009 RE:CYBORG の商品レビュー

神山健治,福島直浩【著】

2012/11/18

映画での不明点を補完できたということは、映画版が私には言葉たらず・説明不足であったというところかな。

2012/11/13

「サイボーグ００９」の、
神山健治監督による劇場版最新作のノベライズ。

同じ時期に発刊された完結編（小説）と
同じ時代設定（現代）で描かれたオリジナル作品ですが、
映像作品（映画）も、物語（小説）も、
本作品の方が、完結編よりも完成度は高かったと思ぅ…。

映画では説明し切れなかった様々な設定や背景や心情が
程よく補足されており、映画の単なるトレースとはなってなぃ。
それでも、最後のエピローグ（♯００９）だけは、
やっぱり、映画同様に、納得感が弱かったかな～。

お話の序盤で、二人のサイボーグ戦士が蒸発し、
お話の最後に、二人のサーボーグ戦士を戦死させちゃったから、
大団円で終わらすには、仕方のなぃエピローグだけど…、
改めて、この作品の結末の難しさが証明された感じ…。

各サーボーグ戦士のキャラクターや強化された能力の設定が
現代的で、リアリティもあり、ボクはよかったと思います。
フランソワーズが草薙素子ちっくなとこなんて、特に…(笑)
映画の方は、映像作品としてもよい出来だったと思います。