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モラトリアム・シアターproduced by腕貫探偵 の商品レビュー

3.2

48件のお客様レビュー

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    1

  2. 4つ

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2012/12/20

■舞台は私立女子校。腕貫探偵が導く真相は―― 学校関係者が連続死。新任講師・住吉ミツヲは混沌とする記憶を抱えたまま事件に巻き込まれていく。彼は同僚の妻を殺してしまったらしいのだが……。封じられた記憶の鍵を握るのは魔性の女性事務員なのか? 交錯する時間軸と人間関係に惑うミツヲを救...

■舞台は私立女子校。腕貫探偵が導く真相は―― 学校関係者が連続死。新任講師・住吉ミツヲは混沌とする記憶を抱えたまま事件に巻き込まれていく。彼は同僚の妻を殺してしまったらしいのだが……。封じられた記憶の鍵を握るのは魔性の女性事務員なのか? 交錯する時間軸と人間関係に惑うミツヲを救うため、愛くるしい女子高生、ド派手な女大富豪、腕貫着用の公務員――三人の個性派探偵が集結。幻惑の舞台が開演する!

Posted byブクログ

2012/12/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ふと気が付くと、血まみれの包丁を持って倒れていた。 もちろん近くには、血まみれの死体。 これは、まさか自分が殺したのだろうか? 突如として、道のどこかに現れる腕貫をつけた公務員。 短編が主だった彼が、長編の推理を!? と思ったのに 最初の方にちらっとでて、最後に〆るだけ。 もう少し出番が多いのかと思いきや…その部分ではがっくり、でした。 登場人物、もしかして? のオンパレード。 腕貫さんをダーリンと呼ぶ彼女に、大富豪探偵に 刑事さんも見覚えのある名前。 リンクならではの楽しみが大量に。 しかしまさか、事件がポテトサラダで メインがそこだとは。 ものすごく予想外のゴールでした。

Posted byブクログ

2012/11/19

櫃洗市を舞台に、お馴染みの腕貫探偵や大富豪探偵、女子高校生探偵が加わった長編ミステリ。探偵役だけでなく、刑事やニュースキャスターなどの常連キャラも登場。 西澤作品だからうるさくいう方はいないと思うが、フェアなミステリではない。誰もが怪しいと思う仕掛けが露骨に提示されているが、展開...

櫃洗市を舞台に、お馴染みの腕貫探偵や大富豪探偵、女子高校生探偵が加わった長編ミステリ。探偵役だけでなく、刑事やニュースキャスターなどの常連キャラも登場。 西澤作品だからうるさくいう方はいないと思うが、フェアなミステリではない。誰もが怪しいと思う仕掛けが露骨に提示されているが、展開が判らない。 謎解きよりも、その過程におけるキャラの会話が面白い。一見、ダメンズ主人公なのに実は、、、ではなく、今回の主人公は最後までダメンズだっのに、ハッピーエンドになっている。 シリーズ化しそうだね。

Posted byブクログ

2012/11/10

腕貫探偵のシリーズ番外編、という感じ。腕貫探偵、出番はあまり多くない、というより少ないのですが。まさかそんな役割を果たしていたとは! この事件の真相については多くを語れません。うーむ、そういう物語だったのかあ。実はすごくシンプルだったかもしれないけれど。読んでいる最中はとっても複...

腕貫探偵のシリーズ番外編、という感じ。腕貫探偵、出番はあまり多くない、というより少ないのですが。まさかそんな役割を果たしていたとは! この事件の真相については多くを語れません。うーむ、そういう物語だったのかあ。実はすごくシンプルだったかもしれないけれど。読んでいる最中はとっても複雑です。

Posted byブクログ

2012/11/05

モラトリアム・シアター読了。期待してた方向性とは全然違ったんだけど、そこそこおもしろかった。でもこれもうミステリじゃなくて神のロジック~方面に行ってるな。腕貫探偵はそういうのじゃないと思ってた。あとあいかわらず主人公とヒロインの性格が常に同じ。もう名前違うだけだな……

Posted byブクログ

2012/10/15

先ず、最初に出てきた女性が主人公かと思いきや、なんと殺される役。犯人かと思われた気弱な名門女子高の英語教師の青年(なんと前作登場の腕貫さんに好意を寄せるグルメ女子大生ユリエのお兄さん)がメインの登場人物となり話が進みます。 西澤作品頻出の櫃洗市が舞台で、なんと『必然という名の偶...

先ず、最初に出てきた女性が主人公かと思いきや、なんと殺される役。犯人かと思われた気弱な名門女子高の英語教師の青年(なんと前作登場の腕貫さんに好意を寄せるグルメ女子大生ユリエのお兄さん)がメインの登場人物となり話が進みます。 西澤作品頻出の櫃洗市が舞台で、なんと『必然という名の偶然』に出てきた富豪探偵の女性が、ユリエのお兄さんの生徒の叔母。 櫃洗市関連の今までの登場人物の人間相関図がだんだんと。。。 腕貫探偵の長編と思って喜んだのですが、今回腕貫さんの登場場面はかなり少なくちょっと残念。 腕貫さんの次回作に期待です。せっかく関連登場人物も増えたことですし。。。

Posted byブクログ

2012/10/14

いかにもこの作者らしい仕掛け満載な作品。腕貫探偵で長編を作るとしたらこういう形しかなかったのだろうなと思う反面、違うテイストのシリーズでも作れたのではと少し惜しい気がした。殺人事件が何かありそうでなかった的な終わり方になってしまっている。それ自体が仕掛けとわかっていながらやはり何...

いかにもこの作者らしい仕掛け満載な作品。腕貫探偵で長編を作るとしたらこういう形しかなかったのだろうなと思う反面、違うテイストのシリーズでも作れたのではと少し惜しい気がした。殺人事件が何かありそうでなかった的な終わり方になってしまっている。それ自体が仕掛けとわかっていながらやはり何となく物足りない感じがした。次は短編集でいいかも。

Posted byブクログ

2012/10/09

腕貫探偵シリーズ。 うーん。 面白かったけど、強引だったかなっていうのが感想。 前提や展開が強引で、なかなかついていきづらいっていうか、読んだあとも結局なんだったかよく分からないってゆー。 面白い、ってだけならいいけど、辻褄が合うとかしっくりくるとかは求めちゃダメな感じ。

Posted byブクログ