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訣別 ゴールドマン・サックス の商品レビュー

4.1

15件のお客様レビュー

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2013/05/25

"Why I Left Goldman Sachs" by Greg Smith I was impressed the scene Warren Buffett was shown the trading room by Blankfein and par...

"Why I Left Goldman Sachs" by Greg Smith I was impressed the scene Warren Buffett was shown the trading room by Blankfein and partners. Author is not a prop trader but an agency trader.

Posted byブクログ

2013/04/26

ゴールドマン・サックスの元インサイダーが書いた回顧録。暴露本の類ではなく、筆者の等身大の成長物語である。9.11~リーマン・ショックを世界最強の投資銀行で体験した記録は大変貴重である。投資銀行家ならではの自慢も(あるにはあるが)謙虚で、爽やかな青春期として読むことができる。 魑...

ゴールドマン・サックスの元インサイダーが書いた回顧録。暴露本の類ではなく、筆者の等身大の成長物語である。9.11~リーマン・ショックを世界最強の投資銀行で体験した記録は大変貴重である。投資銀行家ならではの自慢も(あるにはあるが)謙虚で、爽やかな青春期として読むことができる。 魑魅魍魎のイメージが強いウォール街にあって、かつてのゴールドマンが如何に顧客主義であって、今どうなってしまったか、企業カルチャーの変化で思い悩む筆者に共感を覚える。特に愛社精神を持ち、ロンドン転勤を甘受しつつもGC至上主義に変わりゆくGS社を心寂しく見つめる筆者の視点は、切なくもある。 本書単体でも十分面白いが、『リーマン・ショック』や『ヘッジファンド』も併せて読むと、競合他社や顧客側の視点や対比ができて更に楽しめるだろう。

Posted byブクログ

2012/12/28

450ページ。かなりボリュームのある1冊です。ゴールドマンサックスのビジネスには元々非常に興味があるし、自分なりに理解をしていた点も多かったですが、内部からの詳細な情報を凄く面白いです。そしてこの数年に起きている、会社としての方向性の移り変わり。これも非常に興味が深い点です。投資...

450ページ。かなりボリュームのある1冊です。ゴールドマンサックスのビジネスには元々非常に興味があるし、自分なりに理解をしていた点も多かったですが、内部からの詳細な情報を凄く面白いです。そしてこの数年に起きている、会社としての方向性の移り変わり。これも非常に興味が深い点です。投資を学んでいる人には是非読むことをお勧めしたいと思います。

Posted byブクログ

2012/12/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読み応えのある本だった。著者の真摯で堅実な考え方が全編を貫いていて、それが当時のGSの企業倫理の欠如を際立たせる効果もたらしているように思う。この本に描かれている時期の数年前にニューヨークの金融界に身を置いた自分にとって、極めて身近で懐かしい日常を思い出させられた。主たる舞台であるGS本社のディーリングルームを訪れたこともあり、ひどく臨場感を持って読み進めることができた。因みに、本の中にも出てくる9.11のWTCの崩壊も別のビルの屋上から目の当たりにしたし、その当時著者が住んでいたハドソン川沿のアパートメントも、滞在期間中に住もうとして実地にチェックしたこともある。いろいろな意味で、大変懐かしく読むことができた。

Posted byブクログ

2012/11/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

強烈なGS批判の暴露本かと想像していたが意外と控えめで逆に読みやすい。 主人公がインターンでGS入社を目指すところから、退職に至るまでの12年間を描いている。GSの収益の主力が企業のために資金を集めるといった投資銀行業務から自己資金の投機で儲けを生み出すヘッジファンドへ変貌していく様子が分かる。GSが顧客への助言とは正反対のポジションで利益を得たり、「単純な顧客」・「質問のしかたを知らない顧客」に利幅の大きい仕組み金融商品を売りつける場面は印象に残る。個人的には若手のセールス時代を描いた場面は好感を持てた。

Posted byブクログ