道具の足跡 の商品レビュー
川上弘美氏のエッセイから始まり、デザイナーなど4人へのインタビュー、香川県の芸術への取り組み、〈讃岐民具連〉についてのコラム、木工デザイナーの三谷龍二氏・哲学者の鞍田崇氏・人類学者の石倉敏明氏の鼎談など、多角的に民芸、生活工芸について書かれている。 特に印象的だったのは、プロダク...
川上弘美氏のエッセイから始まり、デザイナーなど4人へのインタビュー、香川県の芸術への取り組み、〈讃岐民具連〉についてのコラム、木工デザイナーの三谷龍二氏・哲学者の鞍田崇氏・人類学者の石倉敏明氏の鼎談など、多角的に民芸、生活工芸について書かれている。 特に印象的だったのは、プロダクトデザイナーであり日本民藝館館長の深澤直人さんのお話。 作家は主観的にものを見るだけでなく、客観的に見る目も必要である。それがないと自意識が露骨に出てしまうから。だから、『「作る手」と「判断する目」が同居しないといいものはできないと思います。』(p14)や「ふつうのデザイン」の重要性など、モノづくりの神髄を究めた彼ならでの考え方はとても興味深かった。 香川県庁はとても素敵な空間でぜひ一度訪れてみたいと思った。
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日々、道具を使った足跡が連なってその人の生活ができていきます。道具が語る小さな声に耳を澄ますといろんな物語が聞こえてきました。川上弘美さんのエッセイ、深沢直人さん、堀井和子さん、皆川明さんのインタビューなどを掲載。
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