家仕事ごよみ の商品レビュー
昔から大切に受け継がれてきた四季折々の家仕事は、理にかなった先人たちの知恵の結晶です。春のふき味噌、夏の梅干し、秋の干し柿、冬のたくあん漬けなど、旬を閉じ込めたつくりおき84品を紹介しています。
Posted by
そういえば いつ遊びに行っても おばあちゃんは何かしら手仕事をしていた。 「おぉっ~、よぐきたなぁ!」 大抵は畑仕事をしていたが 家にいる時は ひんやり薄暗い土間にぺたん、と座り 山菜の皮を剥いたり 餅を笹でくるんでいたり 干し柿や 干し餅を吊るす準備をしていたり。 (面白そ...
そういえば いつ遊びに行っても おばあちゃんは何かしら手仕事をしていた。 「おぉっ~、よぐきたなぁ!」 大抵は畑仕事をしていたが 家にいる時は ひんやり薄暗い土間にぺたん、と座り 山菜の皮を剥いたり 餅を笹でくるんでいたり 干し柿や 干し餅を吊るす準備をしていたり。 (面白そうだ)と思った時は手伝ったが 大概は (おばあちゃんとは、そういう事をする人)の図が出来上がっていて、彼女の手仕事はそれ以上も以下でもないごく当たり前の日常風景としか目に映っていなかった。 年をとるのは嫌な事だが 地面からにょっきり生えてくる 恵み、の発見に感動出来る様になったのは嬉しい。 それらに感謝して 丁寧に美味しい糧にして行く過程も又面白い。 忙しいおばあちゃんが いつもニコニコしていた理由がやっとわかった様な気がした。 ちょっと手間隙かかりそうなメニューの他にも ジャムやピクルス、お茶やトマトソースなど今時メニューも多彩なので気軽に読めます♪
Posted by
≪県立図書館≫ いつか作りたいものたちが、たくさん載っていた。 手軽なものから、気合のいるものまで、様々。 でも、どれも食卓を豊かにするものばかり。 分かりやすい作り方と、かわいい絵が印象的だった。 今、何が作り時なのかが一目でわかる表が、便利だ。 一冊、買おうかな。
Posted by
季節ごとに旬の素材を使った保存食を紹介。読んだ後、何か作りたくなりました!「一家に一冊」欲しいそんな一冊です。
Posted by
挿絵もたくさんあって読んでいて楽しくなる本でした。 なかなか実践するのは難しいこともあるけど この本に書いてあることができるようになったら もっと丁寧な暮らしが出来ると思います。
Posted by
今の時代は、一年中好きな時に好きなものを食べられるのが、当たり前のように感じているが、もともとは、四季折々の味覚、「旬」を待ちわびる楽しみ、味わう喜びがあった。それは日本の風土と結びついた、世界でもまれな、きめ細やかな生活文化・食文化として受け継がれてきたものだ。 季節の味は、そ...
今の時代は、一年中好きな時に好きなものを食べられるのが、当たり前のように感じているが、もともとは、四季折々の味覚、「旬」を待ちわびる楽しみ、味わう喜びがあった。それは日本の風土と結びついた、世界でもまれな、きめ細やかな生活文化・食文化として受け継がれてきたものだ。 季節の味は、その時期に栄養が一番豊かであったり、その季節に必要な体に良い作用をもたらす効果があったりと自然のバランスの妙が詰まっている。その恵みを保存するために、漬物にしたり、塩や砂糖、麹、天日、風などを利用して加工したりして、自家製の食品を製造する。普段捨てている皮や葉、茎なども使えて無駄がない。 本書は9人の家事名人が、季節にあわせてそれぞれのおすすめのアレンジによる自家製食品のレシピを紹介している。ほのぼのとしたイラストがとても分かりやすい。立春、夏至、白露、大寒といった普段耳にしてはいるものの、その意味までは正確に理解していない二十四節気も、春夏秋冬に合わせて一つずつ紹介されている。そんなちょっとしたことから、季節という自然の節目と向き合うことは、地球という環境そのものを見直す大切な機会ともいえる。
Posted by
ほぼ食に関する家内暦。 素朴なイラストと簡潔な文で綴られていて、見ていると 「簡単そう。やってみようかな」という気にさせられる。 レシピ本などの写真ではこんな風に、やる気は 引き出されなかったかも。イラストの勝利。 四季毎に区切られているので(一覧表も有) 旬の食材や、気候に適し...
ほぼ食に関する家内暦。 素朴なイラストと簡潔な文で綴られていて、見ていると 「簡単そう。やってみようかな」という気にさせられる。 レシピ本などの写真ではこんな風に、やる気は 引き出されなかったかも。イラストの勝利。 四季毎に区切られているので(一覧表も有) 旬の食材や、気候に適した作業が判りやすい。
Posted by
- 1