55歳からのハローライフ の商品レビュー
・離婚後「結婚相談所」を利用する紅茶好きのパート女性だが、なかなか良い出会いがない ・「空を飛ぶ夢をもう一度」と思うも、体がゆうことを聞かない。水にこだわりがある交通整理員が旧友と ・「キャンピングカー」が欲しいけど、再就職がうまくいかない男はコーヒーを淹れ ・一人「ペットロス」...
・離婚後「結婚相談所」を利用する紅茶好きのパート女性だが、なかなか良い出会いがない ・「空を飛ぶ夢をもう一度」と思うも、体がゆうことを聞かない。水にこだわりがある交通整理員が旧友と ・「キャンピングカー」が欲しいけど、再就職がうまくいかない男はコーヒーを淹れ ・一人「ペットロス」に陥ったプーアル茶好きの女性が、夫に対して感じていたことは ・古本屋で会った女性に近づきたかったお茶が好きなトラックドライバーは最後に「トラベルヘルパー」を知る の五編を収録。 作者の「13歳からのハローワーク」を娘に買っていたので、その55歳版として購入。全く違っていて、中編小説集です。同年代の寂しさ虚しさおかしさに共感する中で、「空を飛ぶ夢をもう一度」は胸が熱くなりました。
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いろんな人生の描写が素敵でした。それぞれの人生の場面に飲み物が出てくるのも趣きがありました。自分は特にキャンピングカーの話しが良かったです。
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50歳も過ぎると、自身の事、家族の事、仕事の事等々…色んな事が重くのし掛かってくる。 しんどい事が多いけど、そんな時ちょっと背中を押してくれる。そんな本。
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50歳を過ぎた大人の人生の悲喜交交な短編集。 どの話もとても良かった。 子どものころの友人は一生物だなあ、とか、夫との関係ってこんな感じだよなぁ、など、しみじみ共感でした。
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村上龍の本ということで読み始めるも50代の主人公達の少し疲れた悲哀感が漂う話しが続き、途中で本を置く。
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55歳からのハローライフ 単行本 – 2012/12/5 飲み物は気持ちを落ち着かせる力がある 2016年7月18日記述 村上龍氏による中編5集。 あとがきにも記載されているように短編でもなく長編でもない中編はなかなか書くのが難しいようだ。 しかもそれぞれに共通するテーマ、響...
55歳からのハローライフ 単行本 – 2012/12/5 飲み物は気持ちを落ち着かせる力がある 2016年7月18日記述 村上龍氏による中編5集。 あとがきにも記載されているように短編でもなく長編でもない中編はなかなか書くのが難しいようだ。 しかもそれぞれに共通するテーマ、響きあうものを作る必要がある。 結婚相談所 空を飛ぶ夢をもう一度 キャンピングカー ペットロス トラベルヘルパー いずれも様々な立場の男女(50代半ば)が主人公。 定年を間近にする、子供たちが独立したあとなど 人生につきものな人の考えはどうなのかを考える時に参考になるだろう。 またどれにも通じるのは飲み物は気持ちを落ち着かせる力があるということ。 紅茶 水 コーヒー プーアル茶 狭山の新茶 それぞれ違う飲み物を飲むけれども効果は似た所だ。 この作品郡を読んで思ったのは 夫婦と言えどもそれぞれの時間がある。 それに考慮する必要がある。 もし定年後にこうしたいというのがあるなら相手に事前に相談しておくべき。 (キャンピングカー) 結婚相談書(再婚問題) 金があってしかも性格的にまともな男はとっくに誰かといっしょになってるんじゃないのかね。 だいたい日本の会社って、上にゴマすり、下に威張るしか知らない男の養成所みたいなもん
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定年付近に起こることの短編集。 それぞれの短編に飲み物が一つ決まっています。 その世代に近くなって読むと身につまされます。 正直楽しい話は無いので 世代が違ったりすると評価は低くなるかな。。。 一番良かったのはペットロス。 あんまりペットは好きじゃないのですが 歳を重ねたら犬...
定年付近に起こることの短編集。 それぞれの短編に飲み物が一つ決まっています。 その世代に近くなって読むと身につまされます。 正直楽しい話は無いので 世代が違ったりすると評価は低くなるかな。。。 一番良かったのはペットロス。 あんまりペットは好きじゃないのですが 歳を重ねたら犬飼っても良いかな~と思いました。
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題名と同年代であることで、全ての主人公に身近な共感を持ちつつ、これからの自分の生き方のエッセンスになりました。読みやすく、良い本です!
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人生の折り返しも過ぎての それまで生きてきて 若い頃思っていた人生と 現実に訪れてる人生の齟齬 いくつかの夫婦のエピソード うちの年齢的にはまだ少し先の 夫婦の物語 夫が退職して退職金を使って キャンピングカーを手に入れて 『これからは夫婦で旅して暮らすぞ』 のサプライズを考え...
人生の折り返しも過ぎての それまで生きてきて 若い頃思っていた人生と 現実に訪れてる人生の齟齬 いくつかの夫婦のエピソード うちの年齢的にはまだ少し先の 夫婦の物語 夫が退職して退職金を使って キャンピングカーを手に入れて 『これからは夫婦で旅して暮らすぞ』 のサプライズを考え準備中 車はまだ購入していなかったけど 妻がかなりの戸惑いの反応と困惑 夫が勤めている間に 家事をして子育てして そして自分自身のやりがいや友達を 作ってきているのを いきなり切り離す? それぞれに時間が流れてきて 年に一度のサプライズみたいに 単純に喜べるものではない ありがちな夫婦間の事だけど
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
著者とともに同世代なら考えさせられるあれやこれやのこと 身につまされましたよ 深く考えさせられたのは夫婦関係の細かな描写があった 「結婚相談所」と「キャンピングカー」「ペットロス」 帯に「ごく普通の人々に起こるごく普通な出来事をリアルな筆致で…」と これが「ごく普通の人」なのか?というつっこみをいれつつ 著者あとがきより~ それまでの人生で、誰と、どんな信頼関係を築いてきたか 「信頼」と言う言葉と概念をこれほど意識して小説を書いたのははじめて とのこと 「信頼関係」?これまでの人生を振り返ってみましょうか
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