世界で勝たなければ意味がない の商品レビュー
(2013/1/8) BS朝日のラグビーウイークリーで、ボーッとした顔ながら、鋭い解説をする岩渕健輔氏。 ラグビー日本代表の若きゼネラルマネージャーなのだ。1975年生まれの37歳。 彼が日本ラグビー再建、、ではなく、再燃のための本を書いた。人気再燃、ということか。 本は極め...
(2013/1/8) BS朝日のラグビーウイークリーで、ボーッとした顔ながら、鋭い解説をする岩渕健輔氏。 ラグビー日本代表の若きゼネラルマネージャーなのだ。1975年生まれの37歳。 彼が日本ラグビー再建、、ではなく、再燃のための本を書いた。人気再燃、ということか。 本は極めてわかりやすい。 2019年に世界三番目のイベントラグビーワールドカップが日本で開催されるものの、盛り上がりに欠ける。 ラグビーをしている高校生がワールドカップを目指そうとしない。 それはラグビー日本代表に誇り、ロイヤリティがないから。NZに145-17、ブルームフォンティーンの惨劇で敗れて以来、日本代表ラグビーのロイヤリティは地に堕ちた。 これを復活させることが岩渕GM、そしてエディ・ジョーンズの仕事。 話は岩渕氏自身の紹介に入る。 案外知らなんだ。 小学校から青学、お父さんは事業家で、小さい頃から海外を意識していた。おぼっちゃまというところ。 香港セブンスでラグビーのすばらしさを知り、日本代表に憧れる。 そして青学時代に日本代表に選ばれ、、、慶應が青学に勝てなかった頃だ。 神鋼に入るが、ケンブリッジに留学し、更にフランスプロリーグサラセンズに加入する。 ここで岩渕氏はロイヤリティというものをより意識、認識したようだ。 外人軍団のカーワンジャパンが2度のW杯で1勝もできずに終わると、2012年1月、ちょうど一年前、太田GMに代わってGM就任、エディ・ジョーンズと新しい日本代表を作り始めた。 そのあとの活動はこのブログでもちょこちょこ触れている。 エディのトークショーまで載せている。 エディHCと岩渕GMは方向性があっている。 代表のロイヤリティ、代表を頂点とし、高校生、大学生を育成する一貫したラグビー。 ルーマニア、グルジアを撃破し、来年はウェールズに挑む。 田中、堀江、リーチの世界挑戦もその布石のひとつ。 世界一のあタッキングラグビーを、強いメンタリティで実現して欲しい。できれば2015年はその中に山田にいてほしいな。 日本代表、頑張って欲しい! 私も何かしたい。代表のために、その代表予備軍のために、あるいは人気再燃のために。
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"ラグビー日本代表の岩渕さんの本。日本におけるラグビースポーツ全般について幅広い視野と今後の展望が語られるかと思い購入した。期待が大きく肩すかしをくらってしまった。 日本ラグビーをどのようにしていきたいのかが、見えてこない。まずは世界の舞台で勝利を挙げることでその先の展...
"ラグビー日本代表の岩渕さんの本。日本におけるラグビースポーツ全般について幅広い視野と今後の展望が語られるかと思い購入した。期待が大きく肩すかしをくらってしまった。 日本ラグビーをどのようにしていきたいのかが、見えてこない。まずは世界の舞台で勝利を挙げることでその先の展望が見えてくるということをいいたのだろう。 確かに実力をあげていくにはトップリーグでの切磋琢磨も必要だろうし、日本代表チームでの練習も必要だろう。しかし、ラグビーは企業スポーツであり、協会も企業の助けなしには何もできないのが現状。こういった話は一切でてこなかった。このまま企業に負担ばかり掛け続けてきたら、本業の業績次第ではチームがなくなることもありうるのではないか?足下の基盤強化も重要であり、日本のラグビーをどうやって支えていくのかも大切なこと。 また、ワールドカップが日本で行われるが、その具体的なビジョンも語られていない。秩父宮ラグビー場で本当にワールドカップが開催できるか私は疑問だ。収容人数以上の人が訪れたときの安全対策含めてどうするつもりなのか?何箇所かに分散しての開催とのことだが、準備を始める時期に来ているのでは? すでに、お考えのことばかりかもしれないが、こうしたことも語ってほしかった。 "
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素晴らしい本だった。2012年10月の本なのであるが、過ぎ去ってみた過去から、読み返す、というか、やはりこの人はその時点でこれだけの危機感でもって臨んでいたんだな、と、改めて確認したわけで。 夢をカラーで描く、という話を何度か聞いたことがあるが、徹底的に考えた結果として、当時こ...
素晴らしい本だった。2012年10月の本なのであるが、過ぎ去ってみた過去から、読み返す、というか、やはりこの人はその時点でこれだけの危機感でもって臨んでいたんだな、と、改めて確認したわけで。 夢をカラーで描く、という話を何度か聞いたことがあるが、徹底的に考えた結果として、当時こうした書籍をもって表現していたことが、2015年2016年を過ぎたからこそ、改めて深い洞察力だな、と感服する。 15人制だけでなく、セブンス、女子ラグビー含めて、ものすごい底上げを為された岩渕さんに感謝するとともに、やはり15人制が気になるものとしては、2019に向かっての日本ラグビー文化の革新が不安です。 もっともっと日本ラグビー盛り上げていきたい!
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日本対世界を論じているのに、それはステレオタイプだよと思わない書き方が印象に残った。著者が世界を実際に肌で感じているから読んだ側もそう感じるんだろう。 日本ラグビーのことでよく批判される部分も著者は内側の人間としてヒシヒシと感じていることも読み取れる。 様々な畝りの中での、今日、...
日本対世界を論じているのに、それはステレオタイプだよと思わない書き方が印象に残った。著者が世界を実際に肌で感じているから読んだ側もそう感じるんだろう。 日本ラグビーのことでよく批判される部分も著者は内側の人間としてヒシヒシと感じていることも読み取れる。 様々な畝りの中での、今日、目の前の試合、と考えるとまたラグビーの試合を見るときに新たな視点になりそう。2019年に向けての戦略的な計画、実際にどうなるか楽しみです。
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高阪剛さんをラグビーの全日本特別コーチに招いた岩渕さんの著書。岩渕さんのような30歳後半位の世代が組織の中枢にいるのは良い事だと思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
日本ラグビー協会日本代表GMの岩渕さんの著書。 全体的にスポーツマンらしい熱い文章と冷静な分析からなっていて、岩渕さんって頭いいんだろうなぁというのが垣間見える。 2019年のラグビー日本W杯へ向けての取り組みが中心なんだけど、ぶつかり合いのスポーツであるラグビーでフィジカルに劣る日本がどうやって行くのかなどニワカラグビーファンの自分も考えさせられることが多かった。 また、チームワークなど実社会にも生きる考察も多く、なかなか楽しめた一冊でした。
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自らの言葉で語っているのは良いところ。ただし明確なシナリオとまでは行っていないような。それは彼個人の問題よりも日本ラグビー協会自体の問題が大きいと思う。
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ラグビーにあまり関心のない人たちに読んでもらいたい本です。 難しいと思われるルールのことは皆無、現在の日本ラグビーの問題点とこれから進むべき日本ラグビーの方向性が書かれています。
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2019年、日本で開かれるラグビーW杯。それまでに強化が実を結ぶか!。私もジャパンラグビーメンバークラブ。日本ラグビーの願い、若いGMの熱意と方向性を見守りたい。
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日本ラグビーGMが語る、日本ラグビーの現在地。W杯で惨敗し、パシフィックネーションズカップでも負け、バーバリアンズにもボコボコにされ、ようやくこの秋のヨーロッパ遠征で一縷の光を見せ始めたジャパン。バーバリアンズとの再戦には負けてしまったけれど。 あまりに海外で勝てないジャパンの背...
日本ラグビーGMが語る、日本ラグビーの現在地。W杯で惨敗し、パシフィックネーションズカップでも負け、バーバリアンズにもボコボコにされ、ようやくこの秋のヨーロッパ遠征で一縷の光を見せ始めたジャパン。バーバリアンズとの再戦には負けてしまったけれど。 あまりに海外で勝てないジャパンの背景を考えつつ、やはり勝つしかない、という結論に至る。ラグビーの現状抱える問題…勝てない、人気がないetc…はいろんな要因が複雑に絡み合ってるけど、まずは勝つところからはじめないと、もう、どうしようもない。そういうところ。 2時間ドキュメンタリーとかにしたい内容でした。
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