会社で不幸になる人、ならない人 の商品レビュー

本田直之【著】

2013/01/21

はじめに　ハッピーな会社員になる　ための概略が書かれ、そのために実践すべきことを表現するため、「勘違い」リストなるものが３６項目列挙されている。

そして、その項目で、会社で不幸にならないため是正すべきこと、ハッピーになるための考え方、とるべき行動が書かれている。

機能的・行動的・創造的な人材を駆使して新たな価値を産みだしつづける経営体をマネジメントする人なら普通に考えていることがさりげなく書かれてある。

ハッピーな会社員は、おさらいで、ハッピーでない会社員は、従来の生き方を是正するきっかけとすべく読んだらいい本でしょう。

2013/09/15

ハッピーな会社員は、自分の存在意義を理解し、力を発揮し、利益をもたらす人。会社員としての幸不幸は、思考、行動原理、習慣の違いで決まる。

条件も環境も同じ、違いは結局マインドセット。
会社でハッピーな人が多ければ、社会も明るくなるね。

2013/01/09

前作「ノマドワーカー」で、時間・場所に捕われない働き方を提案していたため、ややもすると「会社を辞め、事業を起こしたり転職して、自由を謳歌しよう」と捉えられがちな部分がありました。しかしそれを本書は戒め、「自分の市場価値を把握すること」や「今いる会社で自由な働き方ができるためには」などといった、よりサラリーマン目線に寄り添った内容で語られていました。これまでの本田さんの著作本のトリガーフレーズが凝縮されたスマートな１冊であると感じました。

2013/01/08

地味だけど、コンパクト且つ時代に沿っている、良き「ビジネス書」だと思う。さらりと読めます。
「ビジネス書」って、なまものだなー、とも思った。
この本に書かれていることに普遍性がないということではなくて。
この本の冒頭には「あなたはこんなふうに思っていませんか？」と問いかける「勘違いリスト」と称されたチェックリストが掲げられているのだけれど、そのフレーズを読むと、「これ、一昔前のビジネス書では良しとされていたことかも」というのものが、いくつかあったように感じたから。

安定が約束された社会から、不安定かつ非連続な社会へと変化しました。その場合、何が大切なことなのか、もう一回確認しましょっか、っていう本田と思いました。

本文中、人をどうにかして変えるってのは、そもそもおこがましいことで、そうではなくて、その人が自ら変わりたいと思えるようなきっかけを提供するべきだという件があった。心からそうだと思う。

2012/12/12

会社と対等なのか、依存しているのか。会社に売り込む能力があるのか、ないのか
ビジネスは労働時間を売っているのではなく、成果を売っているもの
パターンが固定化され、カスタマイズの余地のないものは、どんどんアウトソーシングされていく。
レガシーlegacy 遺産。先人の物。時代遅れのもの。「―システム」
印象に残るトリガー(引きとなる金)フレーズについて考える
時間効率の悪い人 エクセルを使って、感覚的ではなく、リアルな数字を活用
お金を払ってでも得たいモノが、その会社にはあるのか？40代、50代になった自分の力となるのか？
福利厚生部分は無視

2012/12/02

やってはいけないと分かってはいつつ、
ついついしてしまっている「勘違い」
早くやめないといけませんね！

・どのような思考で
・どのような行動原理で
・どのような習慣で
→やるべきことをやり、やってはいけないことをやらない

「自由」で「楽しく」 『生きる』ことにも通じますね。

・依存体質をやめる
→会社には、自分の持つ能力、スキル、時間を売っている。
→給料は、労働時間ではなく、成果に対するもの。

・セカンドキャリアをつくる
→自分がやっている仕事は、次のステップでどう活かせるか、人脈を活かすことはできるか、自分の持つスキルにどのようなバリューがあるか見直す。
→こうすれば人が動く、こうすれば効率化できると、「経営者視点」で仕組みを学ぶ。

・同じことをしている自分に危機感を持ち、常に頭を柔らかくしておく

2012/11/23

レバレッジシリーズやノマドライフで有名な本田さんの本です
「会社で不幸になる」って一体どんな人？って興味で買っちゃいました
最初は興味で読み始めたけど、段々「これは私・・・？」なんて思うところもあって
なんだか耳が痛いというか、切なくなってしまうところもありました（苦笑）

私は数年前から自分は一年契約選手だと仮定して仕事しようと思うことにしています
実際は有難いことに普通の会社員なのでそんなことはないんだけどね・・・
自分のパフォーマンスが質も量も落ちて凹んでいた時に、自分を奮い立たせるために
そう思ったんだよねぇ～
一年で結果を出さないと次の契約はない・・・
そう仮定することで少し気持ちが高ぶった記憶がある
でもまたこの一年はダメだねぇぇ～　確実に切られるなぁ（苦笑）
そんな低モチベーション気味な最近の私を揺さぶった１冊です（笑）
はぁぁ・・・がんばろ・・・

2012/11/21

変化の激しい世の中で流されて働いている人へのアドバイス集。人生が詰まないためには普段から意識を高く持って行動することが重要と分かる。

2012/11/11

会社に依存するのではなく「経営者視点」で仕事をすることを説く。自分が会社からどんな成果が求められているのか、自分の存在意義をよく理解していること、そのために全力（ただし時間ではない）で仕事をし、会社にとって他の人にはできないインパクトを与えている、つまり、自分の力を最大限に発揮し、会社に利益をもたらしていること。その結果、自由で楽しいハッピーな会社員でいられる。

2012/10/30

サラサラっと読めてしまった。
自分も意識を高く持ってこう生きたい。
会社で不幸にならないために。