生活保護とあたし の商品レビュー
生活保護の不正受給がマスコミやメディアを賑わせ、それに乗じて生活保護削減をしようとする政治家がいる。 なんか変だなと感じていたけれど、知識がないのでそんなものかも?と思っていた。対岸の火事だったのだけど、本書を読んだら、それは火事場泥棒と同じ行為だとわかった。弱者が更に苦しむよう...
生活保護の不正受給がマスコミやメディアを賑わせ、それに乗じて生活保護削減をしようとする政治家がいる。 なんか変だなと感じていたけれど、知識がないのでそんなものかも?と思っていた。対岸の火事だったのだけど、本書を読んだら、それは火事場泥棒と同じ行為だとわかった。弱者が更に苦しむような社会を作るのではなく、安心して日々を送り、適切な医療を受け、生活保護から抜け出せるように支援すべきだと思うし、誰もが安定した職に就けるような社会を整備してもらいたいと思った。
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生活保護を利用している人の生活を、私たちは知らない。 知らないのに、「怠けている」とどこかで思っている。 著者の和久井さんの 生活保護を利用していた頃の生活がえがかれています。 生活保護の基準を引き下げる前に、 その基準で一体どんな生活をおくっているのか、 知っておく必要があ...
生活保護を利用している人の生活を、私たちは知らない。 知らないのに、「怠けている」とどこかで思っている。 著者の和久井さんの 生活保護を利用していた頃の生活がえがかれています。 生活保護の基準を引き下げる前に、 その基準で一体どんな生活をおくっているのか、 知っておく必要がある。 不幸な、かわいそうな話ではありません。 和久井みちるさんの生活を通して、 私たちのナショナルミニマムとは何なのか、 社会保障とは何なのか考えさせられます。
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