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夜回り先生いじめを断つ の商品レビュー

4.4

9件のお客様レビュー

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2014/02/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

数年前、高校生の時に著者の講演を聞いたのを思い出し読んでみた。 当時の話とほとんど遜色ない内容であったように思う。 いじめの定義についての著者の考えに共感した。 文部科学省の定義より著者の定義の方がシンプルで的確である。 (以下本文より引用) いじめの定義 (文部科学省) 「いじめ」とは、当該児童生徒が、一定の人間関係のある者から、心理的、物理的な攻撃な攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じているもの。」とする。なお、起こった場所は学校の内外を問わない。 (水谷修) 学校において、意図的に、ある児童・生徒に対して、精神的苦痛を与えること。

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2013/04/04

夜回り先生による、「いじめの定義」が「そう、これを言って欲しかった」というものでした。 「学校において、意図的に、ある生徒に対して、精神的苦痛を与えること」。 いじめからは逃げればおしまいではなく、立ち向かうことも大切だと教えられました。

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2013/03/19

夜回り先生による、「いじめの定義」が「そう、これを言って欲しかった」というものでした。 「学校において、意図的に、ある生徒に対して、精神的苦痛を与えること」。 警察や人権擁護局を学校という聖域に介入させる解決策などさすがです。 そして、水谷先生ならではの、血の通った涙なしでは読め...

夜回り先生による、「いじめの定義」が「そう、これを言って欲しかった」というものでした。 「学校において、意図的に、ある生徒に対して、精神的苦痛を与えること」。 警察や人権擁護局を学校という聖域に介入させる解決策などさすがです。 そして、水谷先生ならではの、血の通った涙なしでは読めない具体例。 いじめに関わるなら、必ず一読して欲しい本です。

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2013/01/14

いじめられたら逃げればいいのに。とか考えていたけれど、夜回り先生によれば逃げても問題は解決しないらしい。立ち向かわないと、心に出来た傷は一生ついて回る。出来ることをしないと。

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2013/01/11

小学生の親として、やっぱりいじめの問題は常に大きくのしかかってくる。 被害者になることばかり心配してしまうけど、本当は加害者だった時に気づけるか、どう対処するかもすごく重要だと感じた。 それぞれの立場の人達がどう行動したらいいか、具体的に書かれていたのが目からウロコだった。

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2012/12/27

「いじめ」に対するその処置法など、また文科省が唱える「いじめ」の定義の誤りなど詳しく説明している。 1度講演会に参加して、先生のお話を聞く機会があったのだが、それは今でも忘れられない。 いじめの原因はその大方がその家庭環境にある。 そこに深く、そして傷つく事を恐れずに飛び込んでい...

「いじめ」に対するその処置法など、また文科省が唱える「いじめ」の定義の誤りなど詳しく説明している。 1度講演会に参加して、先生のお話を聞く機会があったのだが、それは今でも忘れられない。 いじめの原因はその大方がその家庭環境にある。 そこに深く、そして傷つく事を恐れずに飛び込んでいけるかで大きく変わるのではないか。 ぜひ、教師の方達には一読して頂いて、問題があれば対処して頂きたい。まずは、生徒の心に寄り添う事が大切なのだろう。

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2012/11/13

いじめ問題なんて、日々ニュースで聞いていた。 だけど、やはり自分には縁のない話に感じていた。 それに、もし何らかの形でいじめというものが自分の近くに現れたとしても自分は無力なのではないかと思っていた。 この本を読んで、考えを変えさせられた。 自分にもできることはある。少なくとも...

いじめ問題なんて、日々ニュースで聞いていた。 だけど、やはり自分には縁のない話に感じていた。 それに、もし何らかの形でいじめというものが自分の近くに現れたとしても自分は無力なのではないかと思っていた。 この本を読んで、考えを変えさせられた。 自分にもできることはある。少なくとも、何もできないということは無い とても実践的で、説明のために挙げられている事例もとてもしっかりしていて、真剣に一気に読んでしまった。

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2012/10/26

子どもの不幸と闘うために、揺るぎない信念と行動から生まれた本気の言葉たち。信のある言論とはかくも強くかくも温かいのか。 本書を読んで、多少なりともいじめ問題にかかわってきた私は自分のこれまでの姿勢と力のなさを深く反省した。 いじめをいじめなどと生ぬるい言葉ではなく、犯罪として...

子どもの不幸と闘うために、揺るぎない信念と行動から生まれた本気の言葉たち。信のある言論とはかくも強くかくも温かいのか。 本書を読んで、多少なりともいじめ問題にかかわってきた私は自分のこれまでの姿勢と力のなさを深く反省した。 いじめをいじめなどと生ぬるい言葉ではなく、犯罪としてきちんと見破っていくことは全く同感である。人権侵害としてのいじめを法務省を活用して解決を図っていくことは目から鱗だった。その手があったかと。また、不健全な人間関係のレベルは学校で対応、との指摘もなるほど、と思った。しっかり今起きていることがなんなのか見極められていないことが問題を深刻にしていたのだ。 最後の各関係機関、当事者別に呼びかけた言葉も具体的で熱がこもっていて、かつ的確で唸らされた。 ・褒めた回数と叱った回数 ・信頼は人を強くする。まじめにする。 ・理想の学校 ・目力 ・いじめと闘う。解決せずに逃げた場合の傷の深さを思うと。 ・いじめに絶対耐えてはいけない。助けを求めて欲しい。

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2012/10/12

水谷修さん、夜回り先生の最新刊。 めちゃくちゃ情熱のこもった、いい意味で怨念のような本。 このひとの言うてること、めっちゃ好き!あったかいし、水谷さん自身、本気でひとと向き合ってるからめちゃくちゃ信頼できる。 子どものしんどさには親や社会がかかわっている、だから子どものせいにだけ...

水谷修さん、夜回り先生の最新刊。 めちゃくちゃ情熱のこもった、いい意味で怨念のような本。 このひとの言うてること、めっちゃ好き!あったかいし、水谷さん自身、本気でひとと向き合ってるからめちゃくちゃ信頼できる。 子どものしんどさには親や社会がかかわっている、だから子どものせいにだけすることなく、ほんまの意味で社会全体で助け合ってやっていきたいな。 本書に出てくる子どものエピソードに何回涙ぐまされただろうか…。自分のやりたいことを、改めて考えることができました。今のタイミングで読めてよかった。

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