キオスクのキリオ の商品レビュー
キオスクで働くさえないおっさんのキリオが次から次へと厄介な人に絡まれるという不思議な連作短編集。関西弁のゆるい会話が心地良かったです。
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2013.01.06読了 キオスクの店員キリオ。 キオスクを訪れ、少し変わったお願いゴトをする人達。 最後まで、掴めない世界感。 3話目位から飛ばし読みした。
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キオスクで働くキリオにまつわる不思議な話。 うーん、なんか… ときどき生々しくて、 キリオがおじさんすぎて。 それがまたキリオらしいんだろうけど… なんか、愛着がわかない。 でも、いつか、ふと、思い出すのかもしれない。キリオのこと。 そんな感じ。
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キオスクで働くふつうのおっちゃんキリオに、おかしな人達が絡んできて・・・。にこっと笑えるような“おかしな”や、シュールな“おかしな”を期待していたのですが、所謂、精神的に“おかしな”人達ばかりで笑えることもなく読了。 強いて言えば【ミルキー】だけは良かった気が・・・。
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「Webちくま」に連載されてきたキリオの物語8編に、新たな書き下ろし「行方不明未届人」と「夢の中」の2編を加えたもの。 おっさんぶりがすっかり板についているキリオは駅のキオスクで働く50歳・独身。生まれたときからおっさんという風情らしく、なるほどこういう没個性のキャラクターなら、キオスクで働いても何ら不思議がないと思わせる。 やってくるものを何でも受け入れてしまう人の良さは、しゃべり続ける大阪弁の柔らかさと相まって、際立つばかり。おかげでいろんな無理難題が押し寄せる、、、 あまり内容のない物語だったなあ、、、
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+++ 人生のコツは深刻になりすぎへんこと。ノーと言えないおっちゃん、キリオ。彼のもとには次々と、なにかを胸に抱えた人たちがやってくる。なんだかおかしい、なんとも不思議な連作短篇集。 +++ 「迷いへび」 「調合人」 「夕暮れ団子」 「トラの穴」 「シャボン」 「アジサイコーラ」...
+++ 人生のコツは深刻になりすぎへんこと。ノーと言えないおっちゃん、キリオ。彼のもとには次々と、なにかを胸に抱えた人たちがやってくる。なんだかおかしい、なんとも不思議な連作短篇集。 +++ 「迷いへび」 「調合人」 「夕暮れ団子」 「トラの穴」 「シャボン」 「アジサイコーラ」 「ミルキー」 「行方不明未届人」 「空の中」 「時の煮汁」 +++ 不思議なおっちゃんである。キリオ。50歳でずっと独身であるが、まるっきりモテないというわけでもなく、なんとなく人にすり寄ってこられる体質でもあるようである。扉絵のイメージそのものである。人はキリオにわざわざ会いに来たりする。しかも探してまで、ということまである。キリオに話を聞いてもらって、スッキリ解決するわけでもないのに、である。不思議だ。キリオは気負うことなくキリオでいるだけなのに。キオスクを見かけたら、キリオがいないかどうか覗いてみたくなる一冊である。もしかすると登場人物たちもみんなそうなのかもしれない。
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