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君と過ごす季節 春から夏へ、12の暦物語 の商品レビュー

2.9

16件のお客様レビュー

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2020/06/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

一年を24の季節で分ける二十四節気。そのそれぞれの季節を舞台にした短編小説アンソロジー。この巻は春夏編の12編。 既読作品はなかったが、よく読む作家さんの作品もあり、初見の作家さんの作品もあり、それぞれの個性も出ていてこういう企画もオモロいなぁと思う。 西加奈子、大崎梢らはさすがのでき、読んでいても安心できる。初見の作家さんで気に入ったのが川本晶子さんの「穀雨」。梅雨時分の今、雨音聞きながらこれ読んでたら、なんかとってもエエ気持ちになってきた。ビールもう1本呑んでだらだらしようかなぁ~…的なフワっとした幸せ。

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2020/05/24

空いた時間にさくっと読める長さが丁度良かった。 どの作品も爽やかで元気が出る。 季節の移り変わりは心を不安定にするときがあるけれど、胸一杯に空気を吸い込んで季節を目一杯感じたい気持ちになった。

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2019/09/08

アンソロジーなんだけど、この中の西加奈子さんのがすごーく好きだったんですよね…。大きな事件も起こらない短い話なんだけど、この方はほんとに人間というものを信頼しているというか、やさしく描いてくれる…。笑えるし…。リチャード愛おしいぜ。 楽しい企画のアンソロジーでした。

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2016/11/27

図書館に無かったので、お取り寄せしてもらった(^^)二十四節季の春から夏編♪表紙のほんわりした雰囲気、背表紙に図書館で貼られたTeensの文字から、勝手に若者の甘酸っぱい話しだと思って読み進めていたら、大人な雰囲気が漂うものも多く、しっとり(*´-`)西加奈子さんの立夏が好き♪

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2016/07/27

(2016/7/26読了) もちろん、大好きな西加奈子がいたし、読む季節が重なっていたので読んでみた。 目次紹介に、「君と過ごす季節」の主人公にとっての君を書き出してみた。 (一個人にとは言えない小説もあるけど) 面白かった、惹きつけられたのは、残念ながら西さんの小説のみでした。...

(2016/7/26読了) もちろん、大好きな西加奈子がいたし、読む季節が重なっていたので読んでみた。 目次紹介に、「君と過ごす季節」の主人公にとっての君を書き出してみた。 (一個人にとは言えない小説もあるけど) 面白かった、惹きつけられたのは、残念ながら西さんの小説のみでした。ブラックな会社の話なのに、重くなく、真面目なリチャードをちゃんと評価しているのと、酔っ払いの女の子との絡み、どこを取っても面白かった。この題材で長編を書いてくれないかなぁ。 (内容) 一緒に桜を見に行かないか、と久しぶりに会う彼は言った。照り付ける日差しのなか、一緒に暮らそうと君に告げる―。一年を二十四の季節で分ける、二十四節気。注目の作家たちが、立春、啓蟄、春分など、四季折々のきらめきを切り取る、珠玉のアンソロジー春夏篇。 (目次) 立春 2月4日ころ 原田ひ香 裏切られ別れた夫 雨水 2月9日ころ 大島真寿美 殺人を隠していた友 啓蟄 3月6日ころ 栗田有起 同じように大切な人からの裏切りを経験した年下の男 春分 3月21日ころ 宮崎誉子 やる気のない職場の同僚 清明 4月5日ころ 小手鞠るい 再開し恋愛対象となった幼馴染の男 穀雨 4月20日ころ 川本晶子 亡くなったミュージシャンの恋人 立夏 5月6日ころ 西加奈子 真面目一辺倒な男の同僚達 小満 5月21日ころ 藤谷治 夢の中で手に入れた特殊な耳栓で聞く植物の声 芒種 6月6日 原宏一 刑務所の新入り 夏至 6月21日ころ 三砂ちづる 夢の中で愛し合った亡霊 小暑 7月7日ころ 大崎梢 帰省の電車内で出会った老婦人 大暑 7月23日ころ 中島たい子 一度別れ復縁した恋人の女

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2015/11/26

季節がテーマのアンソロジー ⚫立春/原田ひ香 ⚫雨水/大島真寿美 ⚫啓蟄/栗田有起 ⚫春分/宮崎誉子 ⚫清明/小手鞠るい ⚫穀雨/川本晶子 ⚫立夏/西加奈子 ⚫小満/藤谷治 ⚫芒種/原宏一 ⚫夏至/三砂ちづる ⚫小暑/大崎梢 ⚫大暑/中島たい子 ちょっと期待外れ。 秋冬編は、...

季節がテーマのアンソロジー ⚫立春/原田ひ香 ⚫雨水/大島真寿美 ⚫啓蟄/栗田有起 ⚫春分/宮崎誉子 ⚫清明/小手鞠るい ⚫穀雨/川本晶子 ⚫立夏/西加奈子 ⚫小満/藤谷治 ⚫芒種/原宏一 ⚫夏至/三砂ちづる ⚫小暑/大崎梢 ⚫大暑/中島たい子 ちょっと期待外れ。 秋冬編は、文体がすごく苦手な人(作家とは呼びたくない)がいるのでたぶん読まない。

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2014/11/26

うん、まぁまぁ。 ジャケ借りしたんだけどそれは失敗。装丁と内容がマッチしてないストーリーが多い。 注目の作家たちが二十四節ごとに四季折々のきらめきを切り取るとのコンセプトだけど、それもイマイチ感じられず。 こりゃ秋から冬にかけて版も期待できないかしら…。 それにしても最近読んだ本...

うん、まぁまぁ。 ジャケ借りしたんだけどそれは失敗。装丁と内容がマッチしてないストーリーが多い。 注目の作家たちが二十四節ごとに四季折々のきらめきを切り取るとのコンセプトだけど、それもイマイチ感じられず。 こりゃ秋から冬にかけて版も期待できないかしら…。 それにしても最近読んだ本が立て続けに不倫してたり、呑んで吐いてたりしてる。 世の中それだけそういう人が溢れてるってことなのか。

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2014/06/17

短編集。まぁ普通。 2014.6.17

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2013/04/17

季節の言葉をテーマに編まれたアンソロジー。 日本語の美しさが良かった。 ただ、アンソロジーだけに話の中で自分の中で当たり外れがあった。 新しい作家を開拓するのにはいいと思うし、いろんなテイストの話が読めて、 いい感じだった。

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2013/04/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

一緒に桜を見に行かないか、と久しぶりに会う彼は言った。 照り付ける日差しのなか、一緒に暮らそうと君に告げる―― 立春、雨水、啓蟄など、一年を二十四の季節で分ける、二十四節気。 大崎梢、大島真寿美、西加奈子、藤谷治ほか、旬の作家たちが 細やかに移ろう季節のドラマを綴る、珠玉のアンソロジー春夏篇。 いきなり文庫で登場!

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