ジャッキーのクリスマス の商品レビュー

あだちなみ【絵】,あいはらひろゆき【文】

2024/04/30

くまのがっこうシリーズ12作目。
ジャッキーはクリスマスにおじいさんと出会う。
華やかなクリスマスではなく、静けさや寂しさを感じるような描写が多め。
いたずらでおてんばなジャッキーが、いつもとは少し違った面を見せる回。
いつもムスッとしたへの字顔で描かれていたジャッキーが、この作品あたりから笑いはじめる。
この絵本から表紙がマットではなくツルツルになる。

【ママ評価】★★★★
くまのがっこう好きの母。
クリスマスのタイトルに相応しい、冬の静かな美しさを感じられる絵本。
白背景が多く、雪の綺麗な白が続く。
そこにステンドグラスやラズベリーの色合いが美しく描かれていて、とても映える。
ジャッキーたちが着ている冬の服もシンプルに品がある衣装で素敵。
内容は、珍しくジャッキーが胸を痛めたり人のために動いたりするので、感情が揺さぶられて一生懸命なジャッキーが母としては新鮮で好き。
この絵本あたりから、ジャッキーが微笑むのは
個人的には好みではない。
への字顔のクマが好きなので、笑うとキャラクター感が強まってしまう。
テディベアのような無表情の可愛さが良かったのに。
ジャッキーが微笑むところも、人のために動くところも、ジャッキーの成長を描いているのかもしれない。
けれど、そんなおませな年頃の子どもより、ムスッとへの字の口をした子どものようなジャッキーを描き続けて欲しかったかな。

【息子評価】★★★
母の刷り込みによって、くまのがっこう好きの息子。
でも、こちらの『クリスマス』は読む頻度が少ない作品。
一度読んだきりのような気がする。
読んでいる時もあまり反応がなく、サラッと終わってしまった。
ジャッキーが雪だるまになってしまう場面で「ゆきだるまん！」と言っていたくらいかな。
(息子はアンパンマンが好きで、雪や雪だるまを‘ゆきだるまん’と言う)
内容も少しだけ上の子向けでよくわからなかったかもしれない。
2歳4ヶ月

2021/01/17

くまのがっこうシリーズのクリスマス話。娘を亡くしたおじいさんが登場し、子供向けというより大人向けのような、せつなく心温まるストーリーです。

2020/01/17

死にふれた最初のえほん。いつものジャッキー絵本からあふれるたのしさが感じられなかったのか、5歳児はみずから本をひらくことはなかった。わたしはジャッキーよりも、おじいさんに感情移入してしまい、悲しさとそこからのリカバリがせつなかった。

2015/07/09

去年のクリスマスに。おじいさんのひげがわかりにくい(笑)。ちょっと悲しいような、ひんやりするような…だけど、ちゃんと暖かくて優しいお話。ジャッキーってほんとにいい子だね。あと、やっぱりお兄ちゃんたちが素敵。

2013/03/14

ジャッキーが相変わらずとても可愛かったです。
雪が落ちてきて被っちゃうところなんかとくに好きです。
クリスマス前に読んだので、気分も楽しくなりました。

2013/01/11

大好きなジャッキーの新作ですっ！
今回は、ちょっとほろっとさせられてしまいました。
やさしくて、かわいいジャッキーはみんなを幸せにします♪
お兄ちゃんたち、今回も影薄いけどね・・・（笑）

2012/12/17

ジャッキーはぬいぐるみみたいでイラストとして大好きなあだちなみさんの描くクマ。これはお兄ちゃんとジャッキーのシリーズなんだけど、今まで物語はあんまりひかれなかったの。でもクリスマスとなるとファンタジー要素もあって良かった。クリスマスは優しく、あたたかくなりたい願望があるのかも。おじいさんの切ないエピソードにもキュンってなるのはクリスマス絵本だからかな。
そりいっぱいのプレゼント。ラズベリー色の雪。なぜか一番好きなのは雪だるまジャッキー。ポストカードやグッズになるとすごく可愛いジャッキーの1シーンがたまらなく欲しくなる。

2013/07/21

ラズベリーを手に入れるくだりは、都合がよすぎると感じてしまいましたが・・・・

やはりこのシリーズは可愛いです。
そして今回、ほろりとせつなく優しいお話。

2012/12/11

やばい。
めちゃくちゃきゅんきゅんするお話というか、泣けるんですけど…！
ジャッキーとおじいさんのくだりが…！
大人にこそ読んでほしい。

2012/11/27

サンタみたいなおじいさんに思い出のケーキをつくってあげる

なんかあざといと感じてしまうのはなぜ～

ちょっといい話