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だまし食材天国 の商品レビュー

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2019/12/30

読書録「だまし食材天国」3 著者 武井義男 出版 日経ビジネス文庫 p160より引用 “ そこでまず語源を調べてみた。これは百 家争鳴、いろんな学者がいろんなことを言っ て、いろいろな字引にもさまざまに書いてあ るが、なかには素人の私が見てもバカらしい ものがあり、結局は「諸...

読書録「だまし食材天国」3 著者 武井義男 出版 日経ビジネス文庫 p160より引用 “ そこでまず語源を調べてみた。これは百 家争鳴、いろんな学者がいろんなことを言っ て、いろいろな字引にもさまざまに書いてあ るが、なかには素人の私が見てもバカらしい ものがあり、結局は「諸説」があるってなこ とになって、結論はない。” 目次より抜粋引用 “食材のだましを誘発する法律の「穴」  学者がだましをバックアップ?  「無添加食品」と呼ばれるもののだまし  食材肉の色とだまし  「有機」野菜にだまされるな”  医師で文筆家である著者による、世の中の 食材にまつわるごまかしについて記した一冊。  食品・食材に関する法の抜け穴についてか ら身近でだまされやすい食材についてまで、 海外に在住し外からみた故郷のおかしさを訴 えられています。  上記の引用は、サケとマスの分類について 書かれた項での一節。 学問の世界だけでなく、思っている以上に世 の中はいいかげんなのかもしれないと、気持 ちを改めてしまいそうです。  分類やブランドについてだましやごまかし が横行するのは、人よりもいいものを食べて いるという優越感を満たしたい人の欲に、付 け込まれているような気がします。無駄な見 栄を張らない方が、だまされる機会は減るの ではないでしょうか。 ーーーーー

Posted byブクログ

2014/04/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

食の問題の中でも、こう言ってはなんですが、あまり罪のない偽装やら法律上の問題を取り上げた本。「あまり罪のない」というのは、直接生命の危機に関係するものではなく、比較的最近も問題になった、「クルマエビ」と「ブラックタイガー」の表記といった類のものという事です。 産地・原産地や「有機」等の言葉のからくり、牛肉、豚肉、マグロ、鮭、マツタケ等々、種、亜種、品種や産地で、質・価格が大きく変わるものを取り上げて解説。これはこれで面白いと思いますけど、前記のように危機感をいだくような内容ではないので、産地にこだわったり、「分類」が大好きなかたはどうそ。

Posted byブクログ