黒猫の薔薇あるいは時間飛行 の商品レビュー
黒猫と付き人がフランスと日本に別れた分、衒学的な部分は減ったかなと思ったが、やはり黒猫の講演の内容は難解だった。 ポオの『アッシャー家の崩壊』、『星の王子様』、万葉集などがモチーフになっている。
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シリーズ第三弾。 黒猫と付き人はパリと日本で離れ離れに… けれど、おのおのに事件が起こる。 離れた二人がそれぞれに謎を解いていると思ったら、二つの事件はつながっていて、そしてインターネットを利用し、アバターを使って会話したり。読んでいて二人が進展しないことにヤキモキしつつ、そこが面白いと思いつつ読んでいました。 黒猫と付き人のすれ違いと謎解きのドキドキ感とても楽しめます。
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黒猫と付き人シリーズ第三弾。 両想いのはずなのになかなかくっつかない二人の関係にやきもきする。 ミステリー要素はどんどん薄くなってきている気がします。黒猫の美学講座は相変わらず分かったような分からないような…
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じーんと来た。 今回は日本とパリで起きたせつない恋のミステリ。 相変わらず黒猫と付き人の関係はもどかしいままだけど 黒猫風に解釈するならば 外的距離は遠くなるばかりだけれど内的距離はいつも寄り添っている感じ。 なんだかこういう関係ってうらやましいなぁ。 今回はちょこっとしたか...
じーんと来た。 今回は日本とパリで起きたせつない恋のミステリ。 相変わらず黒猫と付き人の関係はもどかしいままだけど 黒猫風に解釈するならば 外的距離は遠くなるばかりだけれど内的距離はいつも寄り添っている感じ。 なんだかこういう関係ってうらやましいなぁ。 今回はちょこっとしたか登場しなかったけど 付き人母のキャラがとても好きだ。 こちらを主人公にスピンオフ物も読みたい!
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『落下する時間たち』 綿谷埜枝の小説は、菅浩江さんの小説を思い出した。 たった一晩の恋か…。 唐草教授は格好良いなぁ。お茶目な所も素敵。 唐草教授はお互いがお互いの鏡だから黒猫の付き人にしたって言うし、黒猫も授業で誉めてたってことは、付き人って思ってたより凄い人? それに、一作目...
『落下する時間たち』 綿谷埜枝の小説は、菅浩江さんの小説を思い出した。 たった一晩の恋か…。 唐草教授は格好良いなぁ。お茶目な所も素敵。 唐草教授はお互いがお互いの鏡だから黒猫の付き人にしたって言うし、黒猫も授業で誉めてたってことは、付き人って思ってたより凄い人? それに、一作目の柚木くんといい、今回の戸影くんといい、意外とモテてる? 『舞い上がる時間たち』 黒猫はパリでもモテるのか。 付き人への態度と比べると、マチルドに対しては少し冷たいというか距離があるなぁ。やっぱり、黒猫にとって付き人は特別なんだな。(置いてきた人=付き人 だよね!?) どれだけ大切で愛しい人だとしても、一人で十年も待ち続けるのは辛いよなぁ。二人とも可哀想。 『黒猫の薔薇あるいは時間旅行』 プロローグはそういうことか! 今回は伏線が凄かったなぁ。 『落下する〜』の本当の真相も。 付き人の導き出した真相も凄かったけど、黒猫のは更に上をいく凄さ。 唐草教授はどんな気持ちで『星から花』を読んで、どんな気持ちで付き人の謎解きを聞いたんだろう。 前作でも思ったけど、黒猫は計画性がない。前もって伝えておこうよ!それが黒猫らしさなんだろうけど…。 お互い恋敵が出来たけど、次はもう少し進展するかな?
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実に洗練されたセンスで、文学はもとより古今の音楽から美学までの芸術論をたっぷりと盛り込んだぺダンチックなミステリで、これがシリーズ三作目にあたるという。 出版リストの題名に惹かれて、初めて手に取ったのだけれど予想外の面白さ。語り手の「付き人」の立場から見ると、これはミステリとい...
実に洗練されたセンスで、文学はもとより古今の音楽から美学までの芸術論をたっぷりと盛り込んだぺダンチックなミステリで、これがシリーズ三作目にあたるという。 出版リストの題名に惹かれて、初めて手に取ったのだけれど予想外の面白さ。語り手の「付き人」の立場から見ると、これはミステリというよりは、なかなか前へ進まぬラブ・ストーリーに思えてくるほど。 iいささかスノッブで、うんちくたっぷりの芸術用語のオンパレードや小難しい言い回しの連発に閉口する向きもあるかも。
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黒猫と呼ばれる男性と、その付き人の女性のお話。 第三弾ですが、期待した割にはあっさりとした後味でよかったものの…。 やはり、黒猫の講義は難しい(*_*; 前回、黒猫はフランスへ旅立つ・・・そこで終わったが、 今回は、 黒猫がフランス、付き人が日本で謎を解いていく。 黒猫と付...
黒猫と呼ばれる男性と、その付き人の女性のお話。 第三弾ですが、期待した割にはあっさりとした後味でよかったものの…。 やはり、黒猫の講義は難しい(*_*; 前回、黒猫はフランスへ旅立つ・・・そこで終わったが、 今回は、 黒猫がフランス、付き人が日本で謎を解いていく。 黒猫と付き人の微妙な恋愛関係がまた好きです♪
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やはり文章がとても綺麗で読んでいて楽しい。「落下する時間たち」が素敵な話でこちらの時間の書き方が好き。相変わらず付き人と黒猫の関係がはっきり進展しないのはもどかしいがその微妙な感じもまた良い。
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ラストで急に甘くなっちゃって。なによ。 本棚の肥やしになっておるポオ小説全集をじっと見る…「アッシャー家の崩壊」は1巻ね。ふむ。
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図書館で不意に見つけた新刊。 お耽美というか何というか…。 もどかしいような心地良いような。 謎の解釈もふふーんと思いましたが、やはり2人の関係が…きゅんとした!
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