本屋さんで待ちあわせ の商品レビュー
【きっかけ】 三浦しをんさんのエッセイにハマり、図書館で片っ端から借りている!! 【あらすじ】 読書への愛がほとばしる、人気作家の書評とそのほか。思わず書店に走りたくなる情熱的ブックガイド!(HPより) 【心に残ったところ】 ◉“だれもが自分はまっとうだと思っているが、実は世...
【きっかけ】 三浦しをんさんのエッセイにハマり、図書館で片っ端から借りている!! 【あらすじ】 読書への愛がほとばしる、人気作家の書評とそのほか。思わず書店に走りたくなる情熱的ブックガイド!(HPより) 【心に残ったところ】 ◉“だれもが自分はまっとうだと思っているが、実は世の中にまっとうなひとなど一人もいないのだなと、深く感得した。まっとうじゃなくても、まあいいか。” ◉“本は、人間の記憶であり、記録であり、ここではないどこかへ通じる道である。特別な機械も作法も充電器も必要なしに、時間と空間を超えた異世界へ、私たちを連れていってくれる。もし、さびしくてたまらなかったり、だれかの助言が欲しかったり、時間をつぶしたかったりするのに、どうしてもいい解決策を見つけられなかったら、読書という手段があることを思い出してほしい。本は、求めるものの呼びかけに必ず応えてくれるだろう。” (↑金言すぎる…!!!!!) 【感想】 エッセイ、歴史もの、SF、ミステリー(有栖川有栖の『女王国の城』が紹介されてた!)、戦時中小説、ヤクザルポ、歌舞伎、はたまたロマンス小説まで、本当に幅広い。 自分が読んだことのないジャンルを、「読みたい!」と思わせるからすごい。恐るべし三浦しをん…。 本って、世の中に数え切れないほどあって、どこまでも果てしなく泳いでいける海(沼!?!笑)みたいなものだよね。 読んでも読んでも先が見えぬし、ずっと飽きない。 読書って最高の趣味だと思うのだけどなあ。
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本への愛が伝わってくる書評でした。難しそうな本が紹介されているけど、そこに面白さを見出だせるのはさすが。気になったのは『女工哀史』とか『東海道四谷怪談』とか。
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三浦しをんさんの感性から本をオススメされて読んでみたくなる本が多くあった。 題名通り本屋で待ち合わせもしてみたいなぁと思ったりもしたりして。 こういった本も読んでみたくなってしまう。
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しをんさんの書評集。とにかくしをんさんの本愛が溢れた作品。ホントに本が好きなんだな~。とてつもない読書量に感心する。いつ自分の作品を書いているのだろうか。相変わらずの言葉運びで面白い。読んでみたい本が増えた。
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よくしてくれるおっちゃんの話につきあっているような感覚になる一冊だった。 最初は「ああ、はいはい。本当に本が好きなんですねー」って相槌をうつくらいの気持ちで読んでいましたが、最後は「なんてことしてくれたんだ!ただでさえ積読があるのに、読みたい本が増えちゃったじゃないか!」とうれ...
よくしてくれるおっちゃんの話につきあっているような感覚になる一冊だった。 最初は「ああ、はいはい。本当に本が好きなんですねー」って相槌をうつくらいの気持ちで読んでいましたが、最後は「なんてことしてくれたんだ!ただでさえ積読があるのに、読みたい本が増えちゃったじゃないか!」とうれしい悲鳴をあげることになりました。 本のカタログになる本です。
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自分があまりにも本を読んでこなかったのだと驚愕した。読んだことある本が一冊もない!タイトル知ってる本ですら一冊のみ・・。 物書きの人の書評だから読んでいて惹き込まれる。
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書評集だけど、いつものしをん節でお堅い感じはなく、ふむふむわははと読み進めます。 最近本や読書に関する本を立て続けに読んでいますが面白いですね。自分と読書傾向が多少違っても面白い。紹介された本はほぼ未読の本でした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
一言で言えば、 「ブックガイド」 三浦さん自身も、そう紹介されています。 目次では70冊ちょっとしか挙がってないが触れられている本は100冊以上。 文学、歴史、社会問題、芸能、風俗・・。 様々なジャンルが散りばめられている。 僕が直感的に読みたいなと思った本は、 ・『BESTっす!』ゲッツ板谷 ・『潤一』井上荒野 ・『なほになほなほ 私の履歴書』竹本住太夫 ・『圏外へ』吉田篤弘 フォロワーさんは、三浦さんの、 「お友だちからお願いします」 を話題にされていて、こちらの方も読んでみたいなと感じました。 三浦さんは、 本に埋もれるような、本を中心とした、食事どきでさえ本と向き合う人生。 そんな情熱・執着を持ち続けているうちに書いて楽しませる側にも回ったんだ、と感じた。 まだ読んでいないが、 『舟を編む』 気に入って何回も映画を観た作品なので、 いつか彼女の原作を読んでみたい。 きっと素晴らしい作品なのだろうと思う。
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作家さんがどんな本に興味を持っているのかがわかり面白かった。 四章の『読みずにわかる東海道四谷怪談』が個人的には1番だった。
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さすが三浦しをんさん!と拍手してしまうほどに、私に刺さるものでした。本が大好きな三浦さん、色々な本が紹介されています。 キュリー夫人の話は少し笑ってしまいました。
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