残酷なお話。 悲劇の渦中の人間は、自分の悲劇に酔わない。 ジョゼは結局自分の夢想から出なかったのに、エッタはその思いの強度で義体を越えたと思いたい。 もっとも薬ジャブジャブのリコが最も長生きというのは皮肉。 愛情を利用することの残酷さ。に、男たちも崩されていく。 はじめの設定そのものから、悲劇は避けられなかった。 女性的な柔らかさと、銃器の冷たさが、同時に描かれる設定。 担当官と一緒の殉職という幸せ。 人形→人間へ。一番機械っぽいリコが、そんなことを言うとは。 少女の悲劇を愉しんでしまう残虐さとは?
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久々に全巻一気に読み返してみたので感想を。 「少女と銃」という如何にもな設定である本作だけど、ちょっと他の類似作とは一線を画していると思う。 ライトユーザーを置いてけぼりにしそうな「ヨーロッパテロの設定」や大人の男性と少女を一つのチームとして扱い銃撃戦を行う(しかも前線に立つの...
久々に全巻一気に読み返してみたので感想を。 「少女と銃」という如何にもな設定である本作だけど、ちょっと他の類似作とは一線を画していると思う。 ライトユーザーを置いてけぼりにしそうな「ヨーロッパテロの設定」や大人の男性と少女を一つのチームとして扱い銃撃戦を行う(しかも前線に立つのは少女)等派手な題材が多いが、その割に本作がやっていることは「少女の恋愛(情愛)物語」なのである。 (この手の作品に多い「ガンスミスキャッツ」のような銃火器大好き人間のこだわりが見えない点も珍しい?) もちろん短命である少女が物語の核であるため各登場人物の物語の着地点はハッピーエンドとはならないのだが、それぞれが綺麗なまとまりかたで幕を閉じるのが清々しかった。 難を言えば「二期生の意味はあったのか?」と「物語の主役と思われていたヘンリエッタの最後の扱いがちょっと…」の二点でしょうか。 (通して読むとトリエラ・クラエス・アンジェの三人が泣けた本作でした) 「恋愛もの」として老若男女多くの人に読んでほしい良作だと思います。
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この作品が大好きだ。 少女と銃の物語は、希望のお話へと続く。「これが最後」という相田先生の力強い意志を感じた(ような気がした)。丁寧に描き切られている。完璧な舞台を見終えた観客の気分。
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贖罪と哀悼の最終巻です。 洗脳を受け、戦いに駆り出され、身も心もボロボロになる少女たち。 それでも日々の中に小さな喜びを見つけ、幸せだと、生を全うしたのだと、運命を受け入れ死んでいく。 健気すぎます。 2次元キャラとはいえ、その憐れさをエンタメとして愉しんでしまうことに、若干後味...
贖罪と哀悼の最終巻です。 洗脳を受け、戦いに駆り出され、身も心もボロボロになる少女たち。 それでも日々の中に小さな喜びを見つけ、幸せだと、生を全うしたのだと、運命を受け入れ死んでいく。 健気すぎます。 2次元キャラとはいえ、その憐れさをエンタメとして愉しんでしまうことに、若干後味の悪さを感じたことも。 でも何にせよ、この物語を描ききりました。 素敵なラストだったと思います。
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完結巻。 公社の最後ととある義体のエピローグ。 淡々と悲しい現実を書き続け、その迫力に驚いた作品だった。話もきっちり完結しているのも非常に良い。スピード感ある作品だった。
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読み直したら最初のほうもしっかりと敵味方の背景が描かれていることに気付ける。最後の希望に打ち震えます。
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ついに最終巻。義体たちのそれぞれの最期が描かれながら、淡々と物語は収束していく。その過程が何とも言えず良い。 「希望」はあるのか? 戦いを終えた者たちが問いかけ続けるその命題の一つの答えが、最終話で示されているように思う。何を思うかは自由なのだろうけれど、何かを思わずにはいられな...
ついに最終巻。義体たちのそれぞれの最期が描かれながら、淡々と物語は収束していく。その過程が何とも言えず良い。 「希望」はあるのか? 戦いを終えた者たちが問いかけ続けるその命題の一つの答えが、最終話で示されているように思う。何を思うかは自由なのだろうけれど、何かを思わずにはいられない。最後のページの一コマに作者の想いを感じた。 本当に素晴らしい作品だった。相田先生の次回作にも期待したい。
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最終巻。それぞれのフラテッロに悲しい結末ではあるが、幸せな面も描かれている。メインはペトラ→クラエス→トリエラ?かな。ここ数巻の流れから終始ペトラがメインかなと思っていたけど、クラエスの話はずるいくらい良かった。そして未来のトリエラ?の話があったからこそ綺麗に終われたような気がす...
最終巻。それぞれのフラテッロに悲しい結末ではあるが、幸せな面も描かれている。メインはペトラ→クラエス→トリエラ?かな。ここ数巻の流れから終始ペトラがメインかなと思っていたけど、クラエスの話はずるいくらい良かった。そして未来のトリエラ?の話があったからこそ綺麗に終われたような気がする。
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