何者 の商品レビュー
最後のどんでん返しが素晴らしかった。就活時期を思い出して共感したり、笑っていたら自分も同じものだと思い知らされたり。興味深い作品だった。
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イタイイタイ こんな時期があった SNSは個人の承認欲求に火をつける “いびつなコミニュケーション” 自分は“何者”かと、自分探しの旅をしたこともあるけど、結局は見つからない ある作家が言ってた 「自分探ししたって見つからない だって自分なんてないんだから」と 自分は“何者...
イタイイタイ こんな時期があった SNSは個人の承認欲求に火をつける “いびつなコミニュケーション” 自分は“何者”かと、自分探しの旅をしたこともあるけど、結局は見つからない ある作家が言ってた 「自分探ししたって見つからない だって自分なんてないんだから」と 自分は“何者”なんだ? “何者”にならなきゃいけないのか? 他と比べたところで意味はないこと知ってるけど 気づかないうちに最近は人を批評してた いけない、弱ってた 読むべきタイミングで読んだ 自分を見直し修正するきっかけになった 映画もおもしろかった
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就活の在り方に疑問を持ったことがある人は読んでみるべきだと思う。SNS時代に生きる就活生同士の、心の探り合いが上手く描写されていると思った。光太郎の「足が速いとかサッカーがうまいとかと同じで、就活が得意なだけ。」っていう言葉が深く刺さった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
就職活動する大学生の話。 主人公に共感しながら読み進めていたけど、途中から主人公の嫌な面?本当の性格?が出てきて、面白かった。 読みやすかったな。
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結末の心情描写が雑だと感じた。 人間の妬みや嫉み、忖度などの黒い感情への表面的な共感はあった。 来る就活の勉強にもなった。
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2023.8.30-9.27 (29日) 程よく楽しめた。しかし、しっかり入り込めた訳ではないので、後半は誰が誰だかあやふやになってしまった。 映画版も見てみたい。そして、朝井リョウさんの他の作品も読んでみたい。
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就活がテーマ 肩書ばかり並べたり、アピールが凄かったり、他人を下げる発言をしたり...そんな人に嫌悪感を持つ主人公に共感していたら、まさかの。 かっこ悪いと自覚しながら頑張るのは、大変で苦しいことのはず。周りを肯定していきたいな。
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人生が線路のようなものだとしたら、自分と同じ高さで同じ角度で、その線路を見つめてくれる人はもういないんだって。
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影を宿しながら光に向いて進む 大学の就活生の自意識が リアルにあぶり出される長編小説_ あんた本当は私のこと笑ってるんでしょっ! 俯瞰して物事を捉えられていると 自負している主人公… 主人公の痛々しさを 後半に たたみかけてくるところが圧巻だった!! “自分...
影を宿しながら光に向いて進む 大学の就活生の自意識が リアルにあぶり出される長編小説_ あんた本当は私のこと笑ってるんでしょっ! 俯瞰して物事を捉えられていると 自負している主人公… 主人公の痛々しさを 後半に たたみかけてくるところが圧巻だった!! “自分”以外にスポットライトを当て 冷ややかに就活仲間を分析して 心の中で批判している主人公… でも… 1番見下していた友達から 1番自分が周囲の状況が見えていなかったと 痛感させられる… その過程がとにかく美しかった… 主人公が傍観者としての立場が揺らいだとき… 全てとは言わずとも… どこか共感させられる所があり 読み終わったとき…複雑な思いがわいてきた!!! 朝井リョウさん すごーい
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自分の就職氷河期世代期を思い出した。あの時期内定取ること自体が難しく、同業種を何社か受けて社に合わせた志望動機を考えるのが苦痛だった。自分だけが内定取れない事に人格を否定されたような気持ちに陥ったりした。その活動の中での取り残されていく焦りや妬みなど、思い出したくないネガティブな...
自分の就職氷河期世代期を思い出した。あの時期内定取ること自体が難しく、同業種を何社か受けて社に合わせた志望動機を考えるのが苦痛だった。自分だけが内定取れない事に人格を否定されたような気持ちに陥ったりした。その活動の中での取り残されていく焦りや妬みなど、思い出したくないネガティブな感情が本書ではうまく表現されており自分と重なった。 楽しかった大学生活が就活によって勝者と敗者に別れていく。勝者は早くからの準備でもなくこの世界をうまく渡って行ける器用な者がいるということ、そんな劣等感を久しぶりに思い出す作品だった。。
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