話してあげて、戦や王さま、象の話を の商品レビュー
ミケランジェロが湾に架ける橋の設計のために滞在していたイスタンブールでのできごと。 当時のローマ法王をそりが合わず(?)、異郷の地イスタンブールへやってきたミケランジェロ。そのエキゾチックな街をさまよい、人々と出会い、琴線をふるわせ、やがて橋の設計を提出してローマへ帰っていく。 ...
ミケランジェロが湾に架ける橋の設計のために滞在していたイスタンブールでのできごと。 当時のローマ法王をそりが合わず(?)、異郷の地イスタンブールへやってきたミケランジェロ。そのエキゾチックな街をさまよい、人々と出会い、琴線をふるわせ、やがて橋の設計を提出してローマへ帰っていく。 ミケランジェロに心酔していた従者の別れが哀しい。ミケランジェロが描いた橋は、基礎工事の途中で大地震で崩れ去り、その存在すらも語られる事が無い。 まるでおとぎ話のようなタイトル、これはミケランジェロの頃の大人のおとぎ話なのかもしれない。
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題名通り、像や王様が出てくる話かと思いきや ミケランジェロの…歴史小説? みたいな感じでした。 歴史が嫌いというより、それほど彼に興味がないので へぇ…という感じでしかないですが。 彼の職業が彫刻家、という程度の知識です。 どれほど相手の性格があれでも、神に仕えている、という...
題名通り、像や王様が出てくる話かと思いきや ミケランジェロの…歴史小説? みたいな感じでした。 歴史が嫌いというより、それほど彼に興味がないので へぇ…という感じでしかないですが。 彼の職業が彫刻家、という程度の知識です。 どれほど相手の性格があれでも、神に仕えている、という点だけで どうしようもないものがこみ上げてくる、という心理状態には 宗教というのは、かなり根本的に植えられるものだな、と。 ほとんど恐怖、という感じです。 それほど神が信じられていた、というのはよく分かりましたが。
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16世紀の始め、若きミケランジェロがコンスタンチノープルで見たかもしれない世界。 出会ったであろう他者たち。 そしてイスタンブールで語られてきたグラナダの物語。 不思議な夢を見ているような作品。
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