1,800円以上の注文で送料無料

終わる世界のアルバム の商品レビュー

3.2

22件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

    6

  3. 3つ

    7

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2014/01/04

失うことの辛さ、忘れてしまうことの哀しさ。大切な人のことは、どんなに辛い記憶であっても覚えていたい。

Posted byブクログ

2013/09/14

「消えた人、死んだ人は最初からいない存在になる」 …こんな事あったら寂しすぎる マコトが奈月を忘れてしまっていたのは切なかった… 2人で海に行く所とか好き 最後はちょっと悲しかった…

Posted byブクログ

2013/08/01

世界設定だったり、風景描写だったりは流石の杉井さんと言ったところで詩的かつ読みやすい。しかし若干、話の終わらせ方に無理があった気もする。3冊くらいの長さで読みたい作品だった。

Posted byブクログ

2013/06/03

前触れなく人間が消失し、その痕跡も周囲の記憶も消え去ってしまう世界。 人間はそんなすべてが終わってしまうのを待っている。 今回はまったく世界に入り込めなかった。 主人公は記憶が消えないという設定なのだが、それがなんとも納得がいかなかったし、主人公・ヒロインの性格も好きになれなか...

前触れなく人間が消失し、その痕跡も周囲の記憶も消え去ってしまう世界。 人間はそんなすべてが終わってしまうのを待っている。 今回はまったく世界に入り込めなかった。 主人公は記憶が消えないという設定なのだが、それがなんとも納得がいかなかったし、主人公・ヒロインの性格も好きになれなかった。 雰囲気つくりが得意な杉井さんの作品で表現はいいのだけど、設定に違和感を感じてしまったのでそれがなんか逆に冷めていった感じですね。

Posted byブクログ

2013/03/30

ラノベ 表紙買い 深く読込みはせず雰囲気で楽しむ作品かな 描写や表現は簡単かつ明解。万人受けしそう 村上春樹作品のラノベverとも感じることが出来る描写でした

Posted byブクログ

2012/12/29

■ゆるやかに終わっていく世界での、切ない恋を描く感動の物語。 なんの前触れもなく人間が消滅し、その痕跡も、周囲の人々の記憶からも消え去ってしまう世界。人々は普段通りの生活を続けながらゆるやかに訪れる世界の終わりを待っている。  そんな世界でぼくは例外的に消えた人間の記憶を保持す...

■ゆるやかに終わっていく世界での、切ない恋を描く感動の物語。 なんの前触れもなく人間が消滅し、その痕跡も、周囲の人々の記憶からも消え去ってしまう世界。人々は普段通りの生活を続けながらゆるやかに訪れる世界の終わりを待っている。  そんな世界でぼくは例外的に消えた人間の記憶を保持することができた。そんなぼくは気がつく。人が消えていくばかりの世界の中、いなかったはずの少女がいつのまにかクラスの一員として溶け込んでいることに――。

Posted byブクログ

2012/12/16

人間と、その存在の証明が、消えてしまう世界と、写真を撮ることで、その証明を記憶に残すことができる少年。中学卒業を間近にして、少年が製作に関わった卒業アルバムが完成するが、その後、奇妙なことが起きる。ただ消えて行くだけの世界で、突然少女が現れる。さも昔から当然存在したかのように。 ...

人間と、その存在の証明が、消えてしまう世界と、写真を撮ることで、その証明を記憶に残すことができる少年。中学卒業を間近にして、少年が製作に関わった卒業アルバムが完成するが、その後、奇妙なことが起きる。ただ消えて行くだけの世界で、突然少女が現れる。さも昔から当然存在したかのように。 杉井光が演出した、どこまでも切ない物語が、文庫化。ハードカバーで読んだことはありましたが、つい手に取ってしまいました。装丁はハードカバーの方が好きですが、こちらも中々いい感じです。

Posted byブクログ

2012/12/02

前触れもなく人間が消滅し、その痕跡も、周囲の人々の記憶からも消え去ってしまう世界。人々は普段通りの生活を続けながらゆるやかに訪れる世界の終わりを待っている。 そんな世界でぼくは例外的に消えた人間の記憶を保持することができた。そしてぼくは気がつく。人が消えていくばかりの世界の中...

前触れもなく人間が消滅し、その痕跡も、周囲の人々の記憶からも消え去ってしまう世界。人々は普段通りの生活を続けながらゆるやかに訪れる世界の終わりを待っている。 そんな世界でぼくは例外的に消えた人間の記憶を保持することができた。そしてぼくは気がつく。人が消えていくばかりの世界の中、いなかったはずの少女がいつのまにかクラスの一員として溶け込んでいることに――。 ゆるやかに終わっていく世界での、切ない恋を描く感動の物語。

Posted byブクログ

2012/11/17

不思議な読後感。儚く悲しい世界の中で、ただゆっくりと時間が過ぎて行く感じ。何かが変わる訳でなく、解決する訳でもない。でも何故か最後まで読み進めてしまったが、つまらないと感じる人もいると思う。「神様のカルテ」の読後感と似てたかも。

Posted byブクログ

2012/11/06

 本屋で見かけたときに、まず表紙に惹かれ、そのあとあらすじに惹かれて買いました。  原因はわからないが、人が死ぬと皆の記憶から消え、その人がいたという証拠になりうるものも消え、死ななくてもある日突然人が消え忘れ去られてしまう、という状況に世界がなっている話です。そんな中で、主人公...

 本屋で見かけたときに、まず表紙に惹かれ、そのあとあらすじに惹かれて買いました。  原因はわからないが、人が死ぬと皆の記憶から消え、その人がいたという証拠になりうるものも消え、死ななくてもある日突然人が消え忘れ去られてしまう、という状況に世界がなっている話です。そんな中で、主人公は例外的に消えた人の記憶を忘れません。そしてある日、今まではいなかったはずの水島奈月という少女がクラスにいることに気づきます。二人でラジオを聞いたりしているうちに、主人公は奈月の正体にすこしずつ近づいていきます。  終始儚く切ない雰囲気で緩やかに話が進んでいきます。終わりの方はもうちょっと盛り上がったほうが良かったとも思いましたが、その雰囲気に結構惹きつけられました。

Posted byブクログ