婚外恋愛に似たもの の商品レビュー
35歳の5人の女性の推し活の話。 同じアイドルグループを推してなかったら、出会えなかったような5人が、交流していく様子が、本当に楽しそう。心の中では、お互い、いろいろあったとしても。まぁ、女のグループなんて、そんなもんですから。 婚外恋愛に似たもの→推し活。私は、推し活は、永遠に...
35歳の5人の女性の推し活の話。 同じアイドルグループを推してなかったら、出会えなかったような5人が、交流していく様子が、本当に楽しそう。心の中では、お互い、いろいろあったとしても。まぁ、女のグループなんて、そんなもんですから。 婚外恋愛に似たもの→推し活。私は、推し活は、永遠に成就しない片想いと思ってますが。 宮木あや子氏の小説は読みやすいし、そして面白い。楽しめました。
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現実でアイドルファンをしている身としては、こういうファンめっちゃいる!ってなった。描写されるアイドルたちにも既視感ありまくりで、あの子がモデルかな、あの時のこと参考にしてるのかなと思っていたら2012年刊行。もはや予言の書だった。
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3.3 人生満たされない女子たちのアイドル追っかけの物語。人の幸せは何かを問う哲学的な内容。エンタメがしんどい日々を救うことは間違いない。
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テレビドラマみたいな感覚でするするっと読めた。 納得できるところもあれば、そうでもないこともあったり。 5人いればそれぞれ推しに対してのスタンスが違うように、 私もこのどれでもないタイプだな~と自覚した。
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モデルであろうジャニーズアイドルが思い浮かび、非常に面白く読みました。 アイドルオタクの女性5人それぞれのエピソードは5人5様で階層も人生も異なりますが、そんな彼女たちが「スノーホワイツ」を好き、という一点で出会う。 ちょっとアダルトでダウナーなガールミーツガール。
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初作家さん。 名前の響きとタイトルからもっと大人っぽい内容かと思ってたら。 美醜についてやたら鼻につくフレーズは趣味が合えば普段つるまない組み合わせが生じることを言いたいのかな。 こういう熱量って独特。
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とんでもsideの宮木あや子さんの作品は元気が出る。読了後、よーし今日は自分の食べたい物だけ作って食べるぞー!って拳を突き上げた。
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外見も収入も持っているものは全て違うアラサー女性5人の共通点は同じ男性アイドルグループのファンということ。 アイドルに熱を出しててもかわいいですまされる10代じゃない。仕事や家族、生き方がそれぞれにあるなかで、アイドルにはまっているそれぞれの物語。欲しいものが全て手に入るわけでは...
外見も収入も持っているものは全て違うアラサー女性5人の共通点は同じ男性アイドルグループのファンということ。 アイドルに熱を出しててもかわいいですまされる10代じゃない。仕事や家族、生き方がそれぞれにあるなかで、アイドルにはまっているそれぞれの物語。欲しいものが全て手に入るわけではない。そのなかで何を諦め何を得るために動くのか。
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上から3番目の女、桜井 こどもがいない 下から3番目の女、益子 不細工で馬鹿な息子あり 常に一番、隅谷 経営者 真ん中が定位置、山田 凡庸な容姿の娘あり。夫の稼ぎで優雅にくらす専業主婦 常に底辺、片岡 BL小説家 女性のヒエラルキーの中でそれぞれ違った位置にいる5人が、アイドル...
上から3番目の女、桜井 こどもがいない 下から3番目の女、益子 不細工で馬鹿な息子あり 常に一番、隅谷 経営者 真ん中が定位置、山田 凡庸な容姿の娘あり。夫の稼ぎで優雅にくらす専業主婦 常に底辺、片岡 BL小説家 女性のヒエラルキーの中でそれぞれ違った位置にいる5人が、アイドルグループの大ファンという共通点で繋がる。 アイドルにハマる様子や、コンサートのわくわくドキドキ、私も経験があるがものすごくうまく描写されていた。言葉で伝えるのが難しい、、とおもっていたがまさに書いてある表現がぴったり! ストレートだが、それゆえスカッとする笑 女性の話ばかりだが、ネチネチした感じがないのが好印象。下ネタ要素も多々あるけれど、馬鹿馬鹿しくて笑える 私は山田にちかいのかな〜、というか、そうであってほしいなー 宮川さんはどんなひとなんだろう こんなに異なる立場の五人の心情をどれもうまくかけるなんて! 山田と姑のやりとりは最高に気持ちよかった〜♡
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図書館で借りたもの。 「ジャニーズ」ならぬ「ディセンバーズ」の「スノーホワイツ」という男性アイドルグループにハマった35歳の既婚女性たちの連作短編集。 各章のタイトルは寒かったけど、内容は面白かった。 ジャニヲタあるあるなのも多くて(笑) 自分が好きなグループが人気になって、嬉...
図書館で借りたもの。 「ジャニーズ」ならぬ「ディセンバーズ」の「スノーホワイツ」という男性アイドルグループにハマった35歳の既婚女性たちの連作短編集。 各章のタイトルは寒かったけど、内容は面白かった。 ジャニヲタあるあるなのも多くて(笑) 自分が好きなグループが人気になって、嬉しいけど寂しい気持ちとかね。 「校閲ガール」もそうだったけど、言葉遣いが悪すぎるところが、ちょっと気になる。。
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